日々の泡。

popholic diary

WALTZ IN BLUE

8時半起床。昨晩夜更かししすぎたせいか、眠気とれず。結局布団の中で9時半までグダグダ。
午前中、ちょっと頼まれ物があったのでパルコへ。ついでに紀伊国屋に寄ってムーンライダーズ特集の「ミュージック・マガジン」誌購入。
昼食はおにぎり祭り。娘とパクつく。その後、いつものごとく我が家は保育所状態に。部屋に避難する。
で夕方、大津のライブハウス・ユーストンへ。斎藤誠ライブ観る。MARTINギター主催のアコースティックライブ。前半はゲストギタリスト、住出勝則のステージ。関西のりのベタなMCに超絶ギターテク。生ギターの音が心地よい。そして斎藤誠登場。特に熱心なファンだったわけじゃないが、デビュー時(23年も前)から気になってる人だった。87年頃だったか、FMラジオでやったスタジオアコースティックライブをエアチェックしたカセットが実家のどこかにまだあるはずだ。そのギタープレイはピチカートをはじめとして耳馴染み(ピチの名曲「きみみたいにきれいな女の子/シングルヴァージョン」は彼のギタープレイ無しでは語れない)。
でライブはMATINギターの柔らかな音と彼の渋いヴォーカルが見事にマッチ。なんか大人の愉しみって感じで安心して聴ける。それにしてもいい声。こんな風に唄えたらいいだろうな。「What's Going On」のカヴァーが最高。そう言えば柄本明によるこの曲の絶品カヴァー、アレンジは斎藤誠だった。こういうライブ観るとベテランの力量を感じる。多くのライブを経験し、音楽が身体の隅々まで染み付いてる職人の力。ギターの一音一音、声の出し方、一曲を組み立てていく構成力。テクは当然、その先で音を楽しんでる。気持ちよいグルーヴが会場を包む。こういうライブが普通に気楽に会社帰りとかに観れたら幸せだろうな。