日々の泡。

popholic diary

The Old Map

若干咳は残るものの、なんとか風邪から脱出。ゆっくり寝て今朝は気持ちよく朝を迎える。庭先のミニ畑ではピーマンが思いのほか豊作で嬉しい。土曜の度、娘に「ブックオフに連れてって〜」てねだられる。ここんとこめっきり冷たくなった娘だが、こういうときだけはコロっと態度が変わるんだから。で今週もブックオフ。娘は自分のおこづかいで105円の漫画を一冊。お気に入りの少女漫画があって全巻揃えたいらしい。ま、しかし僕が子供の頃にブックオフあったら毎日通ってただろうな。
午後、久々に映画を一本。滋賀会館シネマホールで中村義洋監督「フィッシュストーリー」観る。原作・井坂幸太郎、監督・中村義洋という「アヒルと鴨のコインロッカー」のコンビ。いくつかの時代が交差しながら進行し、最後にまとまるというのは僕が好きなパターンでもあるので、楽しく観れた。「アヒルと鴨〜」よりも軽くて、ある種荒唐無稽なおとぎ話。大傑作という類のものではないが、後味さわやかな愛すべき小品といったところか。多部未華子ちゃんの豊かな表情は通り一遍のかわいさを超えてぐっと心をつかむ魅力があるなぁ。それと森山未来君ファンは必見でしょう。あと「アヒルと鴨〜」でも抜群の演技力を見せていた濱田岳はホントに巧いな。
で今日は京都に出て飲み。しょっちゅう会う友達、久々に会う友達、初めて会う友達の友達と和気あいあいと飲み。こうして飲んでいられるのは、なにはともあれ幸せなことだ。うん、そうなんだ。と再認識。二軒目で食べた出汁巻き、ポテトサラダ、串かつに金平ごぼうがべらぼーに美味くて感激。美味いものがあれば覚せい剤なんていらない。そうだろ、のりピー
にしてものりピー、同い年。ダークな匂いが立ち込める、めくるめく展開。高校の時、大好きで読んでいた、つかこうへいの小説みたいだな。