日々の泡。

popholic diary

2014年11月下旬のTweet

2014/11/21

A PINK、新曲「Luv」カムバステージ!いいですよ。もはや敵無しですな。そしてLovelyzがついにデビュー。はたしてLOVELYZはAPINKの対抗馬になれるのか?期待はしている。曲も結構好き。

2014/11/22

高野寛ライブ@旧大津公会堂に行ってきた。25周年のアコースティックツアー。25年を感じさせる深みと、25年を飛び越えていく軽やかさ。音楽家として積み重ねてきた歴史が、より自由に羽ばたく為の力になっている。ラストのあれには本当に感動したな。歌とギター、その自由の力に。やはりアルバム「TRIO」は新たなデビュー作のようだと思った。ただの原点回帰とは違う。デビュー時とは全く違う位置に立っているけど、そこには変わらずど真ん中に「音楽」がある。いかにこの音楽家が真摯に音楽と向き合ってきたかがわかる。それがとても嬉しい。ライブ後、購入したフォトエッセイ集「RIO」にサイン貰いつつちょっとご挨拶。「POP DIVER」へコメント頂戴したことのお礼もできた。番組tweetもご覧頂いていてファン歴25周年を祝ってもらったような気持ち。

しかし会場の旧大津公会堂は徒歩15分の距離。歴史のある建物ながらきれいにリノベーションされていて、めちゃめちゃいい雰囲気。そして今日は珍しく妻と二人で。いい夫婦の日だからという訳でもないし、いい夫婦でもないのだが。ま、たまには。

2014/11/24

昨日は夕方から深夜まで仕事。今朝は6時起きで13時間の立ち仕事。40オーバーには応えるなぁ。そして映画館が恋しい。

2014/11/28

大阪での仕事後、ムジカジャポニカにてプチ鹿島さんのトークライブへ。素晴らしい語り部ぶり!オヤジジャーナルの楽しみ方から休憩挟んで怒涛の「プロレス」語り。ゾワゾワっと妙な感動さえ押し寄せる。時折挟まれる「ここだけの話」も含め、良いものを観た!

2014/11/29

本日は映画三昧。まずはチャン監督「ポイントブランク~標的にされた男~」観てきた。またまたまた韓国ノワールの傑作!殺人事件の現場に居合わせ、容疑者に仕立てられた元傭兵と彼を助けた医師。標的にされ追われる二人の生死を賭けた36時間の戦い。ド頭からお尻までもう見せ場しかない。凄すぎる!謎めいたオープニングから謎が謎を生み、終息に見せかけてもうひと捻りからの怒涛の大アクション。この高揚感と緊張感の途切れなさ。スタイリッシュかつ泥臭い韓国ノワールの凄みに圧倒された。ほんと、何なの一体この韓国アクションエンタメのクオリティの高さは!主演は我らがリュ・スンリョン。韓国映画界きってのカメレオン俳優がぶちかます肉弾戦。対するユ・ジュンサンがこれに輪をかけて凄い!ホン・サンス映画での印象が強かったのだが、今作での振り切れかたは尋常じゃない。映画史に残る最恐演技だ!

何度も言うようだけど、今日本公開される韓国映画観ないなんて本当にもったいない。尋常ならざるクオリティとテンション。一度見たらそのおもしろさにぶっとぶこと間違いないですよ。

で続いて二条まで移動してもう一本。リチャード・リンクレイター監督「6才のボクが、大人になるまで。」観てきた。6才のメイソン少年と家族が過ごす12年の物語。主要キャストが12年をかけて演じ撮影された作品。かわいらしい坊やが最後には凛々しい青年に。なんちゅーか素晴らしい作品!少年と家族を取り巻く環境は決して順風満帆なものではない。悩み傷つきながらその瞬間瞬間を生きている。そしてその瞬間瞬間が連なり物語になる。まいったな。やってくる時間と過ぎていく時間、愛すべき生まれ育ってくサークルがずしんと響いた。今、娘が17歳。少年の12年に及ぶ成長の記録を見ながら、自分の子育ての追体験をしてるような気持にもなった。自分の世界を築き、やがて巣立っていく子供の姿。そして同時に映される親の姿。その姿はある種、残酷でもあるのだがそれもまた人生なのだ。

映画の余韻に浸り、三条通りの商店街を抜け四条烏丸まで徒歩移動。今日観とかないと観れなくなってしまう可能性があったのでもう一本。そう、あれ。ラース・フォン・トリアー監督「ニンフォマニアックVol.2」。Vol.1に続いて「いや、何の話しとんねん!」と思わず叫んでしまう作品。Vol.1で「松本人志の“VISUALBUM”みたいな」と書いたが、Vol.2は「こっちこそが“R100”ですやん」と言いたい。「何の話しとんねん」が連続し、最後の最後、大オチで最大級の「何の話しとんねん!」がやってくるという。「いやいやVol.1、2、計4時間かけて、何の話しとんねん!」そして「何ちゅうオチやねんっ!」と言わずにおれない酷い(褒め言葉)オチ!トータルで最低で最高ですやん。

そういえばちょっと前に「わたしの彼氏はドSの上司」とかなんとかいうコピーの映画を予告で観たが、まさか武井咲ちゃんが、シャルロット・ゲンズブールが映画でされてたみたいなことされてるんじゃないだろうな。ローマ式で。そうだったら観に行くけどな。