日々の泡。

popholic diary

Blind Touch

何もない1日。目の前の仕事をただこなす。飄々と何も考えてない顔をする。乾ききった言葉は声にならずに消えてしまった。
風も吹かない閉めきった部屋。キーボードを叩く音。時計の針が背中に刺さった。死ぬにはまだ早すぎる。
弁当の蓋に、張り付いた米粒。誰からも愛されないのはどんな気分。メガネを拭いてみても世界は変わらない。
夜が来るのが随分早くなった。コンビニの前で安物のガキどもが座ってる。俺のほうが、きっともっと苛立ってる。
Y字路の猫。どちらにでも好きにいけばいい。たとえ、引き返すことになっても。
俺の心の上っ面。乾ききった言葉はディスプレイの向こうに消えてしまった。
胸には赤いバラ。革命を夢見てる。