日々の泡。

popholic diary

HILAND

休日。ド快晴。今日は娘の運動会。ビデオカメラ片手に朝から小学校へ。オープニングは金管クラブの演奏で入場行進。娘は金管クラブのメンバーでトランペット担当。目指せ!クワマン。但し引ったくりには注意して欲しい。そして運動会スタート。にしても暑い。熱中症対策でこまめに水分補給の休憩時間がとられながら競技。ま、一学年一クラスの小さな学校なのでのんびりしたものではあるが。娘、徒競走でダントツの一位!スポーツ音痴の両親から生まれたとは思えない華麗な走り。かっこいい。クラス全員で踊るダンスは関ジャニの曲に合わせて。ド派手に鳴り響くギター、アレンジは白井良明 from ムーンライダーズ!って言っても彼らにはわかんないか。で毎年の運動会、娘の成長も楽しみながら、も一つ僕が大いに楽しみにしていることがある。娘の同級生、Kちゃんの活躍を見ることだ。Kちゃんはお地蔵さんのように愛嬌ある男の子。幼稚園の最初の運動会で、ほとんど球体に近い体で一生懸命がんばる姿を見て以来、すっかりファンになったのだ。事前に見せてもらった学級通信。クラスの子たちが運動会に向けて一言書いてる。ほとんどの子たちは「全力」とか「勝利」と書いてる中で、Kちゃんだけは一言「愛」と書いていた。おぉ深い。勝利よりも「愛」をテーマに運動会に挑む男、Kちゃん。Kちゃんを先頭に配したムカデ競走は今年の運動会、一番のハイライトだった。相手チームが早々とゴールを決めている中、コース半ばで七転八倒しながらも懸命に進むムカデ。子供達、先生、父兄がみな一体となって声援を送る。みのもんたにナレーションつけて欲しいぐらいの状況が続く。コースを外れ、斜め45度。客席に突っ込まんとするKちゃん率いるムカデ。いいなぁ。笑っちゃうんだけど、ひたむきさがその先に幸せな感動を呼ぶんだよね。
で昼休み。子供達は教室に戻ってお弁当。さすがに今日は暑いので一旦家に帰って、母、義父母と食事。卵焼きに鶏の唐揚げにおにぎりの弁当メニュー。
でここでちょっと抜け出し、近くの公開スタジオへ。生放送のラジオ番組、ゲストである琴を弾きながら歌うシンガーソングライター、真依子さんのサポートに我等が西村哲也さんが登場と聞きつけ、駆けつける。伸びやかな歌声の真依子さん、琴の音色とアコースティックギターの組み合わせは意外に良い。ふわっとした感じの曲だが、西村さんのギターが入るとロックな風が吹く。演奏終わられた西村さんにどうもどうもとご挨拶。東京のライブ良かったみたいっすねぇなどイロイロと話。そして周りにいたスタッフにいかに西村さんが凄いギタリストかを熱弁。真依子さんはこの前のあがた森魚ライブに来られてて挨拶してたので、あがたさん話を少し。何者なんだ、俺という感じだが。
でまた小学校に戻り午後の部。リレーでは娘のチームが劇的な逆転勝利で大いに盛り上がる。そうそう校庭の周りに子供達が描いた運動会の絵が張られていて見てた。走ってる姿、綱引きしてる姿、踊ってる姿など皆上手にかわいく描かれている。でその中に「運動場の真ん中にサングラスの男が一人」という絵が一枚。そのサングラスの男に矢印がひかれ「タモさん」と書かれていた。なぜにタモさん?どういう意図があってこの絵を描いたのだ、小4男子よ。妻とヒィヒィ笑ってしもたやないか。小学生男子はバカでいい。
娘の白組の勝利で運動会終了。みなさん、暑い中、よく頑張りました。