日々の泡。

popholic diary

2020年9月のTweet

2020/9/1

偏愛するLOVELYZが新曲「Obliviate」で1年4ヶ月ぶりのカムバ!いつになくシリアス&ハードな新境地。しかしデビュー7年目が近くなるとカムバしてくれるだけでありがたい。ありがたやー

NegiccoのKaedeさん「ジュピター」はウワノソラ角谷さん作の新曲。いいっ!

2020/9/2

「町あかりの昭和歌謡曲ガイド」の影響もあって、寝る前にちょっとずつ松田聖子のアルバムを順を追って聴いている。82年「Pineapple」最高だなー。
で19年も前にHPに書いてた駄文を発掘したのでブログに採録

popholic.hatenablog.com

2020/9/5

オリヴィア・ワイルド監督「ブックスマート 卒業前夜のパーティデビュー」を観た。モリーとエイミーは親友同士。高校生活のすべてを勉強に捧げた二人が青春を取り戻すべく卒業式前夜パーティーデビューすることに。ってな青春コメディ。いやーもう最高!楽しくってパワフルでこっちも元気になった!勉強一筋だった二人がパーティに参加すべくドタバタな展開になっていくのだが、その中で今まで軽蔑していたクラスメイト達のことを知り、それぞれの事情に触れ、より広い世界への一歩を豪快に踏み出していく。まさに「ブレックファストクラブ」なグッとくる青春映画。主人公二人の掛け合いが楽しいし、まわりの珍妙なるクラスメイト達も最高!人種やセクシュアリティの描き方が多様で新しく、かつバカバカしく笑えてとてつもなくパワフル、でも青春ど真ん中でグッとくる。彼女らの行く末をずっと観ていたくなる。大好きな映画が1本増えた。

ここんとこ地元の映画館にしか行ってなかったのだが、今日は久々に京都で映画館のはしご。「ビバリー昼ズ」のオープニングトークポッドキャストでまとめ聴きしながら。高田先生のドルチェ&ガッパーナ?ドンガバチョ?藤村有弘だろと畳みかけるスピード感がすごい。これぞ脳高速

ホ・ジノ監督「世宗大王 星を追う者たち」を観た。朝鮮第四代王・世宗は奴婢の身分ながら豊富な科学知識と高い技術を持つチャン・ヨンシルを武官に任命。天文学を通じて絆を深める二人の物語。歴史の点と点を大胆なフィクションで線にするまさに男の星座。主演はハン・ソッキュチェ・ミンシク!寝ころび星を見上げ語り合う二人。微笑むソッキュにはにかむミンシク。お互いの想いとは裏腹に歴史と政治に翻弄され見つめあい涙を流す二人。濃密かつ濃厚なおっさんずLOVE!

2020/9/9

竹内先生ゲストの角田龍平の「蛤御門のヘン」をradikoで。タ○キンが出ててもかっこいい伊勢谷友介、紀香に裾の短すぎるジャケットを着せられる愛之助、猪木にまで精通する芦田愛菜!角田さんの抜群の配球に、どんな球が来ても決め打ちで返す竹内先生。人生に無駄な話しかない90分。妄言200%。最高!

2020/9/10

もはや贔屓目にしか見れないLOVELYZだが、冷静に見てもいいシフトチェンジができてると思う。ガールズクラッシュでもセクシーでもないLOVELYZらしさが残っている。やっぱLOVELYZは曲がいい

2020/9/12

大林宣彦監督「海辺の映画館-キネマの玉手箱」を観た!開始一秒から「狂ってんな~(最高級の誉め言葉)」と唸るがそのままとんでもないスピードと情報量で3時間走り切る!映画史と自分史を通じて語る戦争論にして壮大な映像詩。史と詩と死が駆け巡る大林監督の走馬灯。とにかく凄いものを観た!映画の中に入り込み戦争を体験する3人の若者。考える隙を与えない強烈な映像に飲み込まれ、この映画を見ている我々観客も戦争の渦に巻き込まれていく。その悍ましさを、その愚かさを、痛みとして感じさせるのだ。でもってチープなCG、しつこすぎるギャグなどはっきりと“ヘン”な映画でもある。その癖が強すぎるヘンテコさもまた大林映画の醍醐味!

五百旗頭幸男、砂沢智史監督「はりぼて」を観た。富山のテレビ局が自民党会派の富山市議による政務活動費の不正取得をスクープ。そこからあっという間に14人もの議員が不正によって次々辞職。その姿を追ったドキュメンタリー。いやはやなんとも間抜けで強欲なおっさんたちのドタバタ集団コント。偉そうに大口叩いてたかと思うと次から次にウソがバレては謝罪し辞職していく親父たち。腐敗しきった政治家たちの滑稽な姿。だが時は過ぎその不正すらもなぁなぁで収まっていく。汚職政治家達のゆるゆるの間抜けさに苦笑いしながら、政治って、日本って一体なんなんだと頭を抱える。

2020/9/13

岩井俊二監督「チィファの手紙」を観た。自身の小説を原作に中国で中国映画として撮られた作品。日本版では季節は夏だったが、こちらは冬。現在パートのモダンさと過去パートのノスタルジックな雰囲気の対比がより郷愁を誘う。過去のチィナンと現在の娘ムームーを演じたダン・アンシーがまぁ記憶の中の(美化されすぎた)少女感が凄くって、さすが岩井俊二監督わかってらっしゃるという感じ。

2020/9/18

ナイツの「ちゃきちゃき大放送」ゲストの常盤貴子さん、面白い!TBSラジオのヘビーリスナーって時点で好感持てる。

2020/9/22

クリストファー・ノーラン監督「TENET」観てきた!難しいなー。でもこの難解さを楽しむというか、まずはおもしろ逆回転アクション映画としてドーンってな感じで映画館のでかい画面とでかい音で体験するのが大事かと…。映画「TENET」観終わってエスカレーターに乗ったら、後ろ向きにエスカレーターに乗った子供と交差して、一瞬頭がこんがらがった。

リ・ゴン監督「鬼手」を観た。バイオレンス囲碁アクション!ってなんだそれ。漫画やわ、漫画。でもこれがめっぽう面白い。復習に燃える主人公が囲碁&鉄拳でかって自分や家族を追いつめた相手をバッタバッタと倒していく。わかりやすい!

2020/9/24

カーネーションの直枝さんがすっかりIU推しに!かくいう私もIUファン歴10年。そうなんです、IU最高!いつか直枝さんにIUプロデュースして欲しいなー。

2020/9/25

↓のTweet。プロデューサーとして作っていた番組、嬉しい!ちょっとマジで泣きそう。どこかで誰かがちゃんと聴いてくれてたんだなぁ…

2020/9/28

エリック・トレダノ、オリヴィア・ナカシュ監督「スペシャルズ!」を観た。自閉症児たちをケアする施設を運営するブリュノ、ドロップアウトした若者たちの就業を支援する団体を運営するマリク。社会からはじかれた子供たちのために奮闘する二人。まさに「でも、やるんだよ」な物語。慈愛に満ちた生ぬるいヒューマンドラマではない。もはや理由や理想を超えて「でも、やるんだよ」と彼らは武骨に、必死に動く。主人公二人の顔がいい。むしろ怒りに満ちたようなその顔が彼らの気高さを感じさせる。

ジョナ・ヒル監督「mid90s」を観た。母と兄と暮らす少年スティーヴィー。町のスケボーショップで出会った少年たちとの交流の中で彼を少しずつ大人になっていく。他者との出会いによって扉が開き、世界が広がっていく。ど真ん中の青春映画!世界が広がっていくワクワク感。でも成長することで互いのバランスが崩れ距離ができていく仲間たち。青春の美しくもはかない刹那。もう会わなくなってしまった古い友達たちのことをふと思い出す。

天才Lee Jin Ah嬢の新曲「 Dreamy Alarm。80年代中頃の矢野顕子を彷彿とさせるPOPな中に狂気と才気がはみ出す音。最高!

チェ・ウォンソプ監督「ヒットマン エージェント:ジュン」を観た。国家情報院に拾われ暗殺者として育てられたジュン。死を偽装し行方をくらまして15年。今では売れないWeb漫画家。酔った勢いで暗殺者時代の機密を漫画にし配信してしまったことから大騒動に!ってなアクションコメデイ。おもろい!まぁその設定からもう漫画やわ、漫画。でも超ド級のバイオレンスアクションが全部ネタふりになり緊張と緩和が波打つ爆笑コメディに。クォン・サンウのバキバキの肉体から繰り広げられるかっこいいアクションとべたべたなギャグ。すっきり楽しい快作!