日々の泡。

popholic diary

歪な世界

昨日は定時で会社飛び出してJRとバス乗り継いで京都Sole Cafeまで。一色進さんと河合徹三さんによる同級生デュオ「13」と西村哲也さんのライブ。平日にSoleはなかなか厳しいけど、この組合せなら行くしかないからね。西村さんは余裕の弾き語り。少しささやくような甘いボーカルで歌われるメロウな雰囲気の新曲陣が良い。しかし西村さんの書く曲ってまるで映画のよう。歌の中にワンシーン、ワンシーンが映像で浮かんでくるような感じがある。曲そのものにに浸ることができる。
続いては一色進さん56歳にして初のソロアルバムを引っ提げてのレコ発ライブ。高校時代の同級生、ラストショウの河合徹三さんとのユニット「13」での登場。いきなりの「おねだり」ソングでウイスキーを要求する二人。一色さんの(ピッチが)甘い歌声と冴えに冴えたMC。まさにアルバムタイトル通り「歪」なステージ。その「歪」さこそが一色さんの魅力であり、最高なところ。マジカルなメロディに時々ついていけなくなる千鳥足の歌声。そんなとこがまた癖になりつつ、かっこいいと思えるから不思議だ。

「歪」(issiki susumu meets fukuoka shirou album)

「歪」(issiki susumu meets fukuoka shirou album)