日々の泡。

popholic diary

ブルーバード

昨日の「A-studio」ゲスト、田辺誠一は面白かったな。田辺誠一の小ネタセンスは相当高い。それと書き忘れてたが映画「色即ぜねれいしょん」。岸田繁が良い。
「クイック・ジャパン」の吉田豪氏の連載「不惑サブカルロード」川勝正幸編を読みながら就寝。間近に迫る40代。大丈夫か?大丈夫だよなぁ…と自問自答。寝つけず。
で9時起床。今日も朝から青虫退治。やっぱり今日も3匹。そして水菜は十分育った。明日収穫しよう。でi-podで「ビバリー」「キラキラ」「ゴールデンラジオ」「豪さんのポッド」「伊集院光」を聴きながら、約2時間散歩。商店街の「肉の元さん」でコロッケ買って帰宅。でHDDチェック(「アメトーーク」イケてないグループに属してた芸人、大吉のいい仕事ぶり、笑い飯・西田のしれっとした狂気に爆笑)しながら娘とコロッケの昼食。
で夕方、京都へ。さすがに人が多いな。大津と大違い。京都駅からバスに乗って千本丸太町。千本通りを鞍馬口まで散歩。で今日は久々にライブ。先日、ここでもアルバムを紹介した森川アキコさんのライブ。場所は「さらさ西陣」というカフェ。元々銭湯だったという建物で、モダンなタイル張りがそのまま残っている。銭湯だっただけに広く、とてもいい雰囲気の店。カフェとしても人気店だそうで普通にご飯を食べにきているお客さんも多い。でライブ。サポートメンバーは鳥羽修&佐藤友亮のタマコメン二人。カフェの雰囲気にふさわしい、音楽。それにしても素晴らしい歌声。伸びやかでクリア、メロディの良さもあってすっと耳に馴染む。鳥羽さんのコクのあるギターがこれまた素晴らしい。まさにアルバムタイトル「small music」が言い表しているように、ここにあるのは小さな音楽。小さいけどとても丁寧に愛情を持って作られたことがわかる手作りの音楽。あぁそうだ。これが音楽だ。僕の好きな音楽はこれだった。聴きながらそう思った。気持ちよく、グッときたねぇ。
先週、憧れの某女優兼シンガーに会って嬉しかったと書いたが、その時思ったことがある。多少なりとも仕事として音楽に係るようになった。そしてこんな風に嬉しいことがあったが、それはやっぱり副産物でしかない。嬉しい副産物でしかないのだ。目的でもなければ、この世界に入ってやりたかったことでもない。それが逆にハッキリわかった。「音楽」が第一なのだ。そこにある「小さな音楽」に光をあて、水をやり、誰かの耳に届ける事が出来れば。一番したいことはそれなんだ。
夜中だから、恥ずかしいことを書くよ。そこにある「小さな音楽」は「希望」なんだ。
なお憧れの某女優兼シンガーさんの新作もしっかりとした「小さな音楽」で、来週ちゃんと紹介します。