日々の泡。

popholic diary

2002年2月の話。

2002/2/1~28

めざましテレビ」で押尾学のインタビュー。音楽活動をスタート、音楽でメシくっていきたかっただってさ・・。渡米前の吉田栄作を彷彿とさせる物言いに苦笑。世間が君に求めてるのはロックとかじゃなくて「平成の火野正平(ヤリチン)」としての存在なんだから、メッセージを伝える前に西川峰子とでも浮名をながしてほしいものだ。

休日。朝から家族で自転車に乗ってうろうろ。大津の浄化センター屋上が公園になってるのを始めて知る。テニスコートがあったり、結構大きな人工公園になっててびっくり。大津に移り住んでもう5年になるが、まだまだ知らないものもあるんだねぇ。

土、日曜と仕事。日曜出勤が始まってもはや曜日感覚無し。なんか休みも気がついたら10日に一回とかのペースになってるし・・。

「明石家うけんねん物語」見つつ、山川恵理佳ちゃんはかわいいねぇ、こんな娘が欲しいねぇなんて思う。

ここんとこ娘が風邪気味。夜中になると咳き込んで吐いてしまう。本人はそれでもそのまま寝てしまうのでいいが、こっちは連日眠い目をこすりつつ嘔吐物の処理。においも結構きついんだこれが。そんなこんなでどうも寝不足気味。

でついに風邪こっちにまでうつって仕事中にドクターストップ。朝から調子悪いなぁとは思ってたんだけど、前日2時まで飲んでたこともあり2日酔いかと思いつつなんとか働いていたのだが。打ち合わせ中何度もトイレに駆け込み吐く。さすがに寒気はするは手足しびれだすは顔色真っ青だはで早退させてもらう。しかし会社から家までの車中はどうなることかというぐらい辛かった。自分でもよく無事帰れたなというぐらい。で家についてばったり倒れこみそのまま24時間寝る。ま、振替休日は1ヶ月分ほど貯まってるので1日ぐらい休んでも問題はないが。ちょうど明日から3連休だったので計4連休に。しかしちょうど休みのときにこんな風に倒れてしまうとは身体が会社対応になってきてるな。

で寝ているところにインターネットで購入したreadymade internationalからのアナログシングル「WORLD IS WAITING FOR US record four」「同 record five」が届く。

休日。家族で湖岸をドライブ。湖北の方では雪が積もっていた。公園に車をとめて、みんなで雪だるま作ったり雪合戦して遊ぶ。例年、大津の辺りでも一冬に一回は雪が積もるのにこの冬は一度も積もらなかった。温暖化っつーことなのかな。

久々にタワーに寄り道。Great 3「When you were a beauty」、chari chari「in time」購入。今年は新たな出会いを求めて間口広げてCD購入の予定。

日々、精力的に仕事&酒。しかしこんな時期だからこそ自分の時間を大切にしなければならない。30代をいかに生きるかがここんとこのテーマ。先日、葉月某が離婚の理由として「(旦那の)男としての向上心のなさ」と身もふたもないことを言っていたが、むしろこれからは向上心なんてものをいかに捨て去るかがポイントだと思う。

テレビで「談志一門会」実に4年ぶりに志の輔の「バールのようなもの」を聞く。4年前も爆笑したがネタ知ってるにもかかわらず今回も妻とともに爆笑。落語家ってのは凄い職業だと思う。

ここんとこ娘と車に乗るときはいつでもカーステレオから「ミニハムず」と「ミニモニひなまつり」が流れている。つんくのやっつけ仕事ぶりはともかく、女の子の声というのはどーにもこーにもかわいいものだな。

テレビブロス誌の「梅図かずおインタビュー」がおもろい。『人間っていうのは本来、自然が大嫌いな生き物なんですよ。』ってくだりが目からうろこ。梅図かずおも間違いなく日本が誇る天才の一人だ。

子供と遊びながら、ふと自分の一番古い記憶について考える。たぶん一番古い記憶は3歳の時で、土曜日に「仮面ライダーV3」の最終回を見ていた記憶。次週スタートの「仮面ライダーX」の予告編をカレーライスを食べながら見ていたことを憶えている。幼稚園の入園式もうっすらとした記憶の中にちゃんとある。自分自身の4歳の記憶を持ちながら4歳の娘と対峙してるってなんだか不思議な気がする。娘が大きくなった時、その記憶の中にうっすらとこの31歳の俺の姿が残るだろうか。

でいろいろと自分の記憶をたどる。荒井注在籍時のドリフの記憶もうっすらあるなぁ。でもドリフより伊東四郎-小松政夫の記憶のほうが強いしとか考える。待てよ、ということは我が娘が大きくなった時そのうっすらとした記憶の中に「松っちゃん、浜ちゃん」はもちろん「ケンドーコバヤシ」とか「バッファロー吾郎」なんてのが刻まれるのか・・・。環境とは恐ろしい。

ラジオで谷口キヨコスカパラの新曲「美しく燃える森」の紹介で「ほんまやったら山火事ですね」と言ったその「間」がなんかツボにはまって笑った。しかしこの曲は素晴らしい。早速買いに行こう。

会社帰り本屋によって「Quick Japan」誌購入。好みではない雑誌なのだが特集「タモリ徹底分析」とあればとりあえず。詳細なる「タモリ年譜」がおもろ。特に一夜の宴会から「九州の天才」と山下洋輔らに見出されてデビューにいたるそのジェットコースターぶりが凄い。

小沢健二の新譜「Eclectic」買いにタワーまで。ついでにreadymade internationalのコンピ盤「WORLD IS WAITING FOR US」、東京スカパラダイスオーケストラ「美しく燃える森」(山火事ですね)、Mansfield「Motor Popp e.p.」購入。

会社の後輩W君の送別会。今まで僕は何人の人と出会い、何人の人と別れただろうかなどと考える。送別会からの帰り道。夜の近江大橋を渡りながら、今はもう会わなくなった古い友人達は僕のことを覚えてくれているのかな?なんてちょっとセンチメンタルな気分に。

なにかと話題の小沢健二「Eclectic」。まだ数回しか聴けてないが、この変化は意外というよりむしろ「30男の心象風景」とすればごくごく真っ当という気がする。