日々の泡。

popholic diary

2002年3月上旬の話。

2002/3/1~15

というわけで3月。久々に京都のレコード店十字屋四条店へ。高校時代は毎日通ったなぁとか思いつつ落語コーナーへ。やっぱり「志の輔」は置いてなかったが柳家喬太郎「すみれ荘二〇一号室/夜の慣用句」を発見!即購入。喬太郎は数年前テレビで「純情日記横浜編」を聞いてその才能に驚き、ずっと注目してたのだ。関西ではほぼ聞く機会はないからなぁ。これでいつでも喬太郎が聞ける。

で今日は鈴木祥子のライブ「alone in 冨小路」。友人Mと少し早めに待ち合わせて、茶店でいろいろバカ話してライブハウス礫礫へ。97年にここで見た彼女のライブは本当に素晴らしいものだったので期待大。礫礫はほんといいライブハウスでこの雰囲気だけでも最高だな。でライブはもうこれがまた良かった。特に「ただの恋だから」の艶っぽさにはグッときちゃったなぁ。エレキギターでの「3月のせい」もすさまじくかっこよかった。でゲストとして登場はカーネーション直枝政広氏!。二人とも大ファンだから、これはもうたまらない。未発表曲「一人と二人」に感動。それと去年めちゃめちゃよく聴いた「幻想列車」をやってくれたのも良かったなぁ。直枝氏の曲はこの30男にはあまりに共感するところが多くて涙無しでは聞けない。で圧巻は二人で歌った「イケナイコトカイ」・・・鳥肌立っちゃったよ、まじで。

で感動に打ち震えながらMとライブを肴に一杯飲む。しかし30歳、妻子持ちのおっさん二人が日曜の夜にこんなことしてていいのか?と思う。考えたら鈴木祥子のライブに最初に行ったのはもう10年も前、それもMといっしょだったなぁ。

で会社の帰りにカーステレオで喬太郎「「すみれ荘二〇一号室」。うーん、うまいそしておもろい、なおかつちょっと切ない感じがいい。途中で出てくる「東京ホテトル音頭」のばかばかしさに爆笑。平成の名人・喬太郎を要チェックだ。

久々の休日。妻がバイトなので娘と一日デート。いつものように公園に行ってひとしきり遊ぶ。で湖岸のベンチに座り、雲ひとつない青空と琵琶湖を臨みつつジュース飲みながらのんびりと。いい休日だ。

ナンバ壱番館太平サブロー編ビデオで。・・・ついに、ついにこの日がやってきた。ゲストに登場はなんと太平シロー!ということは太平サブロー・シロー解散後初の2ショット!という記念的な日だ。このHPを最初期から見ていてくれている人は憶えておられるかもしれませんが「サブシロ再結成」を熱望し「サブシロ再結成、是か非か?」とコーナー展開までしていたぐらいである私としては、もう見ることはないと思っていたこの2ショットを見れて感無量である。再結成はありえないというのが定説であるが、この2ショットを見るにつけ、いつかきっとこの二人はもう一度漫才を見せてくれる、そんな想いを強く持った次第であります。

大津駅の改札を抜けたところで幸薄そうな妙齢の女性がひっくり返っていた。その女性に向かってVシネマにでてきそうな男が「死ね!ほんまに死ね!わかったか!死ね!」と罵声を浴びせているという現場に遭遇。・・やなもの見ちゃったなぁ。一体、この二人に何が起こったというのか?「ねぇ、ねぇ、どーしたの?おじちゃん。何があったの?」と聞きたい衝動に駆られるが、明らかに近づかないほうがいいようだ。しかし、なんつーかな、この二人の間に流れるじとっとした空気感、もうブルーになっちゃうなぁ。でもこの男が怒ってる理由が<ワシのプッチンプリン勝手に食べやがって・・>みたいなものすごちっちゃい内容やったら笑うな。

テレビで氷川きよしの「きよしのズンドコ節」を聞いてちょっと衝撃。「ズンドコ節」と言えばドリフの「ズンズンズンズンドッコ」という譜割りがまず浮かぶが、このきよしヴァージョンのちょっとラテン入った「ズン、ズンズン、ズンドコッ」っていうのも悪くないな。こうなったらもっといろんなアーティストに「ズンドコ節」をやってもらいたい。例えば子供向けに「ミニモニ。ZUNDOKO節!」なんてどうよ。これはもう、ありそうというかあるでしょ、そのうち。F1層に向けて「Misiaのソウル・ズンドコ」なんてのもいいんじゃなかろうか。大人のロックファンには「YAZAWAのズンドコ」ってのはいかがなもんか。海外アーティストにも是非にお願いしたい。「Beckのズンドコ節」なかなか革新的なサウンドを聞かせてくれそうだ。でこれは特にいいと思うのが「ENYAのズンドコ節」。癒し系ズンドコですな。あの荘厳な多声コーラスで「ズンズンズンズンドコ(ズンドコズンドコ)」なんて感じでそのサウンドを想像するだけで感動的でしょ。