日々の泡。

popholic diary

2017年3月のTweet

2017/3/2

ちょうど一ヶ月前、担当番組でムッシュの曲をかけたところだった。改めて大好きなムッシュのアルバム「我が名はムッシュ」聴いてる。こういう大人に私はなりたい。

待ってました、Lovelyzのカムバステージ。しかし何回聴いても変な曲。最高っ

[Lovelyz - Wow] Comeback Stage | M COUNTDOWN 170302 EP.513 - YouTube

明らかにどんくさいLovelyzジエのダンス、最高っ。K-POP界No1の実力不足ぶりとそれを越えるキュートさ!

[MPD직캠] 러블리즈 유지애 직캠 WoW! Lovelyz YOOJIAE Fancam @엠카운트다운_170302 - YouTube

2017/3/4

パク・チャヌク監督、待望の新作「お嬢さん」観てきた!パク・チャヌク監督の映画ド助平ぶりが遺憾なく発揮された快作にして怪作。いやー面白過ぎた!2回転半ひねりなストーリー、キッチュにして美しい徹底的にデザインされた画、思わず笑ってしまうほどのエロティックさetc.最高でした。舞台は日本統治下の朝鮮。美しき令嬢・秀子と彼女の財産を狙う詐欺師、そして詐欺師に送り込まれた侍女。それぞれの思惑、嘘と本当が交差し、果たして行きつく先は…ってな話。和×洋×韓の不思議な空間で繰り広げられる会話は8割日本語。その違和感もまた映画の魅力に。今や韓国を代表する女優の一人、キム・ミニと今作がデビューとなる新人女優キム・テリが絡む過激なラブシーン。甘美でエロティックであり、その奥の熱情が物語の核になる。映画監督として最高級の褒め言葉である「このド変態っ」をパク・チャヌク監督に拍手とともに送りたい。それにしても韓国映画で×××とか×××なんて言葉を聞くとは思わなかったぜ。字幕にまで×××。翻訳の根本理恵先生、グッジョブ!

2017/3/6

昨日観た映画はキム・ソンス監督「アシュラ」。町を牛耳る悪徳市長、その使いっ走りの悪徳刑事、さらに市長を逮捕する為に法をも破る検事。3者入り乱れて行きつく先の地獄。まさに全員悪人。いったいどこまで行くんだと言う韓国ノワールの最新版。面白くないわけ無いもんなー。これですよ、これ。我らがファン・ジョンミン兄貴の極悪市長、ミスター嫌みなデブことクァク・ドウォンの検事、そしてイケメン暴力役者、チョン・ウソンの切羽詰まった刑事。もうこの3人揃っただけで最高。救いどころ無しで地獄へ直行するラスト40分の一大バイオレンス絵巻。あんたらやり過ぎだよ!監督、出演者、スタッフがもう意気揚々と徹底して作ってるのがわかる。映画大好き感がビシビシと伝わる。そりゃまぁご存知の韓国ノワールなんだが、ここまで徹底的にやってくれるとわかってても面白い。韓国映画、結局今年も目が離せません。

2017/3/12

今日は直枝政広sole cafeへ。究極の弾き語り、剥き出しの歌は圧倒的に強い。直枝さんの弾き語りを聴く時間、聴きながら様々な想いが交差する。それは自分自身の答え合わせの時間のよう。次に行くヒントがどこかに隠されてもいる。もはやただの歌を超えているんだよね。

ナ・ホンジン監督「哭声/コクソン」観た。のどかな村で起こる異常な連続殺人事件。村には得体のしれない謎の男が…。何なんだこの映画は!ホラー?サスペンス?哲学的にも風刺にもショックムービーにも見える得体の知れなさ。もうジャンルすら飛び越えている。ただ言えるのはとてつもなく面白いっ!何もかもが異常で不穏、わかりやすい答えなんて用意していない。でもでも、ド級のエンタメで1秒たりとも面白くないところが無い。ひたすら揺さぶり続けられ、最高潮に揺さぶった状態で放り出される。こんな映画観たこと無い。こんな面白い映画は!クァク・ドウォンが堂々の主役、ファン・ジョンミン兄貴が脇に回り、國村隼が異様な存在感を放つ。しかしここまで異形の映画が大ヒットするって韓国、どれだけ映画リテラシー高いねん。國村隼が大人気ってどうかしてるっ!最高!

2017/3/16

キム・ギドク監督「The NET網に囚われた男」観た。北朝鮮の漁師チョルはある日舟のエンジントラブルで韓国側に流されてしまう。二つの国の間で彼が辿る運命は-。網に囚われ過酷な運命に流される男。分断された国を背景に国家とは何かを問いかける。何とも言えない憤りと悲しみを感じる映画

行定勲監督「ジムノペディに乱れる」観た。ロマンポルノリブートの1本。撮れない映画監督・古谷が様々な女たちと過ごす1週間。男と女の交わりは壮大なコントのよう。そう所詮、人間の営みなんて俯瞰で観れば全てコントなのかもしれない。

ペーテル・フリント監督「イエスタディ」観た。舞台は1967年のオスロビートルズに憧れる少年たちの物語。正しくボンクラな少年たちが愛おしい。ヒロインを演じるスサン・ブーシェの美少女ぶりもまた青春映画かくあるべしといった感じ。

ジェフ・ニコルズ監督「ラビング」観た。レンガ職人のリチャードは恋人ミルドレッドの妊娠を告げられ二人は結婚。だが幸せな2人はある日突然逮捕される。1958年、バージニア州では異人種間の結婚は法律で禁止されていたのだ。-静かに丹念に、2人の戦いの日々が描かれる。

「サタデーナイトカルチャークラブ」待望の作家・花房観音さんにご出演頂きました。新作「わたつみ」面白過ぎて一気読み。閉塞感漂う田舎町で繰り広げられる濃密な物語。目を逸らしていた部分を見せつけられるかのようだが、不思議と読み終わった後には爽快感が残る作品。お薦めです!

花房観音さんの小説「わたつみ」。自分の性欲は棚に上げて、女性の性欲について無意識にあるいは意識的に無いものとどこか考えていた。そんな頭をガツンと殴られたような衝撃。人間の性(さが)、業、なんとなく胸の奥に押し隠していたモノが暴かれる。そしてそれを肯定した時の美しさと強さが爽快感に

2017/3/18

OOHYOの新曲、めちゃめちゃいい!MVも素敵やん。

[MV] OOHYO(우효) _ PIZZA - YouTube

なんたるお洒落サウンド!これはかっこいい!

Love like that - LambC(램씨) MV - YouTube

これもおもしろい!フェイク80'sサウンド&MV

바이 바이 배드맨 (Bye Bye Badman) - Island Island MV - YouTube

2017/3/19

数十年ぶりに見たミヤ蝶美・蝶子の漫才がめちゃ面白かった!

2017/3/25

IU、久々の新曲。地味だけど沁みる。ずっと観ていたいMV。

youtu.be

2017/3/25

本日は「佐野元春presentsTHIS!オルタナティブ2017」@フェスティバルホール。個人的MVPは七尾旅人。1組30分という制約の中、完全に観客を飲み込んで行くステージ。新しい響きと驚きがあった。カーネーションは大人の色気漂うステージ。グルーヴィーな楽曲でじわじわと乗せていく。でもカーネーション、ホントはまだまだこんなもんじゃないんだよ。次の機会があればもっと大暴れして欲しい。

2017/3/26

大友啓史監督「3月のライオン前篇」観た。きちっと真摯に作られた映画という印象。子供時代から大人の世界に生きていた神木隆之介が、主人公とリンクする部分もあってやはり素晴らしく、彼の存在感がその真摯さに繋がっていた。物語と寄り添う生真面目さに好感。

白石和彌監督のロマンポルノリブート作「牝猫たち」観た。都会に生きる女たちの群像劇。それぞれの事情を抱えデリヘルで働く3人の女。物語に出てくる男たちがみな生から目を背けているのとは対照的に、生に向い、生き抜こうとする強さを持った女たち。社会の闇を描きながらもその姿が爽快感を生む。

「牝猫たち」の隣のスクリーンではドラえもんを上映していた。「のび太のカチコチ大冒険」と聞いて、ロマンポルノリブート作品と勘違いする人がいないか心配。

映画「牝猫たち」。主演の一人、真上さつきさんは滋賀県出身。男に見せる顔と子供に見せる顔の違い。自堕落でだらしない女を、絶妙な憎め無さで演じていて良かった。井端珠里さん、美知枝さんも合わせ主演の3人がそれぞれに魅力的で素晴らしい。

2017/3/28

先日の「THIS!オルタナティブ」で佐野元春さんが最後に言った「メインストリームは、ここにある」という言葉は実に力強く、勇気づけられたな。

カーネーション、ライブ動画配信もっともっとがんがんにやるべき。海外に向けても、どぎついぐらいにアピールしちゃって欲しい

カーネーション CARNATION 「E.B.I.」@下北沢GARDEN 2016.12.11 - YouTube