日々の泡。

popholic diary

2015年12月下旬のTweet

2015/12/20

今日は各地でライブですなぁ。諸事情あってなかなかライブには行けないので、映画。SWを横目にまだ観てなかったサム・メンデス監督「007 SPECTRE」を。「キングスマン」「UNCLE」と洒落たスパイものが続いたのでついつい比べちゃう。よく言えば重厚、悪く言えば鈍重。悪役が引っ張る割にはあっさり片付いちゃうんでカタルシスの消化不良。先週観た韓国映画「ベテラン」が良すぎたのもあって、物足りなく感じてしまった。泥臭いが語り口はスマートな「ベテラン」に対して、ルックはスマートだが語り口がどんくさいという…

2015/12/25

最注目のシンガー、さとうもか!ALも相当いいですよ。

左耳のネコ - YouTube

2015/12/29

休日のイベント仕事の後、入院していた義父が亡くなり諸々の段取りお通夜に葬儀、そのまま体調崩してぶっ倒れ一日寝込んでとりあえず復活して一日遅れの仕事納めを済まして、やっとほっこり。いやはや年末にバタバタしたもんだ。

そんな中でも昨日のドラマ「赤めだか」はチェック。音楽使いが新鮮。80年代縛りでも良かったんじゃないかとも思ったが。それにしても芸人の師弟関係というのは実に味わい深く"物語"があるなぁ。談志とたけしが行ったり来たりしつつ、あのキャスティングの時点でもうグッとくる。

で仕事納めて映画を一本。山田洋次監督「母と暮せば」観てきた。長崎を舞台に、原爆で死んだ息子と母の物語。基本ベースはファンタジーなれど、山田監督の静かな叫び声が聞こえるような作品。戦争が生む悲惨さを静かに静かにでも強く強く訴える。シニカルでブラックにもとれるラストに涙。今、言っておかないといけない、伝えなければいけないという想い、責任。映画だからできる柔らかだけど強いメッセージ。それを邪魔だと思う人もいるかもしれない。でもそんな怒りや悲しみを物語に昇華することこそが芸術家の仕事なのではないか。