日々の泡。

popholic diary

ブルーローズ

娘が僕の布団で寝てしまったので昨日は娘のベッドで寝た。ロフトタイプのベッド。そういえば子供の頃は2段ベッドで寝てたっけ。上と下、兄貴と時々交代しながら。ポケットラジオをいつも枕元に置いてイヤホンで聴いてたな。思えば僕の嗜好はあの頃からほとんど変わってない。
でありふれた一日がやってきて、過ぎていく。会社出ると雨がポツリポツリ。朝の占いでは「山羊座」が一番良い運勢だったはず。嘘ばっかりなんだから。パルコで雨宿り。タワーでクレイジーケンバンド「Soul電波」、矢野顕子レイ・ハラカミのユニット「yanokami」購入。少しブラブラして外出るとうまく雨はあがったようだ。
今日聴いてたのは松尾清憲松尾清憲の肖像〜ロマンの三原色」。実に松尾さんらしいポップな快作で嬉しくなる。イマジネーションを掻き立てる音楽。この人ほど私生活が見えないミュージシャンはいない。フィクションの世界に広がるロマンティックな音。声がまたいいんだ。ロックなフェロモンが出てる。サエキけんぞうがいい詞を書いている。「カレイドスコープの王国」なんてタイトル、それだけでちょっと嬉しくなる。しかしこういったフィクショナルな歌って今はほぼ絶滅状態だな。物語を紡げる作家がいなくなったってことか。