日々の泡。

popholic diary

そこで手をつなごう

そんな訳で2週間ぶりの更新です。
何を言うにも、何をするにも前置きが必要なこの頃。必要以上に饒舌になったり、必要以上に無口になったり。
確かにあの日以来、世界の見え方が変わった。音楽を聴いてるとそれがよくわかる。ありふれた、なんてことのない、ただのラヴソングさえも、意味が違って聞こえてくる。でもそこがポップミュージックの普遍的なところで、胸に刺さってくる言葉は誠実な言葉だけ。残るのはいつでも誠実な言葉だけなのだ。
RCの「ラブ・ミー・テンダー」を聴いたのは高校生の時だ。あの時の一連の騒動も鮮明に覚えてる。何も変わってねぇなー。なんて斜めから言うことはできない。あの頃、清志郎佐野元春が教えてくれたことを、すっかり忘れて、何も変えられなかったのは僕自身じゃないか。いつまでも大人たちのせいにはできない。もう自分が大人なのだから。
17歳の時に聴いた、清志郎の言葉は誠実だった。だからずっと胸に残ってる。斉藤和義のあの歌を聴いて、今の子供たちは何を感じるかな。ニュースで流れる記者会見とどっちが誠実で、どっちが信用できる?誠実な言葉だけが残る。そういうことだ。
まわりくどい言い方はやめて、ちゃんと自分の意思表示をしとこう。
原発なんていらねぇよ、ばかやろう。」
さて話は変わって日々の泡を少々…。
先週末は二つのライブ。一つはNabowaとPort of Notesのライブ。ずっと聴きたかった畠山美由紀さんの生歌に感激。その歌声が持つしなやかな力。歌声に包み込まれるとはこういうことだ。そしてNabowaの熱のこもった演奏も素晴らしかった。
翌日は西村哲也PORK PIE HATSとジャック達@拾得。まさに「念願」のジャック達。最高にロマンティックで最高にかっこいい。つまりはロックってこと。エレキギターってかっこいいなー、なんて中学生みたいなことを思っちゃう。癖のある一色さんのボーカルは、人によってはジャック達の弱点と捉えられるかもしれない。でも、「そこがいいんじゃないっ!」と言いたい。あのサウンド、あのメロディにはあのボーカルしか考えられない。そう、それもこれも、つまりはロックってことだ。そして、美人過ぎる2代目ドラマーが加わった新生PORK PIE HATS。こちらもホント楽しみにしてた。グルーヴィーでメロウな音の上を、時にクールに、時にやんちゃに泳ぐ西村さんのギター。そう、これこれ。これこそがPPHの面白み。バックの音がタイトでクールな分、西村さんの流麗でメロディアスな歌が映える。アンコールで大前さんと二人でやった「失われた日曜日」も最高だったな。やっぱド名曲。願わくはどっちももっと聴いてたかったけど、こうして二組のライブを観ることができただけでも十分。ライブはいいな、やっぱり。
では今週聴いたCDを一枚紹介。とにかく最高なのがレキシの「レキツ」。愛と叡智とユーモア。この三大要素がばっちり揃ってる。これはもう四の五の言わずに聴いてください。

それから朝ドラ「おひさま」始まったねぇ。母親役が原田知世さん、先生役が伊藤歩さん。って子供になりたいっ。それにしても知世さんが母親役かぁとしみじみ。
どーでもいいことだけど、言っておきたい。今、「千鳥」が完全に脂乗ってて面白い!もはや関西ではエース級。
はい、ここでK-POPのコ〜ナ〜っ
まずは早速、RAINBOWの新曲ですっ

いやー、キたね〜。曲自体は「A」の衝撃に比べると弱いんだけど、ネクストステージに突入!っていうワクワク感が半端ない。アカレンジャー的なジェギョンちゃんに対して、アオレンジャーとしてのウリちゃん(ラップの子ね)の魅力が爆発してて、もう最高。おかわり何杯でもいけるぜ。
それと軒並み一位とってるCNBLUE。はっきり言って男性グループにはほぼ興味ないんだけど、この曲は耳に残るなぁ。

それからどうしても紹介しときたいMV。K-POP番長さんがtwitterで紹介してた曲なんだけど、まぁちょっとご覧ください。

どうよ。めちゃめちゃいいでしょ。主演は我らがペ・ドゥナ嬢。もうとにかく素晴らしい演技に引き込まれる。臭くなるギリギリ手前の渋かっこいい曲。ミュージシャン達の佇まい、視線がいいんだよねぇ。もう何回も観てる。こういうのにぶち当たるからますます韓国ものに興味がいくんだよなぁ。