日々の泡。

popholic diary

2014年6月下旬のTweet

2014/6/21

朝からお仕事して、夜は大阪へ。少女時代@大阪城ホール!いや、まぁ、…ペンライト全力で振っちゃったよね…「テヨ~ン!」って叫んじゃったよね…ソニョシデ最高っすよ!

2014/6/23

昨日観た映画はノーム・ムーロ監督「300帝国の進撃」。ザック・スナイダー監督の前作はもう7年も前なのか。で今回は女戦士との海を舞台にした戦い。もうドバドバ血が吹き出すドバドバ大作戦。映像もここまでくると実写かアニメかわからんが、これは元に戻って「劇画」と呼ぶしかない。それにしても敵対する2人が、格闘さながらに繰り広げる×××シーンは、もはや笑っちゃった。緊迫した場面で、物凄く真剣な顔で、シリアスな言葉を吐きつつ、チ○ポは勃ってる。ってコントかっ

2014/6/27

今週はなんだか長かったな。休前日の夜に、音楽を聴きつつ明日行く映画の計画を立てる。至福の時ですな。

2014/6/28

ということで今日も映画三昧。まずはハン・ジェリム監督「観相師」観てきた。主演は我らがソン・ガンホ。「顔」を観るだけで人の性格や運命を見抜く天才観相師ネギョンはその才能によって朝鮮王朝史上最も凄惨な覇権争いに巻き込まれていくてな話。韓国ストロングスタイル!またまた強い映画だった!最初はちょっと軽めのユーモアもありつつ、最終的にはその重厚な大河ドラマにドーンと打ちのめされた。サスペンスフルな人間ドラマに容赦ないバイオレンス描写、ビターにも程があるラストまで完全に掴まれたな。時代劇なれど時として韓国ノワールものを思わせるクールな映像美。凄い。ソン・ガンホの半端ない安定感、「10人の泥棒たち」「新しき世界」と目下絶好調のイ・ジョンジェの切れ味。そして「建築学概論」で主人公の友人を演じたチェ.ジョンソクが素晴らしかった!魅力的な脇役陣が多い韓国映画界にまた一人名脇役誕生!

で立誠シネマに移動して、纐纈あや監督「ある精肉店のはなし」。大阪貝塚市の北出精肉店は牛の飼育から屠畜、加工・販売までを行う数少ない生産直販の肉屋。その現場に密着したドキュメンタリー。屠場での作業をカメラは丁寧に映し出していく。その圧倒的な説得力。命に対する真摯な姿勢に打たれた。家族の物語と命の物語、そして社会の物語が交わり、人間の物語になる。当たり前の暮らし、ありふれた生活の中に息づく命の輝き。これから肉を食べる度に、この映画のことを思い出すだろう。それは嫌なことではなく嬉しいことだと思う。

で本日最後にもう一本。今泉力哉監督「サッドティー」観てきた。いや、これはおもしろかった!「好き」という感情を巡る症例集。小さなエピソードが積み上げられ、やがては人間悲喜劇に。会話から生まれる絶妙なグルーヴと新鮮なルック。新しい映画を観た!という感じ。当人は大真面目ながら、俯瞰で観た時のこのまぬけさ。人間とはかくも愛すべき間抜けな存在。愛とか恋とかいう手前の得体のしれない「好き」を探っていく映画。ねじれたポップ感があって、永く愛される映画になると思う。青柳文子ちゃんは声がいいな。「恋の渦」にも出てた國武綾ちゃんは今後どんどん出てくるだろう。「ナチュラルな演技」って言い方はあまり好きじゃないけど、「そこにいる」感じがいい。「捨てがたき人々」でも印象を残した内田慈さんも華やかさと色気があって好きだな。

昔、今はなき滋賀会館シネマホールで内田けんじ監督の「運命じゃない人」を観た時、なんか凄く新鮮で新しい日本映画を観た!って感覚になったんだけど、今日見た「サッドティー」にもその感覚があった。

で映画の待ち時間には水道橋博士の「メルマ旬報」。来るべき「現代漫才論(祭)」に向けて柳田さん、エムカクさん、角田さんの連載を。W杯よりWヤングドログバより泥亀という人にお薦めの「現代漫才論(祭)」あるいは演芸男子世界一決定戦は7/1いよいよ開催。楽しみ!

で立誠シネマから京都駅までは「角田龍平のANNポッドキャスト」聴きながら歩く。「童貞力のキープはオ○ニーで」と竹内義和先生59歳にしての現役宣言。自身のオ○ニー話を「アナ雪」になぞって「ありのままに」と語る姿に爆笑しつつなぜか感動。竹内先生「勃ちは悪くなってますよ、これだけは言っておきます」っ言っておくべきポイントがそこ!なんの話やねん。でもほんとなぜか感動したな。俺もこんな大人になりたい。

2014/6/29

堂島孝平×A.C.E.@梅田クアトロ観てきた。陽気なエンターテイナー・堂島孝平による最高にハッピーで真摯なパフォーマンス。AL「FICTION」はポップカルチャーの力と愛を高らかに宣言したような作品だったが、さらに態度としてそれを表明したようなステージ。素晴らしかった!脂乗りに乗っているバンドの高いスキルと熱いパッションから繰り出される素晴らしすぎる演奏。「平成のビジーフォー」とでも呼びたくなるよな堂島さんとのやり取りも楽し。完璧にショーアップされつつ、歌の良さ、演奏の良さ、音楽の力を信じたステージ。この明るさというかマチャアキイズムというか徹底したエンタティメント性は素晴らしいの一言。今世界に一番必要なもんじゃないか。バラードをど真ん中に決め込む強さとか、そこに行きつくまでどれだけのものを乗り越えてきたのかとか考え、感動した。