日々の泡。

popholic diary

2021年1月23日の話

どこまで続くかわからないが、週に一度はブログ更新を。

では今週のまとめ日記。朝8時スタートになった2010年の「ゲゲゲの女房」から朝ドラを観て出勤するという生活スタイル。いい作品、ダメな作品あるが、主演女優がいかに魅力的かも大きな要素で、その意味では杉咲花ちゃん主演の「おちょやん」は最高。でも今週はとにかく若葉竜也週であった。今泉力哉監督の「愛がなんだ」などいまや日本映画界では売れっ子俳優だけど、ここで一気にお茶の間人気爆発だろうな。穏やかな雰囲気を持ちつつ、ちょっと憂いがあって一本筋の通ったしなやかな強さを感じる。その上、色気があるしね。高橋一生田中圭中村倫也といった流れに続く注目の俳優、2021年の顔になるだろう。

仕事はまぁなかなか世知辛い。コロナ禍における営業仕事の困難さが身に沁みる…。ま、いい話もあれば悪い話もある。

でそんな疲れた気分を吹っ飛ばしてくれるのが、南海放送杉作J太郎のドッキリないと5」。何せ週5日の放送なのでタイムフリーで聴いてもなかなか追いつかないが、時間があったら聴いている。まさに唯一無二の「今夜決定!シリーズ」が面白い。今夜決定!悪役編で山田吾一が出てくるなんて最高。「今、世界中で山田吾一の話をしてるのはこの番組だけですよぉ」って山田吾一だけじゃなく毎日、全編、世界中でこの番組だけのトーク。オープニング曲が大泉滉「UFO音頭」って、独特にもほどがあるなー。ちなみにこの日記を書いてる今、リアルタイムで聴いているが「今夜決定!民芸品」ってどんなテーマや。だるまについて語っちゃってるよ。やはりラジオは面白い人の面白い話が最強!

それにしても毎日聞くべきものが多くて大変。今週他に聴いてたのは、真冬のサイキックミーティングとして北野誠竹内義和ゲストの「角田龍平 蛤御門のヘン」。「アフター6ジャンクション」西寺郷太ゲストによる船山基紀特集、髙木完「TOKYO M.A.A.D SPIN」小西康陽野宮真貴ゲスト回、「たまむすび」町山さんの「アメリカ流れ者」(「KCIA 南山の部長たち」紹介)、「ビバリー昼ズ」のオープニングトークポッドキャストで。

聴きたい音楽やラジオ、読みたい本・文章が多すぎて時間が足りない。仕事してる場合かっ!とすら思う。

で今週観始めたドラマは岡田惠和脚本、高畑充希主演「にじいろカルテ」。高畑充希ちゃんはとても好きな女優さんなんだけど、どうも(僕と)作品との相性が悪くなかなか見続けられていたドラマがない。今作はどうかな。岡田惠和さんの前シーズン作「姉ちゃんの恋人」が良かったのでちょっと期待。

昨日から始まったのは宮藤官九郎脚本、長瀬智也主演「俺の家の話」。うわーもういきなり面白いな。長瀬智也のレスラーっぷりにいきなり掴まれる。そして物語は父と息子、そして介護問題に。ここ数年、世界の映画やドラマを観ているとシスターフッドと呼ばれる女性たちの共闘の物語、女性の生き辛さを指摘しそこからの脱却をテーマにした作品が多かったが、それと合わせ鏡のように男性達が陥る「男性」性の問題、強すぎる父に縛られ、その呪縛から逃れられない男性達を描くものも多かったように思う。「WAVES」なんてそのまんまだし、「ハニーボーイ」「フランクおじさん」なんかもそうだった。だいたいトランプなんて人はまさにそうで、強すぎる父の下で育ち、負けを認めることすらできなくなってしまった男だ。これからクドカンが父と息子の物語をどう描いていくのかもうめちゃくちゃ興味深いし楽しみ!

あと西田敏行演じる父の“怪しい”後妻の名前が「さくら」って!「後妻のさくら」と言えば関西人ならピンとくるぜ。そこまでやって委員会!?

後妻に限らず、年配の有名人にくっついてる若い秘書とか大概怪しいよねぇなんて。完全に頭に浮かんでるんだけど書くのは自粛…。

で今日、土曜日。朝ご飯は8枚切りの食パンをトーストして、マヨネーズとマスタードを塗ってスクランブルエッグとハムを挟んだ休日の定番食。

しかし土曜日の関西の番組は最悪だ。陰謀論にはまる芸人が訳知り顔で吠え、維新がらみのプロパガンダが激しい朝のニュース系番組はもはや見る気も起きない。今田耕司の下世話でわちゃわちゃしたお昼の番組は好きだったが、某辛坊が出るようになって観られなくなった。

ということで録画していた昨晩の「町山智浩アメリカの今を知るテレビ」を。この視点が少しでも関西のテレビに有れば、状況はかなり変わるだろうに。

今日は雨だし、京都・大阪への映画遠征は自粛中なので家でゆっくり。娘は仕事、妻は実家の手伝いでいないので、きつねうどんの昼食をとりつつTVにYouTube流してダラダラと。韓国のMBCが上げているKARAのデビューから解散までのステージをまとめた動画を見直す。2010年~2012年頃の輝き方が凄い。そしてもうこの5人が揃うことは決してないと思うとマジで泣けてくる。輝きが眩しい程、その影は黒くなる。なんてセンチメンタルな気分に。


KARA Special ★Since 'Break it' to 'CUPID'★ (1h 42m Stage Compilation)

アマゾンプライムで映画を一本。イ・ソックン監督「君の結婚式」を観る。高校三年の夏に出会ったスンヒとウヨン。10年に渡るすれ違いのラブストーリー。主演はお気に入りの女優パク・ボヨン。お互い惹かれながらちょっとしたタイミングですれ違い続ける二人。ほろ苦くも爽やかさが残る作品。

それから昨晩、TwitterのTLで流れてて気になった韓国映画を特集した「新・日本男児と中居」をTVerで。韓国映画にはまると語りたくなるんだよね。僕も韓国映画観始めて凡そ20年。ものすごくわかるなー。ナカデミー男優賞、ファン・ジョンミンには納得。うーん韓国映画の話はいずれまたたっぷり書こう。とにかく今もって見続けているし、好きすぎる。

夕食にスパイスカレーを作る。初挑戦。様々なレシピを調べて、まずは基本のチキンカレーを。みじん切りにしたタマネギを飴色になるまでじっくり弱火で炒めて、すりおろしのしょうがとにんにくを加えさらに炒め、クミン、コリアンダーターメリックにチリパウダーを投入。じっくり混ぜ合わせたところにトマト缶。水分を飛ばしたところであらかじめヨーグルトとガラムマサラに漬けていた鶏肉を加え炒める。ある程度炒まったところに牛乳とお湯を加えて、塩と醤油でなんとなく味を整えつつ煮込む。で出来あがったところで妻と娘、帰宅。皆で食べてみる。

なんとか形になったが味はまァそこそこ。トマト缶を入れてからの水分飛ばしがちょっと弱かったか、鶏肉は別に焼きを入れといた方が良かったか、塩加減であれで良かったかなど反省しつつ。

でも娘からは「美味しかった」と一言。また作ろう。