日々の泡。

popholic diary

WEATHERMAN

すっかり涼しくなったな。先週までちべたい枕に上半身裸で寝てたのに、昨日は布団かぶって寝た。
そんな訳で今日もトントントントンっと時間が過ぎ一日が終わる。会社出ると雨。時刻表から2分遅れで到着したバスに乗って帰る。2つ目の停留所から客は僕一人だ。運転手の首筋に銃口を当てて、そのまま真っ直ぐ走り続けろと低い声で言う。フロントガラスの雨粒をワイパーがはじき飛ばす。停まることができないバスはいびつに揺れながら走り続ける。光のある方を目指してるはずなのに、どんどん光から遠ざかっていく。背後から不安が急に襲い掛かってくる。振り向いて暗闇に銃口を向ける。バスが急カーブ。よろけて頭を壁にぶつける。ピンポーン。「次、停まります」だって。
晩御飯に親子丼を食べたら、温かいきつねうどんが恋しくなった。ついこの前まで、冷やしぶっかけうどんしか愛せないとまで思ってたのに。