日々の泡。

popholic diary

2021年9月18日~24日の話。

2021/9/18

朝から保険屋さんと契約諸々。倹約家の妻に言われるままにいろいろ見直し。そのまま商店街の散髪屋ですっきりと。

午後は映画館へ。MOVIX京都で堀江貴大監督「先生、私の隣に座っていただけませんか?」を観る。ノーマークだったのだが、Twitterなどで信頼できる方々が絶賛していたので。漫画家の佐和子は夫の不倫を知り、それを題材に漫画を描き始め…。黒木華柄本佑による、まるで舞台劇のような濃密な映画。漫画と現実が交差し、観客を想わぬところに連れていく。面白かった!黒木&柄本のスリリングかつ絶妙で繊細な演技は言わずもがなだが、夫の不倫相手であり担当編集者を演じる奈緒が良かった。不倫の当事者でありながら、客観的に状況を楽しんでいるという一番ヘンな奴なんだけど、その真ん丸な眼に惹きこまれる。

そして16時10分映画終了で、すぐエスカレーターで階を上がって、16時10分開始のアミール・“クエストラブ”・トンプソン監督「サマー・オブ・ソウル(あるいは、革命がテレビ放送されなかったとき)」を観る。音楽好きの方々の評判もすこぶるよく、「町山智浩アメリカを知るTV」で紹介してて、これは観とかないとと思ってたのだがなかなか時間が合わなくてやっと。1969年に行われた「ハーレム・カルチャラル・フェスティバル」。50年の時を経て発掘されたフィルムに映るのは"若手"のスティーヴィー・ワンダーに、才気走ったスライ・アンド・ザ・ファミリー・ストーン、ピースフルなフィフス・ディメンションに圧巻のニーナ・シモンなどなど素晴らしい演奏、映像。それに加え演出・編集にリズムがあって映画自体が音楽そのもののよう。素晴らしかった!

映画の行き帰りにradikoタイムフリーで聴いてたのは杉作さんの「ファニーナイト」。「男と女のラブゲーム」フルで7バージョン聴かせるというとてつもない企画で、頭の中でフィフス・ディメンションが「男の女のラブゲーム」を歌っている。しかし杉作さん、相変わらず最高。ちょっと気持ちが落ち込んだり、ふさぎ込んだりしてる時には杉作さんのラジオを聴けばいい。

帰宅して「博士ちゃん」観る。東京大学総合研究博物館遠藤秀紀教授の話に深く感銘を受ける。「知」の蓄積の大切さ。

2021/9/19

日曜。いつものように妻と買い物。部屋の照明がつかなくなってしまったので、LEDのに買い替え。もう26年も経ってるからな。Joshinのポイントが貯まってたのでちょうどよかった。

昼は冷凍のパスタ。最近、時々買うのだが、安くて美味しくて便利なもんだなー。

今日は珍しく娘も休みなので、家族でホットプレートを囲んで焼き肉の晩御飯。安いお肉ながら、こうして家族で食べられるのは嬉しい。久々にほろよいチューハイを。

2021/9/20

朝から妻とホームセンターへ。庭に穴が開いているのを発見。マンションの構造上どうなってんのかよくわからないのだが、盛られている土が雨で徐々に流れていったんだろう。とりあえず置いていた物置をどかし、応急処置的に買ってきた砂利を入れてみるが全く埋まらず。25年も住んでるといろいろ問題出てくるな。管理会社へも電話して、さてどうするか。

昼はやきそば。コウケンテツさんのレシピを参考に、最近はまず「そば」だけをしっかり焼く。でいったん皿に出して、改めて豚肉やらキャベツやらを炒めて炒まったところで先ほどの「焼きそば」を投入しソースで味付け。以前の作り方より美味しくなっている。ような気がする。

午後は家族そろってダラダラ。録画した「やすとものいたって真剣です」「ロンハー」などを消化。夕方、妻の実家へ。近くのスーパーで値引きされた寿司を買って義母もいっしょに夕飯。最近つくづく「家族で一緒にご飯を食べる」って幸せなことだなと思う。

2021/9/21

最近には珍しく、朝から会議や商談でバタバタ。営業として関わっていた番組が終了。番組の最終回って何回味わっても寂しいもんだ。いつか、また復活を。なんて言葉がいかに空しいかもよくわかっている。

2021/9/22

テレワーク。話題になっていたGEOの格安骨伝導イヤホンをどんなものかと購入したので、テレワークのお供に。耳がふさがれないので電話や宅配便が来ても安心。耳が痛くならないので楽。思ったより音も悪くないんだな。ま、radiko聞く分には何の問題もない。町山さんの「アメリカ流れ者」(たまむすび)、爆笑問題の日曜サンデー鈴木おさむゲスト回、「東京ポッド許可局」、杉作さんの「ファニーナイト」などを。

実家から引き揚げてきた大量のカセットテープ。ふと思い出して久々に聴いてみる。古くは70年代後半、小学3年生ぐらいの頃ラジオのリクエスト番組なんかから当時の歌謡曲やアイドルポップを一生懸命録音したものからある。革命的だったのは我が家に初めて本格的なステレオが来た84年。2歳上の兄貴が高校入学祝いに買ってもらったステレオコンポ。僕は中二でそこからはレコードを買い集めることになる。買ってきたレコードはまず兄貴のステレオを借りてカセットテープに落として、自分のラジカセで聴くというパターン。小6のお正月にお年玉で買ったパイオニアイコライザー付きのラジカセはお気に入りだった。駅前にあったレンタルレコードの黎紅堂にもたびたび通った。中学生のお小遣いでは月1枚レコードを買うのも難しかったから。使うカセットテープにもその時々で自分内の流行があってね。マクセルのクロームテープXLⅡ-Sは特にお気に入り用とか、白いボディがかっこよくって一時期猛烈にはまったSONYのHF-PRO、TDKならAR-Xとかね。カセットテープそのものも好きだったなぁ。駅前にあった電気屋タニヤマムセンで意味なくカセットテープ眺めたりしてね。メタルテープは憧れだったな。駅前のレコードショップ・タキでレコードを買い、自転車をぶっ飛ばして帰宅。カッターを使って丁寧にセルファンを切ってレコードを取り出す。盤面に触らぬようにターンテーブルにセット。レコードと一緒に買ってきたカセットテープをデッキに。録音待機状態にして軽くレコードを聴き録音レベルを調整。調整が完了したら、録音開始。レコード針が盤に落ちる「ボツッ」という音を聴いてすかさず録音ボタンを押す。あとはゆっくり歌詞カードを眺めながらかみしめるように音楽を聴いた。今思い出しても本当に最高に幸せな時間だった。新しいレコード、新しい音楽、扉が開き、新しい世界が目の前に広がる。そんな瞬間。今ではもうそんな風に音楽を聴くことはなかなかできないけれど、それでも今もまだ音楽を聴いてるのは、あの瞬間を覚えているからだ。f:id:popholic:20210924213542j:plain

おっと、いかんいかん。すぐノスタルジーに浸ってしまう。

2021/9/23

祝日。仕事の娘を送り出し、妻とのんびり。午前中は猫好きの妻のリクエストでびわ湖大津館へ。びわ湖大津館は昭和9年に建てられ、皇族やヘレン・ケラージョン・ウェインなど多数の著名人が宿泊した旧琵琶湖ホテルを改修・保存したところで、今はレストランや市民ギャラリーなどがある。でここで琵琶湖岸に住む猫たちを撮った写真展をやってるということで。猫と暮らし始めて15、6年になろうか。今では猫がいない生活など考えられない。それにしてもいい天気。f:id:popholic:20210923112328j:plain

午後は家で映画でも。なんとなく軽くてすっきりする映画が観たくて、以前映画館で観ているが、韓国のパニックエンタメ「EXIT」を。主演はチョ・ジョンソクと少女時代のユナ。泣き、叫び、走りながらも軽やかでさわやかなユナがいい。

2021/9/24

金曜。今週は結局ほとんど会社に行ってない。どうも最近は仕事が二の次、三の次に。それでいいのかという気持ちとそれでいいのだという気持ち。この気持ちすらも流れるままに。

今週聴いた音楽は

 

2021年9月11日~17日の話。

2021/9/11

土曜休日。7時半起床。朝ドラ観ながらトーストとハムエッグの朝食。ゆっくり新聞を読んで、9時からはradikoで「ナイツのちゃきちゃき大放送」。

それからアマプラで映画を一本。キム・ジュホ監督「王と道化師たち」を観る。かって甥を殺して王位に就いた世祖。領議政のハンは噂を操る道化師たちを使って王のイメージアップを図ろうとするが…。時代劇コメディながら「フェイクとデマで国民を騙す為政者」というまさに現在的なテーマ。最初こそは金の為と偽りの噂を流す道化師たちが、真実を知り命がけでその真実を伝えようとする。政権に都合のいいデマを堂々と垂れ流す某国際弁護士におすすめの一本。恥を知れ!

午後からもう一本。大島新監督「園子温という生きもの」を観る。映画監督・園子温を追ったドキュメンタリー。根っからの表現者。ある種の破綻も表現が上回っていく。

で夕方から妻と一緒におでかけ。宮藤官九郎作・演出「愛が世界を救います(ただし屁が出ます)」を観る。2055年を舞台に未来を予言できるけどその度に屁が出る少年と、テレパシーが使えるけどその度に寄り目にしゃくれ、おまけに心の声はおっさんという少女のボーイ・ミーツ・ガールな物語。ってな感じもありつつ、ひたすらふざけ、でも心意気と志しのある芝居。赤いテレキャスをかき鳴らすのん(実在したんだ!という感動があったなー)、屁をこきまくる村上虹郎のフレッシュな二人に、藤井隆、伊勢志摩、三宅弘城荒川良々少路勇介といった芸達者で本物のふざけた大人たちが脇を固める。藤井&伊勢コンビには爆笑したなー。いや、ほんとに楽しかったー。くだらないの中に大切なことがある。

f:id:popholic:20210918222734j:plain

2021/9/12

日曜。朝はいつものごとく妻と買い物。昼は野菜たっぷりのちゃんぽんを作って食べる。あと録画した番組を消化。「町山智浩アメリカを知るTV」「やすとものいたって真剣です」など。

あとはまだ読み切れていない「調子悪くてあたりまえ近田春夫自伝」を読む。若き窪田晴男率いる人種熱とのシーン、とがってんなー窪田さん。人種熱から派生するPINKや窪田さんのパール兄弟、そしてプレジデントBPMビブラストーンのあたりはちょうど高校生~大学生の頃でリアルタイムで熱狂して聴いていたのでいろいろと思い出がよみがえってくる。プレジデントBPMとタイニーパンクスが出たフジテレビ「LIVE JACK」録画したVHSまだあるはず。

2021/9/13

月曜。夜は引き続き過去のTweetをブログに移し日記を補完。

2014-01-01から1年間の記事一覧 - 日々の泡。

この頃にはすでに年間100本以上の映画を観るようになっていたので映画の話題多し。

2021/9/14

毎週録画している水道橋博士さんの「BOOKSTAND TV」をまとめ観。しかし博士さんの活動を追っていくと読みたい本が多くなりすぎて困る。ここ数年、深刻な収納問題があって、もはや本やCDが探せない&取り出せない状態になっている。人生残り長くて30年、元気でいられのはせいぜい15年ぐらいか。そう考えるとそろそろ片づけていかないとという気持ちもある。でもなぁ、まだ読みたいし観たいし聴きたいんだよなー。

2021/9/16

遅い夏休み。朝からMOVIX京都へ。トマス・ヴィンターベア監督「アナザーラウンド」を観る。「血中アルコール濃度を0.05%に保つと仕事もプライベートもうまくいく」そんな実験をする中年教師4人組。仕事もプライベートもイマイチぱっとしない男たちが酒の力を借りて人生を取り戻そうとするが、最初こそうまくいっていた実験もやがて破滅に転がっていく…。人生に疲れ、自分の殻に閉じこもってしまう中年男の悲哀が身に沁みる。そしてそこからのONCE AGAIN。映画では「酒」が一つのきっかけになるのだが、これは酒に限らず、何かに熱中したり夢中になることで再び人生が輝きだすということはある。その一方であまりに深入りしたり、狂信的になり過ぎるとそのことが人生をも蝕んでいく。ま、ほどほどにね。ってことなんだけど、破滅してしまう男にどこか惹かれてしまう自分もいる。俺にもまだONCE AGAINあるのかな?なんてちょっとセンチメンタルになっちゃった。

で徒歩移動で京都シネマへ。エメラルド・フェネル監督「プロミシング・ヤング・ウーマン」を観る。キャシーはコーヒーショップでバイトしつつ、夜な夜な酔いつぶれて(「酔いつぶれた」フリをして)お持ち帰りしようとする男たちを制裁している。かって将来有望と言われた彼女は親友が巻き込まれたある事件によって医大を中退している過去があるのだ。映画が進むにつれ、その「ある事件」について、そしてその事件がどのように扱われたのかが浮かび上がる。容赦のない彼女の復讐は、事件にかかわった人たち、当事者のみならず傍観者や事件を消し去ろうとした者たちにまで及び、その罪を告発していく。今もなお多くの女性たちを苦しめているであろう現実を、映画は告発し観る者たちに突きつける。「ある事件」に加担するのは決して極悪人だけじゃない。ごく普通の優しい男たちであり、女たちもまた場合によっては加担しているのだ。観終わった後、自分自身の過去の振る舞いなどに問題はなかったかと考えさせられる。

とてもメッセージ性の強い映画ではあるのだが、同時にこれが映画としてめっぽう面白い。主演のキャリー・マリガンもビシビシに気合入っていて、最後まで彼女の一挙手一投足に目が離せない。凄い映画だった。

映画の行き帰りにradikoで角田さんの「蛤御門のヘン」。NegiccoのKaedeさんゲスト。普通の音楽番組なら、まぁ通り一遍の質疑応答インタビューみたいになっちゃうのだが、そこは角田さん。Kaedeさんという人間に触れるようなインタビューで面白い。

2021/9/17

会社帰り、ネットカフェによって文春の小山田圭吾インタビューをチェック。ほぼ同年代、フリッパーズの登場は衝撃だったし、学生時代は熱狂して聴いていた。記号化された不良性を打ち出す「ロックバンド」に乗り切れなかった僕には、知能犯的な彼らはとても魅力的に見えたし、なによりその音楽が好きだった。解散後の例のインタビューは露悪的なカマシ程度に受け流していた。今となっては自分のその態度もまた90年代の空気に流され、被害者に思いを馳せるまでの想像力が欠如していたとしか言いようがない。「プロミシング・ヤング・ウーマン」を観た直後ということもあり、それをそのまま置いといたことも罪への加担だと感じる。

文春インタビューではその記事に至る経緯や後悔が語られる。併せて公表された謝罪・説明文も読んだが、とても真摯に感じたし、意識の変化は彼のその後の仕事からもよくわかる。罪と罰。贖罪と許し。自分の過去を振り返りつつ考えちゃうな。

 

で今週聴いた音楽

  • 「Love,Yerin」Baek Yerin
  • 「PAPERS BED」ARB
  • 「Observe」Baek A Yeon
  • 「HULA HOOP」LOONA
  • 「サイクルズ」Kaede
  • 「YOURS」FAIRCHILD
  • 「COFFEE BAR COWBOY」藤井隆
  • 「VERY YES」堂島孝平
  • 「嘘つきと音楽のはじまりに」加藤千晶とガッタントンリズム
  • 「SHOWER」武藤彩未

 

2021年9月4日~10日の話。

2021/9/4

休日。夏もそろそろ終わり。その前に水道橋博士さんの「はかせのみせ」で買った「SUIDOBASHI KID」Tシャツを着る。Tシャツはメッセージということで。

f:id:popholic:20210904085626j:plain

で朝から京都みなみ会館へ。映画を一本。イ・ジョンピル監督「サムジンカンパニー1995」を観る。時代は1995年。実務能力は高いが高卒ということで仕事は雑用ばかりのOL3人組。ある日、自社工場が汚染水を川に排出していることを知り…。弱き者たちが巨大な力に立ち向かう胸熱映画。ガラスの天井を突き破ろうとする3人を応援せずにはいられない。正義感が強くちょっとおせっかいなジョアン、クールで皮肉屋のユナ、数学の天才だけどのんびりしたボラム。設定はベタだけど演じるコ・アソン、イ・ソム、パク・ヘスのアンサンブルが良い。90'sのメイクや衣装も楽しい。それぞれが心に秘めた葛藤、痛みや苦しみが、最後の大逆転劇で報われる。あとゲーム風のエンドクレジットがかわいくて最高!

でこんなご時世。映画だけ見て、まっすぐ帰宅。行き帰りにはradikoで花房観音さんゲスト回の「蛤御門のヘン」聴きながら。

昼はチャーハンとインスタントラーメン。「アメトーーク上島竜兵回など見てぼんやり。

2021/9/5

朝から実家へ。車中ではradikoで「問わず語りの神田伯山」。爆笑問題・太田さんを嬉々としてイジってて面白い。

実家では母の手伝いでもろもろ買い物。墓参りをして近くに住む叔父もいっしょに施設の祖母のところへ。コロナ禍でガラス越しの面会。祖母100歳、叔父80歳、母74歳、俺50歳。老人だらけだ。

2021/9/6

朝晩はすっかり涼しくなった。夏はどこへ行ったという感じだ。

2021/9/7

当ブログ日記、過去の抜け部分を補完すべく、過去Tweetをまとめ失われた日記の復元作業。2014年から手始めに。自分でもよく映画見てんなと感心。

興味のある方はぜひ過去の日記もお読みください。

2021/9/8

Ginger RootというアーティストのAL「City Slicker」がめちゃくちゃ良くて驚いた。ハッピーでミラクルなサウンド。このMVも実にふざけていて最高。


www.youtube.com

2021/9/9

テレワーク。仕事のお供にradiko。「たまむすび」町山さんの「アメリカ流れ者」、水道橋博士さんが月一コメンテイターの「北野誠のズバリサタデー」、杉作さんの「ファニーナイト」。昼はざるそば。午後になると集中力が途切れがち。

夜、配信で「アサヤン VOL.21『出禁の男』解禁〜蘇るテリー伊藤『アサヤン』伝説」。テリー伊藤さんがのっけからキレッキレ。90年代半ば、ちょうど裏方から出る方に回られたぐらいの頃。首都圏地区の営業担当でよく出張に出てたのだが、ニッポン放送「テリーと上ちゃん、のってけラジオ」よく聴いてたなぁ。なんてことをふと思い出す。

テリーさんの片腕として数々の企画を形にしてきた高須SAN、テリーさんの門下生・放送作家の島津さん、そして大学時代からテリーさんのそばにいた「出禁の男」著者の本橋さん、そして水道橋博士さんが数々のテリーさん伝説を語る。今もって数々の伝説を越えていくテリーさんのまさに斜め上を行く発想とマシンガントークが凄すぎた。ただ突飛なわけではなく、そこには意味と意図があり、その根底にはあくなき人間への興味がある。「元気が出るテレビ」「浅ヤン」そして語られた「東京オリンピック」演出案など、ちゃんとそこに演出家としての矜持があるのだ。ふと真面目な話になったかと思うと、一気にくだらないに振り切るトークの緩急。面白い人の面白い話はやっぱり面白い!それとテリーさんが語る「たけし」さんがまたかっこいいんだ。

asayan.s-hakase.com

2021/9/10

韓国の女性ソロシンガー、イ・ハイとペク・アヨンが時を同じくしてカムバック。ともにオーディション番組出身、2012年デビュー。片やJYP、片やYGという大手事務所からデビューし、着実にキャリアを積み上げてきた二人。オーディション番組に出てた頃から見ているし、両者の歩みを追っかけてきたのでデビューから10年近くの歳月がたち、それぞれ事務所移籍しなお、しっかりと地に足の着いた活動を続けていることが嬉しい。ソウルフルな歌声に、大人の色気と円熟味まで加わったイ・ハイ。可憐な歌声で「いいポップス」を聴かせるペク・アヨン。長く音楽を聴いているとこういう成長に立ち会えるのが嬉しい。


www.youtube.com


www.youtube.com

 

で今週聴いた音楽は

2021年8月28日~9月3日の話。

2021/8/28(土)

朝から散歩がてらアレックスシネマへ。イ・ヘジュン、キム・ビョンソ監督「白頭山大噴火」を観る。白頭山が大噴火!このままでは半島もろとも崩壊。火山の鎮静化を図るため北朝鮮の核爆弾を奪い、火山の地下で爆発させマグマを逃がすしかない。ってな、むちゃくちゃなミッションを遂行しなくちゃならなくなったのが、爆弾処理班の頼りないチョ大尉。核爆弾のありかを知る北朝鮮のスパイ、リ・ジュンピョンと騙し騙されの攻防戦を繰り広げつつ無謀なミッションに挑む。まぁてんこもりのパニック超大作。もはやハリウッドとなんの遜色も無い凄まじい映像。主演はハ・ジョンウ&イ・ビョンホンの2大スター。敵対しながらも襲い来る困難に立ち向かう中で次第に生まれる友情。熱いバディムービーでもあるのだ。筋肉を封印し知的な科学者を演じるマ・ドンソク、可憐な新妻、ペ・スジにカンヌ女優チョン・ドヨンの贅沢使いなどオールスターキャストも嬉しい。魅力的なキャラ、笑いも入れつつ泣かせどころはきっちり泣かす。大満足。

帰って昼食はインスタントの韓国冷麺。

夜、フジテレビの特番。松本人志×爆笑問題を待機。終始仕掛ける太田に受ける松本。「威嚇したのは、そっちでしょ」と太田光。スリリングで面白かった!

2021/8/29(日)

午前中はいつものごとく妻と買い物。昼はおろしそば。午後はYouTube「博士の異常な対談」ナイツ塙編をまとめ観。貴重な高田笑学校での浅草キッド漫才。一部だけど観られて嬉しい。二人の漫才(技術)論もたっぷりで見応えあり。

夜、「せっかくグルメ」でドアップ、カメラ目線の高畑充希ちゃんに悶絶!

2021/8/30(月)

午後休みをとってワクチン接種2回目。結構な人だったがスムーズな流れ作業で接種完了。考え方はいろいろあろうが、早く打ちたかったのでまずは良かった。安静にして早めに就寝。

2021/8/31(火)

特にしんどいというわけではないが熱測ると朝から7度ちょい越え。念のため、テレワークに。身体が熱を持ったまま、7度台前半をうろちょろの微熱が続く。昼過ぎがピーク。午後休にしてしばし横になって一休み。今日も早めに就寝。

2021/9/1(水)

熱も下がり通常営業。

夜、なんとなく自分の書いた古い日記を読む。98年から今に至るまで、抜けも多いけどなんだかんだと20年以上の記録がある。10年前の今頃は家族で韓国旅行に行ってるんだなとか。

popholic.hatenablog.com

過去に作っていたHPに残されている日記もこっちのブログに移して少し整理してみようかとか思いつつ、読んでみるとなんというか自分がこの20年観たり聴いたりしてきたものが思い出される。何に感動し、何に影響を受けてきたのかという変遷がわかる。

2021/9/2

本日テレワーク。一歩も外に出ないとやっぱりどこか鬱々としてしまう。寂しいのでradikoで「ビバリー昼ズ」「JUNK 爆笑問題カーボーイ」「東京ポッド許可局」「杉作J太郎のファニーナイト」を。ラジオとの付き合いも長い。家にソニー製のモノラルラジカセがあって、小学二年生の頃にはリクエスト番組聴きながらエアチェックしていた。小学三年生の時、お年玉で買った白いAIWAのポケットラジオは宝物だった。

YouTubeで懐かしいデビュー当時のCharaの映像。30年前。当時EPICソニー提供の「eZ」って深夜番組があって、まEPICの宣伝の為だけの番組なんだけど、そこで毎週のように流れてたCharaのMV。ちょっとエロくてキュートでめちゃくちゃかっこよくて、1stアルバム「Sweet」は発売日に買いに行ったなー。


www.youtube.com

そうか30年か。91年は何かと思い出深い。高校生までは暗くパッとしない生活だったが、大学生になって気の合う仲間たちと出会って、世界がバンバン開かれていくような毎日だった。91年、20歳の頃、大学3回生。もしかしたら人生で一番楽しかった年かもしれない。その中でも音楽は大きな要素で、野宮真貴を3代目ヴォーカリストに迎えたピチカートの5か月連続リリースに大興奮したり、ムーンライダーズ活動休止からの復活盤「最後の晩餐」発売日のことは今でもはっきり覚えてる、カーネーションを決定的に好きになった「エレキング」、フリッパーズギターの「ヘッド博士~」が出て、ORIGINAL LOVEも2枚組でメジャーデビュー。音楽聞くのが楽しくて楽しくてしょうがなかったなー。

2021/9/3

金曜。朝から朝ドラ「おかえりモネ」に悶絶。菅波先生っ!

週末の夜は映画館に。会社帰りにユナイテッドシネマでデスティン・ダニエル・クレットン監督「シャン・チー/テン・リングスの伝説」観る。ホテルの駐車係ショーンは平凡でどっちかというとさえない男。親友のケーティと楽しく暮らしている。しかしある朝、バスの中でいかつい男たちに襲われる。実は彼はかって父が率いる犯罪組織の中で武術を叩き込まれた、跡取り息子だったのだ。その事件をきっかけにショーンことシャン・チーは父と対峙し、自らの運命に導かれているのだ。わーっヘンな映画。思てたんとちゃう!…けど、最高っ!カンフーアクションに怪獣大戦争!変な動物最高だし、まんが日本昔ばなしやんなどなどめくるめく展開。それでいて男性性の呪縛から解き放たれ、正しく傷つき悲しみの先に進んでいくという今描くべきテーマも内包している。にしても悪に染まった父=トニー・レオン渋すぎ!監督、トニー・レオン大好きやろってぐらいのフィーチャーぶり。さらにミシェル・ヨーもかっこいいアクションを披露。香港映画ファンにはたまらない。イマイチ地味な主人公だと思ってたが、いやいやシャン・チー最高にいい奴!癖の強いMCUキャラの中でも、このほんわか感が逆に新鮮。なによりオークワフィナ演じる最高の相棒ケーティとのコンビがめちゃめちゃいい!男女でありながら、なんというか自然でお互いが信頼し合っていてとにかく最高に馬が合っている最強の二人。いやいや今後のMCU、新生アベンジャーズにはもはや期待しかない!楽しい映画だった。

今週聴いた音楽は

2021年8月21日~8月27日の話。

8/21(土)

折角の土曜だけど用心しておとなしく家で過ごす。

しかしテレビは専門家でも何でもない声がでかいだけの弁護士になんでコロナについて語らせるの?観ていられない。

アマプラで韓国映画を一本。イム・ギョンテク監督「聖女 Mad Sister」を観る。ボクシング国家代表にもなったという女優、イ・シヨン主演。誘拐された妹を救うために立ち上がる姉。まぁそうなるわなぁという展開。イ・シヨンの真っ赤なドレスを着てのハードなアクションはさすが。韓国映画らしく痛みを感じる重量感のある殴り合い。

夜、テレビで「博士ちゃん」。芦田愛菜ちゃんは子役の時はこまっしゃくれた子だなと思っていたが、今やもう好感度しかない。敬語で話してしまいそう。で昭和の歌姫特集。70年生まれの自分はぴったりベストテン世代。幼稚園の時に買ってもらったピンクレディのシングル。10歳の時には松田聖子がデビュー。可憐で大好きだったなー。中森明菜の全盛期をリアルタイムで観られたのは今思えば贅沢なことだ。今はサブスクなどで過去の音楽に手軽にアクセスできる。昔に比べると1曲の重みは軽くなっているかもしれない。でもやっぱり出会いの場が広がることはいいことだと思う。歌謡曲を発見した10代の子供たちが生み出すであろう未来の音楽が楽しみでもある。

杉作J太郎さんの「ファニーナイト」をリアタイ聴取。千葉真一さんの「旅人とひとり」をこの番組で何十回と聴いたから、千葉さんの訃報を聞いて一番に杉作さんのことを想った。杉作さんの好きが電波を通じて、まさに波のように僕にも伝わっていた。好きなことや物を好きと言い続けることは大切だ。たとえ小さな石であっても投げなければ波紋は広がらない。

8/22(日)

いつものように午前中は妻と買い物。昼はやきそば。最近凝っているオイスターソースと中華ダシを使った上海風焼きそば。それなりの味にはなるのだが、なんかシズル感が足りない。正解がよくわからない。

午後、妻と散歩がてらアレックスシネマへ。

濱口竜介監督「ドライブ・マイ・カー」を観る。日曜の昼下がり、3時間の長尺、たぶんわかりやすい映画じゃないだろうし、もしかしたら寝ちゃうんじゃないかとも思ったが全くの奇遇に終わった。長さは全く感じず、集中が途切れることなく観終えた。いつも映画を観ると、素晴らしい!とか凄い!って言いがちなんだけど、なんというか安易な言葉では言い尽くせない。言葉では追いつかない映画体験だった。

妻を亡くした演出家であり俳優の家福。広島で行われる演劇祭の為にマイカーで広島へ。映画祭の規約で現地での運転はドライバーに託されることに。そこで出会ったのが寡黙なドライバーみさき。

家福が演劇祭の為に演出するのは多言語で演じられるチェーホフ「ワーニャ伯父さん」。脚本家であった妻・音のドラマに出演していたが、スキャンダルによりフリーになっている役者・高槻をはじめ国籍も性別も違う役者たちが集められ芝居が作られていく。その過程はとても独特で、家福は役者たちに何度も繰り返し本読みをさせる。それぞれの言語、その中には手話すらもありお互いがお互いの言葉を理解できないまま何度も何度も台詞が交わされるのだ。

映画の中で特に印象的なシーン。亡き妻・音をめぐり車の中で交わされる家福と高槻の会話。ライターの西森路代さんがTwitterで「家福と高槻は、コントロールをしすぎる男とコントロールができない男ということで、表と裏。」と書いていたが、この表と裏が相まみえるシーン。音のことをわかりたい、理解したいと思い続ける二人。お互いの告白から得体のしれないモンスターのごとく浮かび上がる音の姿。そして彼らは気付く。「わからない」ということを「わかる」のだ。それにしてもこのシーンでの高槻=岡田将生が凄い。ギリギリのところから解き放たれたようにも、絶望の果てをみてしまったようにも見える。わかりたいと思っている間、決して触れることができなかった音の実像が、わからないということがわかった瞬間ふと目の前に現れる。そして二人は音から解き放たれるのだ。

家福とみさきは最初お互いわかり合おうとも理解し合おうとも思っていない。でもみさきは家福の愛車を運転することで、その愛車が大切に扱われてきたことを感じ家福のことを理解する。家福もまたみさきの丁寧な運転から彼女のことを理解する。決して多くの言葉を交わさない二人だが、移動する車を通じてわかりあう。二人を乗せた車は同じ道程の反復から逸脱し、みさきがかって暮らした遠くの町に向けて走り出す。そこでみさきもまた自分自身を縛り付けていたものから解き放たれる。

芝居つくりは進み、やがて役者たちは言葉の先に辿り着く。お互いわからない言語で台詞を何度も繰り返した果て、言葉や演技から解き放たれ、奇跡の瞬間が訪れる。

やっぱりうまくは感想をかけないが、たぶんこの先もずっと心に残り続ける映画になるだろう。いつもと同じ言葉だが、いつもとは少し違う気持ちで言いたい。素晴らしかった。

8/23(月)

録画していたスカートの澤部さんMCのシティポップ特番をチェック。この10年ほど毎日YouTubeなどで韓国の音楽をチェックしているのだが、2年ほど前から如実にシティポップサウンドが盛り上がってきていた。インディから始まり、K-POPアイドルまでもがシティポップサウンドに。これも配信がもたらしたこと。韓国や台湾のセレクターが選んだ楽曲陣のなんたるマニアックなこと。国境を越えて発見されていく楽曲たち。新たな化学反応が起こり、新たな音楽が生まれる。

8/24(火)

先週から読み進めていた細田昌志著「沢村忠に真空を飛ばせた男 昭和のプロモーター・野口修 評伝」読了。発売時に買っていたのだが、2段組みで500ページを超える大著に恐れをなしてなかなか読み始められずにいたのだが、読み始めると一気に引きずり込まれた。壮大なノンフィクションは野口修の父、野口進の物語から描かれる。格闘家にして右翼の活動家、野口進の人生を丹念に掘り起こすことで、野口修の壮大なバックボーンが浮かぶ。格闘技、興行、右翼人脈、海外とのパイプ……そして日本初の格闘技プロモーター・野口修が誕生する。

沢村忠。1970年生まれの僕は知識としてその名前は知ってはいたもののリアルタイムでは観てはいないし詳しくは知らない。筆者の細田さんは1971年生まれだから、その全盛期を体感したわけではないだろうに、それでもここまで掘り下げ調べ上げるとは。想像を絶する労力と根気、覚悟と執念を感じずにはいられない。

沢村忠が登場してくるちょうど中盤あたりから、面白さに拍車がかかる。新東宝ニューフェイスとしてデビューする俳優、白羽秀樹。やがて彼は野口修の元、沢村忠として一世を風靡する。キックの鬼としてスーパースターになっていく沢村忠。筆者はそのからくりと真実を追求していく。誰もが感じながら誰もが言い出せないことを。「教えて下さい。沢村忠の試合は真剣勝負だったんですか、八百長だったんですか」と野口修に直接問いかける場面。その緊張感そして野口修の回答。何も語っていないが全てを語るかのような態度。そして実際に沢村と対戦した相手に話を聞くためタイへ。対戦相手、ポンサワンによって語られる真実。だがそこにある沢村への敬意が不思議とその衝撃的な真実よりも心に残る。

そして修は芸能プロを設立。前半で描かれた野口家のファミリーヒストリーからするとこれもまた必然のように感じる。人生を共にすることになる山口洋子との出会い、沢村忠に続いて修は五木ひろしをスーパースターに育て上げる。あらゆる手段、人脈を使いつつ芸能界を暗躍、もちろん五木ひろしの実力があった上だが、レコード大賞にまでたどり着く。

だが人生は諸行無常。格闘界、芸能界でトップをとりながらやがて野口帝国は崩壊していく。沢村、五木は去り、すべてのツキからも見放されていく。表舞台からひっそりとフェードアウト、悪名が残り、栄光は歴史に埋もれていった。そして2016年野口修はこの世を去る。

晩年の野口修の下に通いつめ、彼の人生を辿り、時間、国境をまたぎ、仕事すらやめ、10年の歳月をかけて筆者はこの壮大なノンフィクションを書き綴った。彼が死んで4年。2020年「沢村忠を真空に飛ばせた男 昭和のプロモーター・野口修 評伝」刊行。キックボクシングを作り、沢村忠というスーパースターを育て、五木ひろしを世に出した稀代のプロモーター・野口修の清濁併せのんだ偉業は、歴史の闇に葬り去られるすんでのところで、細田昌志さんの覚悟と執念が込められたこの一冊によって救いあげられる。

2021年7月、本書は第43回「講談社 本田靖春ノンフィクション賞」を受賞。沢村忠でスポーツ大賞、五木ひろしレコード大賞、そして野口修は自分自身の人生を描くノンフィクションによって3冠を達成するのだ。

8/25(水)

YouTubeで1週間限定公開された千葉真一主演「直撃!地獄拳」観る。若き千葉真一の身体を張ったアクションとギャグ。ギラギラしたパワーがあふれてるなー

8/26(木)

radikoで「東野幸治のホンモノラジオ」。先週の話じゃないが東野さんもインプット量が半端ないな。インプット量、すなわち興味のアンテナが全方位に向いている。人間への尽きせぬ興味、ある種の下世話さが大切だと思う。自分の中にある下世話さを僕も保っていたい。

8/26(金)

やっと金曜。寄り道もなしで早々に帰宅。ゆっくり日記を書く。「ドライブ・マイ・カー」の感想に手こずり4時間かかって、やっぱり全部書き直す。

 

今週聴いていた音楽は

  • 「Queendom」Red Velvet
  • 「OPEN」Kwon Eun Bi
  • 「Eutopia」STUTS
  • 「29」Rossy PP
  • Tiger Eyes」Ryu Su Jeong
  • 「Dregs Of Dreams」武川雅寛

2021年8月14日~20日の話。

8/14(土)

休日。一日雨。引き続き「沢村忠に真空を飛ばせた男 昭和のプロモーター・野口修評伝」を。やっと半分、やっと沢村忠登場。俄然面白くなる。

午後、アマプラで映画を一本。イ・ジャンフン監督「Be with you いま、会いにゆきます」を観る。日本でもヒットした映画の韓国リメイク。日本版は観てないけど。物語は少し不思議な泣かせラブストーリー。ソン・イェジンツンデレぶりがかわいい。

夜は「沢村忠に真空を飛ばせた男 昭和のプロモーター・野口修評伝」著者の細田昌志さんゲストの「角田龍平の蛤御門のヘン」を。大阪の政治と芸能についてはぜひいつかまとめてほしいな。

8/15(日)

いつものごとく午前中は妻と買い物。昼は大豆ミートでガパオライス。そもそも正解の味がわからない。美味しいのか、どうなのか。

午後は散歩がてら映画館へ。

ショーン・レヴィ監督「フリー・ガイ」観る。主演はライアン・レイノルズ。ゲームのモブキャラで型通りの毎日を過ごす銀行員のガイ。彼が生きるのはオンラインアクションゲーム「フリーシティ」の中。何をやってもいいゲームの中で参加者たちは暴力に明け暮れる。そんな中ある出会いがきっかけでガイは自分の意志で自由に動けるように…。荒唐無稽な話のようだがゲームの世界と現実のリンク、なぜそうなったのかという意味や辻褄に無理がなく、現代的で社会的なメッセージが最高の形で伝わる大傑作!素晴らしかった!暴力に満ち溢れたゲームの世界で「善い人」であろうとするガイ。声なき弱き者達が声を上げ世界を変える。ストレートなメッセージがしっかり物語の核となり、さらに驚きの映像、笑える小ネタ、爽快なアクションにロマンチックなラブストーリーも。映画が好きになる映画。最高!

8/16(月)

気圧かストレスか、少し眩暈。数年前に起き上がれないぐらいの強烈な眩暈に見舞われ、病院で薬処方してもらったりしてたんだけど、それ以来時々なる。少し休むと治るんだけど。

朝ドラ「おかえりモネ」。悩み、考えながらゆっくりと進む主人公は朝ドラらしくないけど、そこが好き。多くの人は、ドラマの主人公みたいに一足飛びに飛べない。うじうじと悩み、挙句に何もできないでいる。それでも一生懸命生きてる。だからこそ悩み考え懸命な主人公が愛しい。

会社の行き帰りに「ビバリー昼ズ」オープニングを数週分。高田先生のスピード、手数の多さ、頭の回転っぷり、とんでもないなー。自分の母親と近い年齢だとはとても思えない。そして何より衰えぬインプット量。本を読み、映画や舞台、TVをこんなとこまでチェックしてるのか!と驚くほどインプットされている。凄すぎる。

8/17(火)

YouTube雨上がり決死隊解散報告の特別版「アメトーーク」を視聴。雨上がり二人の温度差がはっきりとわかってしまう。悲しいかな宮迫が「昔のまま」である時点で解散しかなかったのだろう。複雑な思いで眺める。

8/18(水)

仕事を無理やり終わらせ、水道橋博士さんのイベント「アサヤン Vol.20 水道橋博士生誕祭59才真夏の大冒険」を配信で。前半は年表トーク。1997年4月からスタートした浅草キッドのHP「キッドリターン」に掲載された「博士の悪童日記」は当時会社に導入されたネットが使えるPCを昼休みに独占して読みふけった。そして今もまたお昼休みに博士の日記を読むのが日課だ。その影響で自分でHPを作って日記を書き始めたのが1998年。年表を作れるほど詳細には書いてないし、途中抜けも多いけどなんだかんだで断続的に20年以上書いている。今もなお影響を受け続けているということだ。年評職人、相沢さんの日記も「メルマ旬報」で欠かさず読んでる。博士さんもそうだが、恐ろしいまでのインプット量で凄いなと思う。仕事に学業、子育てしながらあの量は本当にすごい。自分なんていかにぼんやりしていて何もインプットできてないかと思ってしまう。よっぽどの天才は別として結局出てくるアイデアとか発想、アウトプットの質と量はインプット量に比例すると思う。なにかを生み出すにはインプットは絶対条件だ。こういう凄い人たちを観ると自分なんかまだまだ足りないと思い知る。

続いてRAMRIDERさんのDJはピチカート、鈴木蘭々小沢健二岡村ちゃんなどなど最高にアッパーでキャッチーで楽しい。後半は様々な人から博士へお祝いメッセージが届けられる。同級生・甲本ヒロトからの手紙、キョンキョンから声のメッセージ!軍団からはらっきょさんにダンカンさん、つまみ枝豆社長。そしてお子さん3人からも。20年以上博士さんの日記を読んでる。その人生をずっと見ている。言葉を通じて触れてきた博士さんの人生、その人生の現在地、今という時間をこうして画面を通じて共有している。博士さんの人生が自分の人生の一部にもなっているのだ。自分のことではないけれど、自分のことのように嬉しい時間だった。

8/19(木)

本日はテレワーク。仕事しつつもBGM代わりにradikoで昨日の「角田龍平の蛤御門のヘン」真夏のサイキックミーティング。竹内アニキの奔放なるトークやっぱりおもろいなー。

Spotifyで「小泉今日子とYOUのK-POP PARTY」聴く。すっかりK-POPにはまる二人のトーク。わかるわぁ。僕もK-POPにはまって早10年。いまだに毎晩YouTubeで動画チェックしてるし、K-POPの話ならいくらでもできる。キョンキョンK-POPとか韓国映画の話したいなー。

K-POPといえばRed Velvetがついにカムバ。ウェンディの大けがやアイリーンの大炎上と下手したらカムバ無いんじゃないかと思っていたが、大王道のポップソングをひっさげてカムバ。まさに女王の帰還で嬉しくなる。仕上がってんなー


www.youtube.com

8/20(金)

しかしここんとこずっと雨。こんな8月あったかな。クーラーも久しくつけていない。でコロナの状況は日に日に悪くなるばかり。この政権はもはや国民の命なんてどうでもいいと思っているように見える。自分たちの利権や特権が全てで、それ以外はもうほんとどーなっても関係ないってな態度。

真っ黒に塗りつぶされた入管の文書を見て暗澹たる想い。いずれ俺たちもあんな風に黒く塗りつぶされてしまう。そんな世界が足元まで来ている。

仕事帰りにユナイテッドシネマで映画を一本。

白石和彌監督「孤狼の血 LEVEL2」を観る。主演は信頼と実績の松坂桃李。前作は役所広司演じる大上に翻弄される新人刑事だったがあれから3年。その跡を継いですっかり“悪い”刑事に。そこに現れしはまさに狂犬、極悪非道の上林。二人の運命はいかに!しかしまぁ役者陣たちはもう役者冥利に尽きるというか、演じてて楽しいだろうなという振り切れっぷり。極悪テクノカットの上林=鈴木亮平が怖いよ。松坂&鈴木のもはやラブシーンと言っていいようなアドレナリンが分泌しまくる対決シーンの熱量が凄い。そんな鈴木亮平に加え、悲しきS=村上虹郎、狡猾な管理官=滝藤賢一、そして人情派のロートルにして…な中村梅雀が素晴らしくて、もうこの4人で全員助演男優賞ノミネートでいいでしょう。

 

2021年8月7日~13日の話。

8/7(土)

休日。7時半起床。今日はおとなしく家で。朝から録画がたまっていた水道橋博士さんの「BOOKSTAND TV」をまとめ観。お昼は残り物のキャベツでお好み焼き。肉もエビもイカもない「スお好み焼き」。で午後はアマプラで映画を一本。

カン・ヒョジン監督「僕の中のあいつ」を観る。いじめられっ子で気弱な高校生トンヒョン。学校の屋上から転落し、下にいたヤクザ上がりの社長パンスに直撃。目が覚めると二人の肉体は入れ替わっていた⁉という入れ替わりコメディ。ボーイズグループB1A4のリーダーにして、ソングライター、プロデューサー、また俳優としても才能を見せるチニョンが特殊メイクの太っちょ高校生から魂が入れ替わりダイエットしてすっきりスマートに変身するトンヒョンを見事に演じていて感心。そして悪人、善人、曲者なんでもござれのカメレオン俳優パク・ソンウンがその強面を活かし、魂は気弱な高校生のおじさんを演じ大いに笑わせる。入れ替わりの上、ちょっとしたひねりがあって楽しく観られた。あと意地悪な女子高生役でRAINBOWのヒョニョンが出演。ちょっとしたコメディリリーフで好演。こういうなんてことのないコメディも演技者揃いだから安心して笑える。これが意外に難しいのだ。

おとなしく家にいようと思ってたが、さすがに運動不足かなと思い直し炎天下のオジ散歩へ。radikoで角田さんの「蛤御門のヘン」聴きながら。

夜はGYAOの配信でカン・ユンソン監督「英雄都市」を観る。ヤクザ組織のボス、セチュルはある日出会った弁護士のソヒョンに一目ぼれ。善い人に生まれ変わるべく心入れ替えカタギに。ある偶然巻き込まれたバス事故で市民を命がけで助けたことから街の英雄に。そして選挙に出ることに…。「犯罪都市」の監督・スタッフが集結ということでマ・ドンソクをはじめとする「犯罪都市」キャストが花を添える。WEBコミックが原作らしく、わかりやすくスカッとする映画。エンディングのクレジットで出演者たちが現場でワンフレーズずつ歌い繋ぐなんていうおまけシーンが楽しい。

8/8(日)

日曜午前のルーティンで妻と買い物。一玉20円のうどんで冷やしぶっかけうどんの昼食。今日も午後はアマプラで映画を一本。

ジョナサン・レヴィン監督「ロング・ショット」を観る。喧嘩の末無職になったジャーナリストのフレッド。幼いころの初恋の人で、今は次期大統領候補の国務長官シャーロットとひょんなことから再会。彼女のスピーチライターとして働くことになったフレッド。そして二人の距離が縮んでいく…。ってなロマンチックコメディ。まさに高嶺の花なシャーリーズ・セロン。饒舌でシニカルなセス・ローゲンとのコンビがいい。政治家として理想と現実のはざまで苦悩する次期大統領候補シャーロット。そんな彼女にあるべき姿を思い出させ、背中を押すフレッド。お互いがお互いを認め必要だと思いあう。これぞアメリカ、これぞロマンチックコメディ。実に気持ちのいい映画だった。

夜はポークカレー。最近毎日のように見ているコウケンテツさんのYouTubeチャンネル。そこのレシピに沿って簡単10分、キムチを隠し味に完成。ちゃんと美味しい。

f:id:popholic:20210808184741j:plain

8/9(月)

今日も休日。第一回目のワクチン接種。徒歩5分の医院、着いたらすぐ病室に通されあっという間に注射。奥の待合で15分。問題なく終了。とあっけないぐらいに素早く終わった。3週間後に2回目。もはやいつ感染してもおかしくないような状況。とにかくワクチン接種早く済ませたい。

帰宅後、今日もアマプラで映画を一本。ジャン=マルク・ヴァレ監督「雨の日は会えない、晴れた日は君を想う」を観る。ディヴィスは金も地位もあるエリート金融マン。ある日、交通事故で妻を失う。だが彼は涙一つ流すことができない。文字通り近くのもの、電化製品から家までをも壊していく中で、ディヴィスは自分の心と向き合っていく。悲しむことすら忘れてしまっていた自分自身を取り戻す過程を描く。ジェイク・ギレンホールが素晴らしい。最初はどこか得体が知れず、感情を見せない不気味さをもったディヴィスが、やがて心を取り戻し最後にはとても柔らかな表情を見せる。その繊細な演技が心に沁みた。

8/10(火)、11(水)

仕事。我が家は妻も娘も僕も特にまとまったお盆休みはなく、皆それぞれ仕事。とはいえ得意先も休みが多く、社内でたまった事務処理を片づけたりと少しゆったりモード。

家では読書にいそしむ。買ったままで、そのあまりの分厚さに読み始めるのを躊躇していた細田昌志さんの「沢村忠に真空を飛ばせた男 昭和のプロモーター・野口修評伝」をついに読み始める。

8/12(木)

やっと夏休みを一日。午前中は引き続き読書。午後からはまたアマプラで映画を一本。ボー・バーナム監督「エイス・グレード世界でいちばんクールな私へ」を観る。中学生最後の1週間を迎えたケイラ。本当の自分と学校の自分は違う、そんな思いを抱える不器用なケイラ。なんとかそんな自分を変えようと思うもうまくいかない。実に何というか、思い当たる節のある映画だ。僕も中学生の頃、友達は少なく学校ではほとんど喋らなかった。家では深夜ラジオを聴き、本や音楽、サブカルに耽溺しては自分は特別だとどこかで思っていた。今思えば典型的な中二病ってやつだが、その時はまぁ歪で苦しかった。この年になるとケイラもそうだが、彼女を心配し、時にうざいなんて言われちゃう父親の方にも感情移入してしまう。その小さな苦しみが君を成長させるのだとそっと寄り添ってやりたい。そんな父親の心。いい映画だった。

YouTubeで「水道橋博士の異常な対談」ダースレイダーさん編を。オフィス北野入りから殿・ビートたけしにお目通り、そしてまさかのラップバトル⁉騒動の末の退所まで。落語のごとく仕上がった珠玉のエピソード。そして「ビートたけし」の凄みやかっこよさ、その巨星ぶりが浮かびあがる。


www.youtube.com

韓国のSSW、Kim Suyoungの20分ほどのライブがYouTubeに上がったので観る。今、一番ライブを観たいアーティスト。落ち着いた低めの声と確かなギターテク。曲がとにかく良くってここ数年ずっと聴いている。


www.youtube.com

8/13(金)

仕事。会社も人がまばら。若干のお休みモードながら、やることはあってバタバタとしているうちに終了。一日中雨でどうにもこうにも憂鬱な気分。なので会社帰りにユナイテッドシネマに。会社と家の間に映画館があるというのはイイネ。

ジェームズ・ガン監督「ザ・スーサイド・スクワッド」を観る。もうはじめっからふざけてるというか、やりすぎていて最高!ルール無用の悪い奴らが、世界を救う。血の代わりに花が噴き出すハーレイ・クインの大暴れシーンの狂った美しさ。スクリーンで観るべきド派手でバカげた、ボンクラ魂が炸裂する面白映画!弱くて小さく社会の底辺にいる×××たちが巨大な悪を倒すラストには胸がすく想い。

映画観を出ると大雨。しばらく雨は降り続けるようだ。

今週聴いた音楽は

  • 「 1/6」SUNMI
  • 「nice music mow!」nice music
  • 「Hometown」Jade
  • 「HIROMIC WORLD」郷ひろみ
  • 「Second」HYO
  • 「Summer or Summer」ヒョリン、ダソム