日々の泡。

popholic diary

WORLD

今日もまたいい天気なんだ、これが。まー俺にゃ関係ねーけどなー。仕事久々に早く切り上げて映画一本。滝田洋二郎監督「おくりびと」観る。
いや、真っ当な日本映画観たなぁという感じ。チェロ奏者の大悟はオーケストラの解散で故郷の山形に妻と一緒帰ってくる。そこで見つけた仕事は「納棺師」。亡くなった人を棺桶に納める仕事だ。戸惑いながらも納棺師として様々な「死」を見つめ、その仕事の意味を知る。-てなお話。誰もが必ず体験する「死」をユーモアを交え描く。この前の「歩いても歩いても」もそうだったが、ここでも「家族」ってのが重要なテーマになる。「死」を見つめると「生」が見えてくる。人は一人で勝手に生まれてくるわけじゃない。親がいて子がいる。そこに家族が生まれる。それはどんな形であろうとも。心地よい感動がある作品。日本映画らしい丁寧ないい仕事。興味深い題材があって、しっかりした脚本があって、確かな演出がある。主役の本木雅弘もいいが、脇を固める役者陣がみんないい。山崎努笹野高史余貴美子杉本哲太。でも一番良かったのは山田辰夫!短いシーンだったが、これがまた泣ける。
それとストーリーとは全然関係ないけどこれは言っておきたい。広末涼子、かわいすぎるっ!映画的にはちょっと浮いてんだけどな。でも、でもかわいすぎるっ!Majiでkoiする5秒前っすよ。キューティーポテンシャルの高さと、フェロモン分泌の匙加減。どーよ、どーなのよ。広末涼子最強説。2008年の今、あえて最強と呼びたい。って俺は何を熱弁してんだ。