日々の泡。

popholic diary

2023年7月22日~28日の話。

2023/7/22

7時15分起床。BSで「あまちゃん」観ながら朝食。朝のうちに部屋で日記を書く。で昼前から映画館へ。

アップリンク京都にてルーカス・ドン監督「CLOSE/クロース」観る。13歳のレオとレミは幼馴染の大親友。四六時中一緒にいていつも二人でじゃれあっている。中学に進学した二人だが、クラスメイトからその親密さをからかわれたことからレオはレミにそっけない態度をとるようになる。理由がわからないレミ。ある日大喧嘩の末、突然の別れが訪れる。あまりにも繊細であまりにも切なくて心に突き刺さった。カメラが捉えるレオの表情、一挙手一投足。胸が締め付けられ苦しくなった。彼の小さな心の中に広がる罪の意識、痛み、悲しみ、やるせなさ。そのどれもに戸惑いながら涙を流すことすらできないでいるレオ。忘れがたき素晴らしい傑作。

帰りはのんびり祇園祭の鉾などを見ながら地下鉄3駅分京都駅まで歩く。途中コメダ珈琲に寄ってアイスコーヒーにミニシロノワールを。キャンペーン中でミニシロノは半額ですと店員さんに言われて、えっそうなの、知らなかったなーみたいな振りしたが、ホントは店の前にキャンペーンポスター貼ってあってそれ見たうえで、それ狙いでコメダに入ったのだった。クーラーの効いた店で、冷え冷えのアイスコーヒーとミニシロノ最高。

帰宅し夜はぼんやりTV。千鳥、かまいたち、そしてダイアンの27時間テレビ。「ごっつええ感じ」チームと対戦するコーナー。松本人志に対峙する千鳥・大悟を見ながら、今これ出来るの大悟だけだなーと感心。30年誰もたどり着けなかった場所に立ってるんだ。昔々KBS京都のいくよ・くるよ師匠のラジオ番組にゲストで出た千鳥を聴いた時、まさかここまでど真ん中に昇りつめるとは思わなかったなー。深夜はさんまさん。楽しいテレビを体現するさんまさんだが、「ラブメイト10」はさすがに時代錯誤感もある。ベストテン方式は辞めて順不同の10人にしましたなんて中途半端なエクスキューズするぐらいならやらない方が良い。60をとうに超えたさんまさんが、いまだにこれをワイワイやってることがさんまさんらしくて素晴らしくはあるのだが…。別にポリコレとか関係なく、高齢男性が女性をジャッジすることに暴力性を感じてしまうのだ。心で思っていたとしても、それを表に出すことに躊躇がある。自分はもうそこに無自覚にはいられない。昔なら普通に誰々かわいいとかきれいとか言っていたが、今はその言葉すら避けている。

2023/7/23

8時起床。朝のうちに妻と買い物。午後からはテレビ見ながらひたすらぼんやり。全国ネットでフィーチャーされる岸大介(ダイアン・ユースケ)。しかし岸大介、まだまだこんなもんじゃないぜ。あと千鳥、かまいたち・ダイアンを圧倒的な力で制圧する有吉弘行の凄味を思い知る。しかし先週の出張の疲れがまだ残っってるな。時折うとうとと昼寝。

夜、実家に行っていた娘が母手製の稲荷寿司を持ってきてくれる。今は離れて暮らす娘が、自分の意志でお祖母ちゃん(僕の母)のとこに顔出してくれてることが嬉しい。兄と僕、男兄弟二人で娘が欲しかった母は、唯一の孫となるわが娘のことをそりゃもう生まれた瞬間からかわいがってくれた。孫娘と話することが母にとっては何よりうれしいことなのだ。そんなことを想いながら激うま稲荷寿司の夕食。

2023/7/24

朝から暑い。さすがに自転車通勤に変更したがそれでも汗だく。たまりにたまった仕事を片付けるも終わりが見えないなー。

2023/7/25

結局今日も仕事片付かなくて2時間ばかり残業。当たり前のように4、5時間残業してた時代を考えると恐ろしくもなる。

NHK+で「SONGS/キャンディーズ」を観る。今もなお素敵な伊藤蘭さん。「見ごろ食べごろ笑いごろ」でノリノリでコントを演じるキャンディーズ3人の活き活きと溌溂な姿が楽しい。特にランちゃんのコメディセンスが最高!

2023/7/26

NHK+でドラマ「やさしい猫」を観る。とても気が重くなるドラマだ。それでもとても大切なドラマだと思う。今もなお理不尽な理由で、理不尽に拘束される多くの人がいる。この国で、国の暗部を描くことはとても勇気がいることだ。それが見せたくないものであればあるだけ、叩かれ潰される。人権意識が希薄で、極端な排外主義。この国の現実を見せつけられるよう。いや、現実はこんなもんじゃない。もっともっと酷いことがまかり通っているのだ。

2023/7/27

僕の最初のロックスターは大沢誉志幸(現・大澤誉志幸)さんだ。中学生の頃にABCテレビ「ヤングプラザ」で観たライブに度肝を抜かれた。PINKのメンバーを引きつれ、スーツ姿で激しくダンスしシャウトしまくるファンキーなライブ。最高過ぎて大興奮したなー。で今もふと聴きたくなって聴くのだが、改めて大沢さんの提供曲をspotifyで探しまとめてみた。ポップでキャッチー、そしてファンキーなダンスナンバーとしっとりと心の琴線に触れる美メロ炸裂バラードナンバー。いや大沢さんの功績はもっともっと称えられるべき。日本音楽史において最重要人物の一人でしょ。お茶の間にソウルを持ち込んだ男。大沢誉志幸以前、以後で日本のR&Bソウルミュージックの歴史が変わっている。リスペクト大沢誉志幸

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最後のビートたけしパートは必聴ですよ!

2023/7/28

やっと金曜。酷暑。若手と営業回りして「丸亀製麺」で冷やし豚しゃぶぶっかけうどん。のどごし良し。暑い夏の冷やしうどんは美味しいな。午後はこの酷暑の中、炎天下で収録。さすがに効いた。ヘロヘロになり帰宅。今週もよく働いた。

風呂に入って汗を流し、梅酒のソーダ割と餃子の夕食。至福の時。