日々の泡。

popholic diary

愛しのクリスティーン

今日は娘が通ってるピアノ教室の発表会。毎年恒例、6年目。もはや出番も最後から3人目。たどたどしく弾いていた1年生のころから比べると、恐ろしく上手になってる。本人は続ける気ないみたいだが、まぁ6年間よくがんばりました。母も来てるのでみんなで夕食。久々に回転寿司。いまや娘が一番食べてるんじゃないか。成長期、伸び盛りだよ。伸び悩んでる親とは正反対っすね。
で唐突に先週日曜の話。シネマ@チキンジョージの話でも。だってその日、みんな青山さんの方に流れたんだもん。でシネマ、今回は鈴木さえ子さん欠席でサポートドラマーは夏秋さん。ドキッ!男だらけのシネマ。ということか。今日の対バンは神戸を本拠地とするG.A.P。ビートルズテイスト溢れる正統派ポップロックバンド。ホームグランドのチキンジョージでのステージは手慣れたものでG.A.P目当ての観客も多かった様。若干喋りすぎ感のあるMCでは松尾さんやシネマへのリスペクトぶりを一生懸命話されてて微笑ましい。で一曲ゲストということで松尾さん呼びこみ。手を振り、こやかに現れる一色さん。ですぐに連れ戻される一色さん。という一連の鮮やかなギャグをはさんで一部終了。でいよいよシネマ登場です。松尾さんがしっとりと歌い上げる短い新曲から、そのまま「スイッチ・オン」へ。一気に広がるシネマワールド。後はもうファーストからの曲、セカンドからの曲さらに新曲までもが繰り広げられる時空を超えた音のパノラマ絵巻。夏秋さんのタイトで勢いのあるリズムにのって小滝さんのキーボード、錦織さんのギターが華やかに、鮮やかに音を広げていく。松尾さんのロックフェロモン溢れるヴォーカルが観客を物語に誘えば、一色さんの余計なおしゃべりが笑いを誘う。なんて。でも一色さんのベースプレイが実はやたらかっこよかったのだ。とにかくシネマの音を生で聴けるなんて、あのフレーズやこのフレーズが目の前で演奏されてると思うだけでもう興奮。新鮮でカラフルで疾走感のあるステージ。ポップミュージックの歴史と魅力が難しくなく凝縮されてて、聴いててワクワクするライブだったなぁ。アンコールはまさかの「愛しのロージー」!さらに大好きな「電話・電話・電話」!携帯なんて誰も持ってなかった黒電話時代に作られた楽曲が、今なお色あせずにド級のフレッシュネスをもってしてポップに弾ける。これぞ音楽の力ってもんでしょう。