日々の泡。

popholic diary

THAT LUCKY OLD SUN

昨日は一応、山田太一ドラマチェック。これぞ山田太一というセリフの応酬とはっきりくっきりの今時の画質が似合わんなー。仲間由紀恵嬢はとてつもなく美人だと思うが、イマイチ魅力がわからん。なんか、こうピクンッと来ないっつーか。綺麗すぎて香ばしさが足りない。とかなんとか。ま、断りませんがね(いや、なにを)。
変な夢を見た。他人の夢の話ほど、おもしろくないものはないのだが、やけに印象に残ったから書いとこう。僕は映画館にいる。とてつもなく大きくてきれいな映画館。今から始まろうとするのは、最先端のVFX技術を駆使、総製作費数億円という超大作・実写版「マジンガーZ」。重厚なオープニング、さすがの映像!が見てるうちに徐々にチープな映像に。ほとんど70年代子供向け特撮レベル。完全な着ぐるみの「マジンガーZ」が出てきた瞬間、我慢できずに立ち上がり「作りが、雑〜っ!」と叫んだところで目が覚めた。なにが言いたいのだ、俺の潜在意識。ちなみに主人公・兜甲児を演じていたのは“小松政夫”だった…。
朝の芸能ニュースで「チャゲ&飛鳥」解散の報。まったくもって何の支障も無し。ノブ&フッキーが居れば十分。っつーかノブ&フッキー解散の方がショックだと思う。「チャゲ&飛鳥」と言えば、昔みうらじゅん氏がやっていた「変読」(例えば若林豪を「わかばやしオーストラリア」とか郷ひろみを「ふるさとひろみ」というように間違ったルビをふるという遊び)で「チャゲ&飛鳥」を「チンゲ&アソコ」と変読してたのがあって笑った。品性下劣で最高。
でそんな話はさておき、今日は仕事帰りに映画を一本。アンドリュー・スタントン監督「WALL・E」観る。うわー完璧なポップソングみたいな映画。
ピクサー恐るべし。もう最初の5分で世界に持っていかれた。ウォーリーのメカニカルでキュート過ぎる動き。素晴らしすぎてクラクラする。時は29世紀。ゴミだらけの地球を捨て、人類は宇宙へ。地球に残された1台のゴミ処理ロボ・ウォーリー。そんな彼の前に現れたのは最新型のロボット・イヴ。そして始まる二人のロマンティックでスリリングな物語…ってなお話。「強い女の子」と「駄目な僕」が織りなすロマンティックなボーイ・ミーツ・ガールもの。そして驚愕の映像で展開されるSFアクション。参りました。完璧っすよ。ウォーリーの心優しき童貞ぶりが最高。なんだか味気ないデザインだなと思ったイヴも、最後にはやけにチャーミングに見えるから不思議。ラストに流れるタイトルバックも素晴らしい。主題歌はピーター・ガブリエルだし。