日々の泡。

popholic diary

2023年7月1日~7日の話。

2023/7/1

7時起床。今日は一日雨の予報。いつもなら京都まで出て映画2本というとこだが、何となく気分が乗らず。でもやっぱり一本ぐらいは観たいということで朝から車でイオンシネマ草津まで。ユン・ジョンソク監督「告白、あるいは完璧な弁護」を観る。愛人殺しの容疑をかけられたIT企業社長のミンホ。無実を主張し敏腕弁護士をヤン・シネを雇う。人里離れた別荘で二人は改めて事件の真相を再検証していくのだが…いや、これは面白かった。二人の会話で進んでいくのだが、容疑者の主張、弁護士の推理、様々な可能性を映画は再現していく。それぞれの視点で食い違っていく真相。だがある事故が大きく関わり事件の真相が暴かれていく。真実かと思われたことがひっくり返され、それがさらにまたひっくり返され、でダメ押しにまたひっくり返すってなスリリングな展開。よく出来た脚本と的確な演出、役者の力。大人の佳き映画でした。あとオールドK-POPファンとしては殺される愛人を演じたアフタースクールのナナの名演に驚いた。それぞれの主張によって見え方が違う人物を見事に演じ分け、事件のキーパーソンをしっかりと演じていた。素晴らしい。

観終わってすぐに帰宅。一人、サッポロ一番塩ラーメンの昼食。子供の頃から慣れ親しんだ味だけど、この年になるとさすがに塩分過多だなーと思っちゃう。

あとは部屋でラジオを聴いて過ごす。「爆笑問題カーボーイ」「SAYONARAシティボーイズ」「東京ポッド許可局」。

夜はNHKのドラマ「やさしい猫」を観る。今、この物語を放送することはやはり大きな意味がある。ドラマ班の気骨を感じる。だがろくにドラマも観ずに書かれたクソTweetがTLに溢れててげんなり。もはやTwitterは差別主義者が幅を利かしデマとヘイトが溢れかえる嫌な場所になってしまった。

2023/7/2

朝から妻と地域のウォーキングに参加。8キロ弱を汗をふきふき歩く。午前中とはいえ予報では30度越え。さすがに暑いね。石山寺でソフトクリームを食べて一休み。でもたまにはこうして妻と話しながら歩くのもいいね。配られたおにぎりの昼食をとって帰宅。

NETFLIXで「離婚しようよ」3、4話を。選挙コメディの様相で映画「センキョナンデス」を彷彿とさせる。いまや現実をなぞればコメディにしかならない。だが現実は笑ってられないからなぁ。

ドラマ「日曜の夜ぐらいは」最終回。ここんとこお疲れ気味なので、沁みちゃうなぁ。

2023/7/3

夜、マキタスポーツさんのYouTube配信「マンスリーマキタ」やってたので観る。畳みかける広末まつり、ダメ押しにあの手紙に曲をつけるってネタに笑った。素晴らしき言語センスがメロディに乗って爆発。でもこれすべて広末賛歌といっていい。最高だよ。


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芸能人のスキャンダルに思うのは、なんというか「人間って面白いなー」ということだ。どっちが正しいとか間違ってるとかじゃなく、間違っていることなんかわかっていてもそっちにいっちゃう人間の心、人間の業、生、聖、性!人間、オモローッ!ってことだな。

2023/7/5

雨の予報で徒歩通勤。何とか水曜を乗り切るも心が癒しを求めている。ということでアマプラで韓国ドラマ「ユミの細胞たち」を観始める。主演は大好きなキム・ゴウン。そう、キム・ゴウン成分が必要なのだ。様々な役をこなす彼女だが、こういうラブコメも良いなー。

2023/7/6

矢部浩志さんのソロユニット、MUSEMENTの配信アルバム「Song Pavilion」を聴く。3年に及ぶ闘病生活を経て発表された完全ソロ作。紡がれたメロディは穏やかでありつつとびきりポップ。AIボーカルアプリによる澄んだボーカルがメロディとアレンジの美しさを際立たせる。とにかくグッドメロディの宝庫で嬉しくなる。


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2023/7/7

金曜。今日も暑い。夜は雨の予報なので自転車通勤もしづらい。湿気が多くて辛い季節だ。営業回りに打ち合わせ、提案書に見積書、音声編集などなど器用貧乏が招いた多岐にわたる仕事にヘトヘト。寄り道する気力もなく帰宅。

風呂入って、ご飯食べて、「ユミの細胞たち」のキム・ゴウン観て充電。この生活いつまで続くんだろとふと不安になる。

PANTAさんの訃報。今年は訃報が続く。というか自分の年齢が上がってきたので嫌でも自分が影響を受けてきた先人たちの訃報も多くなる。この先ますます多くなっていくのだろう。

人生長いなーと思う気持ちと、残り時間は少ないなと思う気持ちが交互に襲ってくる。まだ何もしてないと、もう十分だ、が混沌と交じり合う。こんな風に思いながら、死ぬまで生きるのかな。