日々の泡。

popholic diary

Young oh! oh!

そんなわけで先日のライブ話など。
某N○Kが主催するスペシャルライブ。ライブの模様は録音され放送されるんだと。出演はクリームチーズオブサンマーガレットズロース二階堂和美。こういう面子でイベントなんて民間放送にはできないことだよ。その辺の事情はよーくわかるだけに、さすがN○K、好きなことやりよるなーと感心。でまずはクリームチーズオブサン。名前はあちこちで見かけてたのだが、聴くのは初めて。ヤング・サエキけんぞうってな風貌のヴォーカリストを中心にフルートやアコーディオンを含む7人組の大所帯バンド。パーティーバンドっつーかカレッジバンドっつーか、そんな華やかで賑やかな雰囲気。実際のステージも明るくて、メンバー皆が楽しんで演奏してるのが伝わってくる。ちょいシュガーベイヴを彷彿とさせるような楽曲も気持ちいい。あー若いっていいなーなんて思ったりして。一組目から当たりだ。
で続いて出てきたのがマーガレットズロース。いや、勉強不足で初めて知りました。シンプルなスリーピースバンド。でこれがねぇ、もうここ数日大プッシュしてるように大当たりのバンドだった。こういうの相当好き。14歳の時に出会いたかったぜ。決して巧いギターじゃないけど、ロックとしか言えないギターの音。シンプルで、熱くて、どこか笑えて、まっすぐで、最高に優しい。それがロックで、彼らの音楽はまさしくそう。「あっ本物だ」ってすぐわかったよ。身体中に音が駆け抜けてって、なんだかわかんない衝動でいっぱいになる。こんなクソみたいな世界、こんなクソみたいな毎日。でもきっと世界は変わる。変えられるんだって思える瞬間。扉が一つバーンって開く。ロックンロールは魔法の鍵。俺は知ってる。なんてな。久々にこんな気持ちにさせられた。
でトリは二階堂和美。前に弾き語りライブ見て、また見たいと思ってた。で今日はバンド率いてのライブ。もう登場してきた瞬間、ステージがワッと明るくなる。なんつーか“華”があるんだなぁ。もう素晴らしいステージ。歌唱力で聴かせるってのとは違う、でも目が離せない。ステージがキラキラしてて眩しいいぐらい。器がでかい、格が違うって感じ。もう国民的歌手になっちゃえよ!紅白でサブちゃんにぶつけたいよ。陽気でハッピーな「関白宣言」のカヴァーには笑った。あーいいもん見せてもらいました。やっぱりライブは最高ですね!