日々の泡。

popholic diary

ZIGZAG

月曜。だらだら、ずるずるって感じで仕事。どこ行ったんだ、覇気。
で今日聴いてたのはオリジナル・ラヴの新作「東京飛行」。男気溢れる快作!かっこいい!もう剥き出しのロック。凄く肉体的で野蛮な音。緻密に積み上げられた音楽をその歌とギターで一回ぶっ壊してより強く響かせてる。とにかく生々しい。この生々しさはちょっと衝撃的でもある。理屈を軽く越えてるのだ。詞とメロディ、アレンジ全部が一体となって出てきてる。ここにある音楽は田島貴男そのもので、これ以外考えられない。田島貴男、まさに全身音楽家なり。それにしてもなんたるメロディメイカーぶり。例えば「2度目のトリック」なんて、どこか歌謡曲的なメロディなんだが、一気に耳から入ってきてグッと鷲掴みにされるような気持ちよさがある。全盛期のジュリーみたい-なんて。それとふと思い出したのがオリジナル・ラヴのファーストアルバム。あそこに有った勢いと熱気が一回りしてきたようだ。青さと深みが共存してる。素晴らしいアルバム。奮い立つ何かがある。