日々の泡。

popholic diary

11月のメモ

いくらなんでも放置しすぎですな。やっぱり書いてないと言葉は失われていく。何を書いたらいいかわからない。何を書いてもどこにも届かないんじゃないかと言う気持ちもある。いや、もともとただ書きたくて書いてただけなのに、おかしな話だ。
しばし隠遁生活は続く。おしゃべりは嫌いじゃないがどうしても無口になってしまう。そういう季節なんだろう。
TLは消え去っていくのでとりあえず自分の為のメモ書きだけしておく。

今日も朝からお仕事だったが帰りには映画を一本。話題の「最強のふたり」観てきた。間違いなく“いい映画”でしたねぇ。品のいい映画。なんて書くと逆に嫌味みたいだけど、正しく「品のいい」映画で多くの人に愛される理由がわかる。観終えた後の多幸感がいい。

今日は家で録画したままだった映画を一本。イ・チャンドン監督「シークレットサンシャイン」。今更にもほどがあるけど、とんでもなく深素晴らしい映画。救われることのない魂の物語。ソン・ガンホの優しさに泣いた。

今日聴いてたのは話題の学生バンド「あっぷるぱい」のアルバム。結論から言うと、素晴らしい!シュガーベイブはもちろんだけどピチカートの名盤「カップルズ」を彷彿とさせるとこもあるな。

「あっぷるぱい」、「音楽が好き」っていう想いがが音から伝わってくる。今はもう懐かしいものになりつつあるこの感触。それを感じさせてくれるアルバム。音楽ファンとしてとても嬉しい。

で明日のライブの予習ということで加藤千晶さん「蟻と梨」聴く。聴けば聴くほど最高。今世界に一番必要な音楽なんじゃないのか。

今日はライブ観てきた。青山陽一さん、加藤千晶さんwith鳥羽修さん。思わず頬が緩む楽しい楽しいライブだった。昨日も呟いたが、今世界が必要としてるのはこういう音楽なんだって。石原も橋下も、角田だって聴くべし。

加藤さん、鳥羽さん二人で繰り広げる「蟻と梨」の世界。ワチャワチャぶりも含め楽しかった。文字通り「音」が楽しい。実は意外と少ないんだ、こういうライブ。

大阪韓国映画週間の特別上映、チョ・ジョンレ監督「合唱」。韓国伝統芸術高校で結成された合唱団の物語を、実際の先生・生徒が演じるドキュメンタリー的な手法を用いた作品。こちらも音楽の力を見せつける素晴らしい映画だった。ラストの合唱に大感動!

映画「合唱」。韓国伝統音楽と西洋の音楽の融合。歴史も争いを越えて音楽が世界をつないでいく。少年少女たちの生命力あふれる歌声に勇気づけられたし、なんというか確信みたいなものを得られた。

今日は映画を一本。ベン・アフレック監督「アルゴ」観てきた。いやーおもしろかった!めちゃめちゃ興奮した。文字通り「映画」のような実話を描いた映画。史実なので当然結末は判ってるわけだが、それでも今年一番手に汗握ったなー。

会社帰りに映画を一本。周防正行監督「終の信託」観てきた。実に、実に、考えさせられる映画だったなぁ。ゆっくりと丁寧に医者と患者の心がつながっていく様を描き、そこからガツンと「法の答え」を見せつけられる。その答えに感じる「なぜ」。「正義」とは?「幸せ」とは?「人間の尊厳」とは?

最近聴いてる音楽。まずは週末のライブが楽しみな福岡史朗さん「FRILL THRONE」。唯一無二の音の感触。一品ものの手触り、耳触りが素晴らしい。それにしても福岡さんの曲は冬に似合う。頬に刺さる冷たい空気のように歌声が突き刺さってくる。

チャットモンチーの新作「変身」も素晴らしい。歌声にロックが宿ってる。ギターの音にもドラムの音にも。同じ二人組バンド・カーネーションと対バンして欲しい。お互いのファンが認めあえる音だと思う

小泉今日子「コイズミシャンソニエ」聴けば聴くほど味わい深い。キョンキョンは素晴らしい「歌謡曲歌手」なのだ。Curly Giraffe作「プライヴェート」がいい感じの歌謡メロディで泣ける。そして小西さん作「面白おかしく生きてきたけれど」の凄まじい説得力。キョンキョンしか歌えない歌

キリンジ「SUPER VIEW」。デビュー以来、ずっとクオリティを上げつつ新作を発表し続けてるのは素晴らしいこと。シニカルな視点やひねくれ具合がPOPに転化していくおもしろさ。そして今作は妙な清々しさがある。弟脱退は衝撃のニュースだったが理由は全部歌われてる。

今日も映画を一本。パディ・コンシダイン監督「思秋期」観てきた。「ほろ苦い」では甘すぎる、飲み込めないほどの「苦さ」に満ちた人生を生きる男と女。怒りと暴力の果てに光はあるのか。今もまだ反芻している。重く深い大人の映画。とにかく忘れられない一本。

映画「思秋期」。主演のピーター・ミュラン、オリヴィア・コールマンが素晴らしかった。胸を打つ名演とはこのこと。

PORK PIE HATS、福岡史朗さんのライブ観てきた。福岡さん&PORK PIE HATS「ジェロニモ」が素晴らしかった!PPHの凶暴さを秘めたアーバンソウルな演奏の凄まじさに鳥肌立った!

今日聴いてたのはJYPの新人ペク・アヨンちゃんのデビュー盤。派手さはないが「いい曲」しか入ってない!繊細かつ可憐な歌声が素晴らしい!