日々の泡。

popholic diary

2014年10月中旬のTweet

2014/10/10

台風が来る前に、レイトショーで映画を一本。園子温監督「TOKYO TRIBE」やっと観た。映画観た!って感じ。全編ラップで進行する、いかがわしくてギラギラした映画世界。最終的にLOVE&PEACE&チ○ポに帰結。世界基準の快&怪作!のっけからの佐々木心音嬢の××××で5億点!もちろん清野菜名の美しき股間アングルのハードかつキレキレアクションに5億点!竹内力ド級の顔芸、爆笑の白目剥き芸に5億点!もう細かいことはいいじゃないか!世界基準の映画って感じがしたな。1年後テレビで放送されるの前提みたいなこじんまりとした映画とはそもそもモノが違う。韓国映画にあって日本映画にはないチ○ポのデカさを感じさせてくれる稀有な映画。園子温監督がいかに規格外でキ○ガイかを思い知った。

2014/10/11

今日は観たい映画2本がちょうど絶妙なスケジュールで組まれていたのでちょっと足延ばして高槻まで。徒歩圏内に2つのシネコン、計12スクリーンあるのにどっちもやってないんだもん。単館系作品を滋賀で観るのは最初から諦めてるが、もうちょっとどうにかならんかなー。でまずはクレイグ・ギレスピー監督「ミリオンダラーアーム」観てきた。崖っぷちのスポーツエージェント、JBが起死回生を図る為、思いついた策とは?野球未開の地、インドで「100万ドルの剛腕」を持つ原石を発掘しプロ野球選手として育てるというものだった!という小説より奇なりな事実を映画化。インドの山村からやってきた素朴すぎる青年2人と都会のエージェントが「野球」を通じて繋がっていく過程、挫折を乗り越え成功を手につかむ過程が気持ちよく描かれる。インドからついてきた押しかけ通訳兼コーチが実にいい味出してて最後感動を持っていくのが良かった。

続いてクリント・イーストウッド監督「ジャージー・ボーイズ」観てきた。もう皆が言ってることだけど、素晴らしかった!完璧な映画。とにかく映画の呼吸がいい。なんたる語り口の巧さ。語るところと省くところ、物語の緩急、そのテンポが音楽を聴いているようだった。一つのバンドの歴史とメンバー一人一人の人生。そこに起こる様々な出来事、輝かしい時もあればそうじゃない時もある。そしてどんな時も音楽が寄り添っていて、喜びも悲しみも音楽がともにある。音楽のような音楽映画。素晴らしかった!映画のお手本のようであり、映画の歴史を刷新するようなフレッシュさすら感じられた。老いてなおビンビン!そんなイーストウッド監督の逆ED、「映画びんびん物語」ぶりに感激。

どうも昨日の「TOKYO TRIBE」観てからTweetがシモ寄りになってるなぁ

映画「ジャージー・ボーイズ」。「音楽に救われる」ってよく使う言い回しだけど、本当に「音楽に救われる」瞬間をいくつも見せてくれる映画だった。音楽が好きな人もそうじゃない人も、映画観ると音楽を聴きたくなるはず。

2014/10/12

クドカンドラマ、さすがに面白かった。40過ぎた今も、こと対女性については「男子校出身者の悪いとこ全部出てるっ」って自分で思うことあるもんなー。ちなみに男子校時代は斉藤由貴の大ファンだったっす

2014/10/13

本日は台風対応で朝から一日お仕事。帰宅して「キングオブコント」と思ったが、テスト前で勉強中の娘(お笑い大好き)に悪いので録画。後日、娘と観よう。

2014/10/18

来週土日はイベント仕事。前日は準備もあって、楽しみにしてたあのライブにあのライブ、さらにあのライブも観に行けない。今年はなんだかライブに縁がない。ということで今日は映画。小遣いは底を尽きたけど、もうヘソクリ引き出して観てやったぜ。

まずは安藤尋監督「海を感じる時」観てきた。もちろん目当ては市川由衣(キッパリ)。映画は女優で観るものですからね。で映画は何というか、性愛の深淵で行われる心VS身体の一騎打ち。男と女の静かなるデスマッチ。最終的に女が完全にマウントポジションをとっていてちょっとゾワっとしたな。男と女の繊細かつ微妙なパワーバランス。肉体にひれ伏す観念。うーむ俺には一生解けそうもない難問であった。ただ解ったのは市川由衣の鎖骨下のホクロは素晴らしいということだ。スクリーンに映る裸身は堂々たる女優宣言でもあった。市川由衣に対するのは、もはやヤング津川雅彦と呼びたくなるラブシーンの達人、池松壮亮。眉間にしわを寄せつつ股間を膨らませる難役。

でもう一本はイ・ジョンボム監督「泣く男」。アクションで物語を語れる男、イ・ジョンボムが前作「アジョシ」に続いてまたやってくれた。血みどろにしてド迫力、そしてそんなアクションが物語を紡ぐ。なんたるレベル。スゲーよ!監督の前作「アジョシ」では少女の為に闘う男が主人公だったが、今作はオープニング早々、少女を誤って撃ち殺す男が主人公。中盤以降、銃撃戦&肉弾戦が絶え間なく続き、その中で男の過去や母への想い、少女への贖罪が浮かぶ。まさにアクションで物語を語る監督の真骨頂!リアルな痛みを感じさせる銃撃戦の迫力たるや。様々な新しいアイデアが詰まったアクションは大画面で観るにふさわしく、もうそれだけで1800円の価値あり。さらにキッチリ落とし前つけるラストと余韻。ぜひ映画館で!