日々の泡。

popholic diary

2022年3月26日~4月1日の話。

2022/3/26

朝ドラ起床。トーストとハムエッグ、ヨーグルトの朝食。代り映えしないな。午前中は「いたって真剣です」、「アメトーーク」の特番など録画を消化。

昼ごはんはサッポロ一番みそラーメンとおにぎり。幼稚園の頃から食べてるメニューだな。

午後から映画館へ。明日で閉館の大津アレックスシネマへ。歩いて行ける映画館。シネコンには珍しく、滋賀ではあまり上映されないミニシアター系の作品をよくかけてくれる映画館だった。個人的にもよく通ったし、仕事でも絡ませてもらうことがあった。番組に出演頂いていたM支配人は秘宝読者というだけあって話が合ったのでよく映画話をさせてもらった。思い出深いのは担当していた番組で企画した「この世界の片隅に」高校生鑑賞会。高校生に「この世界の片隅で」を観てもらって、そのまますぐにロビーで番組収録をするというもの。自画自賛だが良い企画だったと思う。

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で観たのはナヴォット・パブシャド監督「ガンパウダー・ミルクシェイク」を観る。殺し屋のサムはターゲットの娘エミリーを救ったことで組織から狙われる。図書館を拠点にする同じ殺し屋だった母の古い仲間たちととも組織に立ち向かうに男社会に反旗を翻す女たちの挽歌。アイデアに溢れたアクションの数々が楽しい。女殺し屋軍団のリーダー的存在、ミシェル・ヨーが最高!スカッと爽快な皆殺しアクション。癖の強い映画を上映し続けた大津アレックスシネマともこれでさよなら。らしい映画で締めくくりだ。ありがとう!

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そのまま商店街で散髪。随分な白髪頭になってしまったが、すっきり。平和堂で2割引きかつ20円引きのシュークリームを家族分3つ買って帰宅。ほどなくして帰ってきた妻。別のスーパーで半額のシュークリームを6つ買ってきていた。賞味期限本日のシュークリームが9つに。こういう時に使える諺ってあったっけ?

2022/3/27

8時起床。朝食はマーガリンをたっぷり塗ったトーストにハムエッグとヨーグルト。朝の内に妻と買い物。

今日は久しぶりに妻と大阪まで出て観劇。まずは劇場近くでランチ。インドカレー、美味しい。でABCホールへ。MONO「悪いのは私じゃない」を観る。とある田舎の小さな会社、その会議室が舞台。社内に発生したハラスメント騒動を調査するため社員への聞き取り調査が行われるのだが…。食い違うそれぞれの言い分。表の顔と裏の顔、主観と主観がぶつかり拗れていく様をMONOらしい思わず笑ってしまう会話劇で展開する。土田英生さんの脚本は、劇団員それぞれの味を活かしつつ、一癖二癖ある登場人物たちの関係性を見事に立体的に描く。人間らしい弱さや駄目さが愛おしくなる。現実のハラスメント問題はもちろん深刻なものであるが、それでも精いっぱいの理想を込めたこの優しさがMONOの持ち味だと思う。MONOの芝居を最初に観たのはもう30年も前。当時から独特の「ふら」があってファンだった水沼さん。歳を重ねますます味わい深くなり今作でも大いに笑わせてくれる。若手組4人もすっかりMONOの世界に溶け込んでいて楽しい。

2022/3/28

昼休み、ネットでアカデミー賞をチェック。作品賞「Coda あいのうた」は誰が観てもいいと思える素直な作品。納得。観た時の感想は↓の日記で

popholic.hatenablog.com

しかしウィル・スミスの騒動はやっぱりもやもや。まさに「ドリームプラン」で演じたリチャードのような有害な男性性。ネットに溢れる様々な声にももやもや。芸人によるジョークに対して暴力で応える。その場所やそれぞれの立場、背景や関係性。その行為に対してもまた分断が生まれる。ひたすらもやもやが募る。

2022/3/30

テレワーク日。一日部屋で誰とも喋らず会社とつないだPCで作業していると普段よりも疲労度が高い。

radikoで「たまむすび/アメリカ流れ者」、「アフター6ジャンクション」アカデミー賞特集、「中川家のザ・ラジオショー」「東京ポッド許可局」「東野幸治のホンモノラジオ」、そして「伊集院光とらじおと」最終回を聴く。自分も作り手側としていくつかの番組終了を経験している。やっぱり最終回は寂しいもの。人気や評価とは別のところで、スポンサー事情や社内体制の事情での終わりはよくあること。そしてそれはわかってはいても作り手としては本当に悲しいものだ。その何とも言えない悔しさは今もまだ生々しく自分の中に在る。で伊集院さん。「いつでもずっとラジオのことを考えている」。ラジオで喋るためにすべての行動がある。水道橋博士さんが「藝人春秋Diary」において古川ロッパの「俺を日記をつけるために生きているのだ」という言葉をひき、日記芸人を宣言したが、伊集院さんは「俺はラジオでしゃべるために生きているのだ」ろう。誰もそれを止めることはできないのだ。

2022/3/31

3月も今日で終わり。あっという間に時間ばかりが過ぎていく。営業車を走らせながらどっか行っちゃいたいなーなんて。こんなことの繰り返しだ。もう51年も生きてるのに、生きることにいまだに慣れない。俺は何のために生きてんのかねー。

2022/4/1

4月新年度。異動もなく、また数字に追われる日々が始まると思うとさすがに滅入る。

とか何とか言いつつ、会社帰りにユナイテッドシネマで映画を一本。ダニエル・エスピノーサ監督「モービウス」を観る。ソニーの方のマーベル。幼いころから血液の難病に苦しむ天才医師モービウス。治療のために吸血コウモリの血清を投与するという実験を自らに施したことで、彼は超人的な力を手に入れる。だがその代償として生き血を求める怪物になってしまう…。名優、ジャレッド・レトが演じるダークヒーローは魅力的ではあるんだけど、ま、さすがにあの「スパイダーマン」観た後だと物足りないやね。金曜の夜、会社帰りに観るにはちょうどいい感じですがね。で、「ヴェノム」ともどもあっちのマーベルとも折り合いつけつつ、こっちはこっちのユニバースで展開していく気満々なんすね。

 

今週聴いた音楽は

  • 「SUMMER CITY」Kim Areum
  • 「Real Love」OH MY GIRL
  • 「言葉のない夜に」優河
  • 「Last Chance At Love」Choi Jungyoon
  • 「SMiLEY」YENA
  • 「アダプト」サカナクション