日々の泡。

popholic diary

2013年11月下旬のTweet

2013/11/17

昨日は一日仕事で今日は妻と買い物行ったり家の用事を済ます。40代は時間と金のやりくりが大変だなー。しかし関係ないけど久々に観た、のりお・ よしおの漫才がめちゃくちゃな面白さだった。イリュージョンの域に入ってて何だかわからないけど笑わずにいれないような。

2013/11/19

休日出勤が続いたので今日は代休。で映画を一本。タナダユキ監督「四十九日のレシピ」観てきた。いい邦画を観た。って感じがヒシヒシと。下手な監督なら優しいだけの雰囲気映画になってしまいそうだけど、タナダユキ監督は物語との距離感が絶妙で優しいだけに終わっていない。誰もが間違いを犯し、人を傷つけ、自分を傷つける。後になってそれに気付き後悔する。人生は後悔の積み重ね。でもだからこそ人はより良い明日を目指す。優しくなろうとする。なんてことをつらつら考えながら。

2013/11/21

ということで本日の「POP DIVER」。日本のblue marble、台湾のPiA、そして韓国のルシッド・フォールを紹介しました。ジャンルや国境を越えるポップミュージック。そういうことです。

2013/11/22

かって清志郎は「空がまた暗くなる」と歌ったが、もう空は真っ暗になってしまいそうだ。テレビでは「火垂るの墓」。あの映画が、過去の物語じゃなくて、未来の物語にならなければいいが。

2013/11/23

ということで今日は映画を一本。ブライアン・ヘルゲランド監督「42~世界を変えた男」観てきた。アフリカ系アメリカ人初のメジャーリーガー、ジャッキー・ロビンソンを描いた作品。偏見、差別の渦の中、自分自身の尊厳を踏みにじられてもなお耐え、そのプレイで世界に立ち向かった男。感動したっ。本当に素晴らしくて、胸が震えた。遠い昔の物語でなく、つい数年前の物語。人種、肌の色、国籍…根拠のない差別はいまもなおそこかしこにある。偏見、思い込み、心の中の恐れが差別を生む。レイシスト達は決して個人の顔を見ることなく憎悪をまき散らす。当初は嫌悪を抱いていたチームメイトたちも、ジャッキー・ロビンソンという個人を知り、その人に触れ、差別の愚かしさを知る。人種、肌の色、国籍etc.根拠のない差別の愚かしさ。一人でも多くの人に観て、感じてほしい。自分の為じゃなく、より良き明日の為に、より良き世界の為に生きたジャッキー・ロビンソン。差別を生む心は誰の胸の奥にも眠っている。でも、それでも、より良き明日の為に、より良き世界の為に、どう生きるべきか。それをちゃんと意識していればきっと差別を生む心は消えるはず。

で滋賀から京都に出て映画観た後は、大阪通って神戸へ。KARAのコンサート観てきちゃった!いやーもう、高まったなー。思っていた以上に韓国語曲が多くて嬉しかった。そしてそれらが大盛り上がりだったのがまた嬉し。K-POPブーム終焉?ブームなんて終焉上等。もはや日常なのだ。そんな訳でKARA。現メンバーではもしかしたら最後?しかしやっぱりこの5人のバランスが最高にして最強。改めて、KARAのアイドル性、大衆性に感嘆。日本にK-POPが根付いたのはKARAの存在が大きかったと強く思うな。

2013/11/24

ということで今日も映画を一本。森崎東監督「ペコロスの母に会いに行く」観てきた。舞台は長崎。バツイチ男と認知症の母、二人の日常が描かれる。いや、もう、これまた素晴らしかった。笑いながら泣いた。偉人でも英雄でもない市井の人の人生にも物語はある。愛すべき人の暮らしが見事に描かれていた。主演は最高齢初主演でギネス登録の赤木春恵さん。強くたくましく長い時代を生き抜いたおばあちゃんの人生を、認知症でまるで子供に戻ったかのような姿を、ちょっとした表情や台詞で見事に体現されていて素晴らしかった。そして息子役は岩松了さん。醸し出されるどこかとぼけた味わい。ともすれば重くなってしまう題材を、優しいユーモアで包む名演。介護は自分たちの世代にとってもうそこにある問題だ。認知症についても近いところでその介護状況を見ているし、いろいろと思うところはある。介護される側にも介護する側にも人生の物語がある。綺麗事では済まされないけれど、その物語に想いを馳せる。長崎の風景がもう一人の主人公だった。坂の多い街の窓の明かり一つ一つに物語があって、泣いたり笑ったりしながら人々が暮らしてるんだな。なんというかとても愛おしくなる映画。観て本当に良かったと思えた。

2013/11/26

今更ですがIUのアルバム「Modern Times」凄いな。ど真ん中の国民的アイドルが、ここまでのコンセプトアルバムを作り上げるとは。ジャズ、ラテン、ボッサとアコースティックでアダルトなサウンドにモダンなポップ感覚。IUの少し背伸びした危ういぐらいの蒼い色気が素晴らしい。。少女と大人の女の間、アイドルとアーティストの間、その揺れる位置にいる今のIUにしか作れない傑作アルバム。聴きごたえ十分。

2013/11/30

始まって2ヶ月の「POP DIVER」。徐々に反響が出てきて嬉しい。週一回たった15分の番組だというのにありがたい限り。ONAIRしたアーティストさんたちにRT頂くのも光栄だが、会社の若い子たちがよく聴いてくれていてあの曲が良かったとかいろいろ言ってくれるのが本当に嬉しいな