日々の泡。

popholic diary

スウィング時代

朝から日差しが強い。会社に着くまでにへこたれそうになる。で一日が目の前を過ぎてく。
大津は今日花火大会。一年で一番賑わう日。だからどうというわけでもないが。会社を出て家に帰る。浴衣姿の女の子、楽しそうな家族連れ、ガラの悪いカップルetcすれ違う人、人、人。夏の一日。マンションとマンションの間から花火が見える。警察の前の交差点。クライマックスに差し掛かった打ち上げ花火をぼんやり眺める。空に穴があいてしまうんじゃないかと思うほどの光と音。その間聴いていたのは曽我部恵一「blue」。夏の喧騒をよそに、孤独な心の内はblue。もう36回、夏を過ごしている。大津で過ごす夏も12回目になる。1/3をこの街で過ごしているのか。また今日も一日が過ぎていったな。同じことを繰り返してblueなため息を一つ。そうだな、これは、あれだ、夏のせい。
家に着くと黒猫がお留守番。「ゴハン、テキトーに食べといて」のメッセージが一つ。缶ビールと冷奴とキムチ。テキトーなゴハン。一日の終わり。物語の終わり。