日々の泡。

popholic diary

2021年1月16日の話

週末ぐらいは日記も。

土曜日。7時半起床。ご飯と炒り卵の朝食。フライパンにサラダ油を多めに熱して、溶いた卵をざっと入れる。油を含んで卵がぶわっと膨らんだところで、少し混ぜて半熟のまま皿に移す。醤油を数滴たらし出来あがり。これを白ご飯と一緒に食べると実に美味しい。

食べながら朝ドラ「おちょやん」を。土曜は一週間のまとめなので別に観る必要もないのだが、もう習慣になっている。杉咲花ちゃんのぱぁっと輝く笑顔を観ていると元気になるな。鼻が丸くてかわいい。最近気づいたんだが、好きなタイプは「鼻が丸い」だ。しかしレッドウォリアーズのシャケの娘が朝ドラ主演とは。俺も歳をとったもんだ。でおちょやんの厳しい師匠役で若村麻由美さん。彼女のデビューも朝ドラで、僕が高校生の頃。「はっさい先生」好きだったなー。今も変わらず本当にお美しい。

朝から映画。しばしは京都、大阪への映画遠征は自粛。ただありがたいことに徒歩圏内に2館映画館がある。ということでブラブラ歩いて大津アレックスシネマへ。ドキュメンタリー映画「スタントウーマン ハリウッドの知られざるヒーローたち」を。スタンドウーマンたちが文字通り「ガラスの天井」を突き破っていく物語。元々女性たちが中心となって切り開いていった「映画」という文化。その「映画」が儲かるということがわかり男たちが奪い取っていったという歴史を知る。

映画を観終わり商店街でコロッケを買って帰り、コロッケサンドの昼食。8枚切りの食パンを2枚トーストしてバターとマスタードを。千切りのキャベツにマヨネーズ、買ってきたコロッケを2個並べてとんかつソースを少々。トーストで挟んで半分に切って出来あがり。牛乳と一緒に食べる。美味しい。

YouTubeにUPされた水道橋博士さんと町山智浩さんの対談を一気観。高校生の頃、愛読していた「宝島」。その中で三留まゆみさんなんかが書いてた映画紹介のページが好きだった。鈴木慶一さんや戸川純さんなどが映画を紹介する「このビデオを見ろ」もよく覚えている。そんなページを作っていたのが町山さん。そう思えば10代の頃から町山さんの影響を受けていたんだな。

そんな町山さんと昨日のブログでも書いたように多大なる影響を受けている博士さんの対談。自己愛、自我が強い者に自己愛が弱く自我を持たない者が依存していく。自己実現のために政治をする者。権力者の太鼓持ちと化した編集者や自分の力に酔いプロパガンダに勤しむテレビマン…二人が何に怒り、何を許せないと思っているのか。深く深く共感する。

アマプラで公開時見損ねていた沖田修一監督「モリがいる場所」を。自宅の庭をじっと観察して過ごす老画家の1日。唐突なドリフ演出など柔らかなユーモアが楽しい。

晩ご飯はカキフライ。カキを片栗粉と塩水で洗って水気をきり、お酒を少々ふりかけ数分。再度水気を切り、卵と小麦粉、水を混ぜたバッター液にくぐらせ、パン粉をふんわりと纏わせる。10分ほど寝かしてなじませたところで、170度の油に投入。1~2分たったら裏返して、あとは様子を見ながらいい感じにきつね色になったところで引き揚げる。上手くできた。が貝類が苦手な娘は手をつけることも無く…、まったく。