日々の泡。

popholic diary

ボーイ・ボーイ・ボーイ

朝からシティボーイズの声で目覚める。関西テレビで朝の7時からやってる「ボクらの時代」という番組。たまたま妻がバイトで早起きだったから見つけた。毎回3人のゲストによる鼎談番組で今日はシティボーイズ3人が登場。日曜の朝から濃いなぁ。しかしこの3人が並んでるだけで幸せな気分になるなぁ。
で娘も朝から遊びに行っちゃったのでHDDで映画でも。前に録画したままだったジャレッド・ヘス監督「バス男」観る。酷い邦題。バスは全然関係なく原題は「Napoleon Dynamite」。ナポレオン・ダイナマイトとい名の高校生が主人公。完全に名前負けした全く冴えない男。終始口半開きでボケーっとしてる。同居する兄もまた引きこもりの冴えない男だし、叔父さんもまた怪しげでうさんくさい。親友はメキシコから転校してきたペドロ。彼もまた終始ボケーっとしてる。オフビート、ゆるーいテンポで話は進む。どう考えても勝ち目がないのに生徒会長に立候補した友人・ペドロを応援するナポレオン。果たして彼らは?なんてのが一応のストーリーながら、まぁひたすら冴えない男たちが繰り広げる冴えないながらもちょっと可笑しい話。冴えない愛すべき人間たちへの賛歌。アメリカンドリームとは程遠く結局最後まで冴えないとこが素晴らしい。400万ほどの低予算映画ながら全米では40億売り上げたカルト作品に。日本ではビデオスルーで酷い邦題つけられちゃってるが、この作品に感激したジャック・ブラックは自身の主演作「ナチョ・リブレ」の監督にジャレッド・ヘスを指名したほど。これお勧めです。
で午後、期日前投票に行く。29日は用事が入ったもので。くれぐれも言っときますが選挙には行きましょう。ほっといたら大変なことになるからな。