日々の泡。

popholic diary

2013年5月上旬のTweet

2013/5/3

4月以降いろいろ忙しくなって残業続き。しかし娘は高校に入って、部活と大量の宿題で僕以上に大忙しで毎日のように深夜まで机に向かっている。よくがんばってるなぁ。

で今日聴いてたのは大澤誉志幸と山下久美子のデュエットアルバム「&Friends」。「こっちをお向きよソフィア」に胸アツ。ロックのスタンダードナンバー。「~折れたルージュスティッ/クみたいな~」の譜割りの素晴らしさよ。

で相変わらずK-POP。Secret、T-ARA N4にHELLOVENUSのカムバステージをチェック。なんつーかハロビのキューティーポテンシャル高すぎっ!

松尾スズキ新聞小説を書き、朝ドラはクドカン脚本で荒川良々に伊勢志摩まで出てる。星野源は武道館でコンサート決定。テレビつけたら阿部サダヲ平岩紙のCM…「大人計画」がここまでエンタメ界を席巻することになるとは。でも、ものすごくいいことだと思う!

HMV輸入盤4枚40%OFFで韓国盤発注。「釜山港へ帰れ」のチョウヨンピルの新作アルバムを買う日が来るとは!

2013/5/4

今日は映画を一本。S.スピルバーグ監督「リンカーン」観てきた。難しそうだし、上映時間長いし…と最初は躊躇したが、エキサイティングな「活劇」と言いたくなる映画であっという間に終わった。そこに描かれるのはまさに「政治」であった。未来の為に覚悟を持って仕事を成し遂げる。ただの理想にせず、現実として推し進める為にどんな痛みも狡さも引き受けるという覚悟。政治とはかくあるべしという映画だった。「いつやるの?今でしょ!」とリンカーンが言ったとか言わないとか。

しかし映画中、携帯に入れられてた留守電。会社でちょっとしたトラブル。映画後、会社に直行して結局休日仕事と相成った。でも、やるんだよ!

リンカーン」観て思ったが、どんな仕事でも、具体的に形にするのが大切なのだ。はっきり言って「企画書」なんか誰でも書ける。所詮その辺のサラリーマンが考えることなんかたかがしれてる。その企画を具体的に形にして成立させることに力を注ぐべき。クリエーター気取りの使えない業界人とか最悪だよ。

あとあれだな、「ぼんやりした感想」は「指示」ではないのだよ。人に仕事を頼む時は、具体的に。「なぞなぞ」やってんじゃないんだから、時間の無駄。明確な答えを明示してそこにいかに効率的に確実に辿り着くか。その答えが無理なら次の答えをすぐに指し示す。ま、自分の事は棚に上げてますが。

紳竜司会の土曜夕方にやってた「ヤングプラザ」でのライブ映像見つけて大興奮。これ、これ!これ観て、大衝撃を受けて大沢さんファンになったんだ。バックバンドはPINK!


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PINKの演奏のゴリゴリ具合が最高!当時13歳の僕にはまさに雷に打たれたような衝撃だったなー

84年7月が大沢さんの「CONFUSION」、12月には矢口博康率いるリアルフィッシュの1st。85年5月にPINKとPSY・Sの1stにノンスタからShi-Shonen、で6月にはBOΦWY。84~85年の充実ぶりたるや!

2013/5/5

今日は久々にライブ。福岡史朗&フリル@サロンド毘沙門。相変わらず福岡さんの音楽は純度が高い。福岡さんは、歩くように、息をするように、音楽を奏でてるのだな。ライブには畑で採った野菜をその場で食うような、釣ったばかりの魚を船の上で刺身で食うような、そんな贅沢さと豊かさがある。福岡さんの音楽は一度ライブを観れば確実に好きになる。どんな高級店でも敵わない、ここでしか味わえない味があるからだ。

そして久し振りに大久保由希さんの「OLマフィア」聴けて嬉しい。かっこよさとユーモアのさじ加減が絶品の一曲。この曲、映画化して欲しい。90分ぐらいのコメディ映画に。

2013/5/6

今日は映画を一本。三池崇史監督「藁の楯」観てきた。物語の強度が凄い。どこにいきつくのが正解なのか、どう転んでもザワザワする感じ。この後味の悪さこそが物語の肝なのか。原作は木内一裕。こう書くとピンとこないが「きうちかずひろ」と書くとなるほどと思う。原作読みたくなった。主人公の誠実さや正しさが、結果だれも救わないという皮肉。しかし鬼畜な犯人役の藤原竜也は、いつもの藤原竜也だったなー…

2013/5/11

休日。ということで映画。ダスティン・ホフマン監督「カルテット!人生のオペラハウス」観てきた。舞台は音楽家専用の老人ホーム。人生の先輩たちによる素晴らしい演技を堪能。じんわりと気持ちのいい映画で、エンドクレジットでのある仕掛けにグッときたなぁ。

でそのまま京都シネマ居残りでもう一本。ケン・ローチ監督「天使の分け前」観てきた。貧困と暴力の連鎖から男を救い上げたのはウイスキーだった。出会いと意志が人生を変える。観終わった後、「天使の分け前」というタイトルがまた意味を持つ。これまたじんわり気持ちのいい映画だったな。

映画館への行き帰り、改めて先日放送された「ALL TOGETHER NOW」を聴く。85年6月の一大音楽イベント。これもあの85年の記憶としてがっつり僕の中に残っている。今回放送された番組は、まぁミニドキュメントといったところだったが、あの音をもう一度聞けただけでも感激である。FM版は星野源が、AM版は坂本美雨が進行役。この人選は素晴らしい。正しい継承がされてると感じられる人選。伝える力を持った、ちゃんと判ってくれている若い人がいるというのが嬉しい。

録画しておいた吉田豪さん出演の「さんまのまんま」観る。明石家さんまロングインタビューはそりゃもう読んでみたいが、実現しないでほしいという気持ちもあるなぁ。

2013/5/12

今日も映画を一本。チャン・ギュソン監督「私は王である」観てきた。韓国史上最も偉大な国王と呼ばれる世宗大王の空白の3カ月を大胆なフィクションに仕立てた歴史コメディ。「王になった男」とかぶる入れ替わりモノだが、こっちはよりエンタメでライトな感じかな。単純に楽しめた。気弱で温室育ちの王子が、様々な経験を積み偉大な王への一歩を踏み出す。というなんともベタな成長譚ではあるが、そこをてらいなくちゃんとやるから観終わった後ストレスがない。しかし韓国歴史物での「厠」ネタって鉄板なんだな。