日々の泡。

popholic diary

Tokyo Town Page

昨日は夜更かし。「博士も知らないニッポンのウラ 吉田豪編」観たりしながら。8時起き。朝からテレビで映画「ホームレス中学生」の話題。「ホームレス○○」ってのがしばらく続くんだろうな。「ホームレス刑事」主演・舘ひろしとかね。「ホームレス会計士」。仕事は頼みたくないやね。「ホームレスバレリーナ」。ヴィジュアル系バンドの新曲みたいな。「ホームレス常田富士男」。見た目だけで言ってるよ。「ホームレス犬」。って野良犬ですね。「ホームレス牛」。って普通に“牛”でいいよ。
午後はHDDチェック、昼寝、買い物といつもの休日。夜に映画一本。滋賀会館シネマホールでオムニバス「TOKYO!」観る。
ミシェル・ゴンドリー監督「インテリア・デザイン」、レオス・カラックス監督「メルド」、ポン・ジュノ監督「シェイキング東京」の3本。3人の奇才が描くTOKYO。藤子F不二雄先生言うところのSF(少し不思議)な物語。味わいはA先生のブラック短編集のようだが。ミシェル・ゴンドリー監督のは猥雑なパワーが溢れる東京で文字通り空っぽになってしまう女の子の話。藤谷文子好演。カラックスはやりたい放題。怪人メルド(ドゥニ・ラヴァン!)がゴジラのテーマに乗って東京を闊歩するシーンのインパクトは大。でポンジュノ監督。ポンジュノが香川照之蒼井優で映画撮るって聞いた時から期待しちゃってた。で期待に応えてくれたねぇ。緻密に計算された画面構成、完璧。そこに香川照之だもんね。さらに蒼井優が、またもう画面かっさらっていくから。ポンジュノ、蒼井優ちゃん撮りたかっただけやろ!蒼井優の天然の美少女ぶりを120%引き出したね。怪訝な表情から軽い微笑みに至る手前のミリ単位で表情が変わっていく様をがっつりアップで収めたラストシーン。ポンジュノ監督、撮ってるとき至福だったろうな。しかし結局また蒼井優賛歌になっちゃったよ。