日々の泡。

popholic diary

2022年11月26日~12月2日の話。

2022/11/26

朝のうちに日記を仕上げて京都まで。京都駅からはradikoで「蛤御門のヘン」聴きながら歩いて四条まで。京都のロック黎明期の話を聞きつつ歩く京都。

京都シネマでキム・ジョングァン監督「夜明けの詩」を観る。小説家のチャンソクが出会う4人との会話。特に大きなストーリーがあるわけではない。というかそもそもストーリーはなく、4つの静かな会話で紡ぐ映像詩。その中でチャンソクが過ごしてきた時間、失ってきた時間が浮かぶ。一人目に登場するのはIUことイ・ジウン。物憂げでちょっとけだるい雰囲気がいい。キラッキラのスーパーアイドルIUだが、こういう芝居がまた巧いのよ。あと記憶を買うバーテンダー役のイ・ジュヨンが印象的だった。とても詩的な詩のような映画。

次の映画までサイゼリアで軽くランチ。気軽に入れて安くて美味しいので重宝する。

で続いてはアンソニー・ファビアン監督「ミセス・ハリス、パリへ行く」を観る。舞台は第二次大戦後のロンドン。家政婦のハリスは仕事先でクリスチャン・ディオールのドレスと出会って一目ぼれ。どうしてもドレスを手に入れたくて必死でお金を工面しいざパリへ。果たしてミセス・ハリスはクリスチャン・ディオールのドレスを手に入れられうのか。ってなお話なんだが、これが素晴らしかった!名もなき家政婦で、“透明人間のよう”に扱われる日々。そんな彼女が美しいドレスを夢見て扉を開けていく。そしてそんな彼女と出会った人々も、彼女の姿に勇気と力を与えられる。自分の好きなものは、自分のしたいことは、本当の自分はどこにいる。いつだってONCE AGAIN。まだ始まってもいねぇよの精神、隣人の親切が巻き起こす小さな奇跡。音楽や映像の色彩もとってもチャーミングで多くの人にお勧めしたくなる、なんとも幸せな気分になれる映画。おすすめです!

帰りはradikoで「爆笑問題カーボーイ」オープニングトークは久々に太田さんの大熱弁で40分にわたる立川談志論。高田先生の凄さから始まり、様々な思考の果てに研究家でありながら人前で演じ続けた談志師匠の生きざまに想いを馳せる。この長尺の喋りこそが太田さんの真骨頂だと思う。

2022/11/27

朝から買い物。いつもとは違う新しくできたスーパーへ。たまに普段と違うスーパーへ行くと品ぞろえが違って楽しい。

うどんの昼食とって、うとうと昼寝。毎日昼寝できる、そんな男になりたい。

NETFLIXで韓国ドラマ「ナルコの神」を観始める。ハ・ジョンウ×ファン・ジョンミンで事実を基にしたドラマって、これ絶対面白いやつ。で案の定、面白い!いきなり引き込まれるが今日は2話で終了。続きはまた今度。

2022/11/29

15周年を迎え、少女時代に続きKARAが復活。思えば2011~2012年にKARAが巻き起こした最大瞬間風速はえぐかった。韓国では少女時代やワンダーガールズと比べ、3番手・4番手の扱いだったKARAだが、日本で最も成功したグループと言えるだろう。音楽番組にとどまらずバラエティ番組やドラマと活躍の幅を広げられたのは彼女たちのキャラクター、5人のバランスの良さが大きかったと思う。ただ光が強い分、影もまた暗くなる。分裂騒動から始まり、最終的には一番人気を誇ったハラの悲劇的な結末まで。しかし、しかし、ここにきてのリユニオン。ギュリ、スンヨン、ニコル、ジヨン、最後期のKARAを支えたヨンジを加えての5人体制。新曲は大人のKARAといった雰囲気で悪くない。

とかなんとか言ってますが、僕も一時期は連日連夜KARAにはまって動画を観ていた口。特にSWEETUNEによる初期のドPOPな楽曲陣は大好物で、今も時々聴く。もちろん今回のリユニオンにも高ぶってますよ、そりゃ。

↓は2012年ライブに行った時の日記

popholic.hatenablog.com

で今のKARAがKARAヒットメドレーを歌うこの動画が最高。「Rock You」からの「Pretty Girl」からの「HONEY」!大好きな初期ナンバーは何度聞いても甘酸っぱい気持ちになるなー


www.youtube.com

2022/11/30

妻、娘とM-1準決勝を配信で。配信終了後も、妻と娘はユウキロックさんの解説YouTube配信をチェック。家族LINEに交わされる妻と娘の予想は

妻予想はビスケットブラザーズ、ななまがり、マユリカかもめんたる男性ブランコ、令和ロマン、キュウ、真空ジェシカ、ヨネダ2000

娘予想はビスケットブラザーズ、ななまがり、マユリカかもめんたる男性ブランコ、オズワルド、キュウ、ロングコートダディウエストランド

GYAOで決勝進出者発表を。バカ受けしてた上に新しさもあったビスブラの落選に納得しない家族であった。

2022/12/1

8月過ぎたらもう正月。まさに。12月の一か月なんか体感で言えば10日ほどだ。で12月入ったら急に寒くなった。

夜、妻と娘がM-1準決勝を再度見直している。二人して祇園花月にしょっちゅう行っているだけあって情熱が凄い。

2022/12/2

金曜。映画の時間も合わず寒さに震えながら帰宅。妻は大阪まで漫才を観に行ってる。どんだけ好きやねん。訳あって鯨の竜田揚げを作るべく一人台所で格闘。解凍した鯨肉は血が凄くて、手も包丁も真っ赤。韓国ノワール映画の様相。それ、人殺したときの手の洗い方!という感じで入念に手を洗う。