日々の泡。

popholic diary

SOS

3時半までK-POP動画見まくって、朝8時「ゲゲゲの女房」のため起床。午前中は部屋で趣味の作曲。結局コード進行がいつも同じになってしまうな。たった8小節のメロディ打ち込むのに1時間かかる。どんだけ音感悪いのだ。
2泊3日の体験学習から娘帰宅。昼飯喰って、HDDチェックしながら二人してうたた寝
で散歩がてら映画観にいく。井筒和幸監督「ヒーローショー」。噂通りの問題作。この最低で最悪の空気感のリアル。観終わった後、完全に言葉を失ってしまう。ただ言えるのは、これは絶対に今見ておくべき作品。ファッション「暴力」映画に鉄槌をくらわす映画屋・井筒監督の本気っぷり。ガキどもの無自覚で無謀な暴力の果て。夢や希望が暴力の先にあるわけがない。暴力は暴力を生み、やがてやってくる報いはまさに倍返し。そこにあるのは想像を絶する絶望なのだ。
この「ヒーローショー」に「告白」「アウトレイジ」はその暴力描写からR15指定になっているが、この3作品を観て、暴力かっこいいなんて思うはずもない。リアルな痛みを伴う暴力描写は、徹底的な暴力の否定ゆえなのだ。言っとくけど、本来R15にしなきゃならないのはお手軽なファッションとして「暴力」を描くような作品なのだよ。お手軽な暴力をまぶして、夢だの友情だので子供を騙しちゃいけない。
ちょっと脱線しちゃったが、とにかく「ヒーローショー」、決して気持ちいい映画ではない。でも間違いなく「観るべき」映画。