日々の泡。

popholic diary

星になるまで

さて金曜。そこそこ働いて飲み会。白ビールと美味しいドイツ料理と楽しいお喋り。音楽や映画や落語やその他呑気で大切なものの話。素直でキラキラした心をおすそ分けしてもらって、元気になる。邪悪な暗い雲を吹き飛ばしてもらった。友達たちに感謝。
で今日聴いてた音楽はソワレ「さよならシャンソンこんにちは」。5年前に出たファーストアルバム「シャンソンチックソワレ」は衝撃だった。CD屋でたまたま流れていて、思わず店員さんに「これ誰のアルバムですか?」と聞いてすぐ買った。そんなことそうあることじゃない。戸川昌子の「青い部屋」で歌っていたというソワレ。伸びやかで表現力豊かな歌。その魂込められた歌唱とソワレ自身が手掛けるオリジナル曲の素晴らしさに大感激した。そして5年、待ちに待ったセカンドアルバム。喜びや悲しみ、揺れる心のひだ。ソワレによって演じられる人生の一幕芝居。シャンソンについては門外漢な僕だけど、ソワレの歌声はまっすぐに胸に届く。より深みを増したソングライティング力に脱帽。詞・曲ともにこのレベルは凄い。そしてやはり歌。悲しみや寂しさ、眠れない夜を歌っていてもその向こうにちゃんと優しい光が見える。人生賛歌になってるのだ。そこが素晴らしい。
アルバムはココから買えるので是非。