日々の泡。

popholic diary

午後のレディ

8時半起床…二度寝して10時起床。「土曜の朝は目玉焼きに決めてんの!」という娘にせかされ目玉焼きの朝食。二人でウダウダ「どうぶつの森」とかしながらあっという間に昼。
娘が友達んちに遊びに行っちゃったので、その間に別宅へ。そ、僕の別宅、滋賀会館シネマホールへ。
内田けんじ監督「運命じゃない人」観る。面白い。スゲーおもしろい。いや、もうめちゃめちゃオモロイじゃないかっ!ここんとこ映画観たおしてるけど、ちょっと群を抜いてる。見るからにいい人、人畜無害なサラリーマン・内田のちょっといい話的な一晩の物語。…が内田の友人、探偵の神田の視点から、内田のかっての恋人・あゆみの現在の恋人、やくざの浅井の視点から観てみると…時間軸が交差し、それぞれの物語が絡み合い、スリルとサスペンス溢れる奇跡的な一晩の物語となる。なにしろこの構成の妙。あのシーンがこう繋がって、これがここに繋がっちゃうんだ、えーっそう来るのか!と30人ほどの観客だったんだが、上映中何度も小さな「おぉーっ」という感嘆の声があがったもんね。海外で既に様々な賞とってるって聞いてたから、ある程度はおもしろいだろうとは思ってたが、そのハードル軽々越えちゃった。笑えて、気持ちよくって、唸っちゃう、映画そのものの面白さを堪能。脚本・監督の「内田けんじ」この名前は憶えとけ!で役者陣は主演の中村靖日以下、無名な人がほとんどなんだがいい味だしてたなぁ。探偵・神田を演じた山中聡は多分これからバンバン出てきて女子人気上がってくと思うな。それとやくざ・浅井を演じた山下規介ジェームス三木の息子)が軽妙な演技で大好演してて驚いた。高校生の時観た大林宣彦監督の「廃市」以来、まさか2006年に山下規介を評価する日が来るとは。で物語をかき回す美女・あゆみを演じた板谷由夏!ホント物凄い美人でかわいくて色っぽくて、ショートカットで…もう大ファンになっちゃったよ。美女鑑定家として(俺の頭の中で)編纂中の「世界美女百選」に加えることにする。