日々の泡。

popholic diary

自由な老兵

10月っす。もう正月が向こうの角のとこに見え隠れしてるよ。
で今日も一日仕事しかしてないので何書こうか。そうだ萩原健一ショーケン」読了。本屋でちょこちょこ立ち読みしてたんだが、図書館に出てたのでがっつり読む。口語体と文語体が入り混じった物凄く読みにくい文章。ながら一気に読ませるんだこれが。ま、むちゃくちゃですわ。「太陽にほえろ」「傷だらけの天使」「前略、おふくろ様」などヒット作裏話、石原裕次郎岸恵子松田優作黒澤明ショーケン以上の狂いっぷり)、神代辰巳(これが泣ける)などなどとの思い出話。実名ばっちりでの女性遍歴、クスリネタも包み隠さず。いしだあゆみ宅に初めて泊まった日に寝小便した話をはじめとした鉄板エピソードを散りばめ半生を振り返るショーケン。はっきりいってショーケンには何の思い入れもないのだが、こうして読むと映画やドラマ、全作チェックしたくなる。問題児と言われつつキッチリこれだけの代表作残してんだから考えたら凄い。これ、もう一回ショーケンの時代くるな。