日々の泡。

popholic diary

東京の合唱

さ・え・らジャポンいきなりですが、今日聴いていたのはピチカート・ファイヴ「さ・え・らジャポン」。ピチカートのラストアルバム。だけど、僕はそうは思っていない。バンドとしてのピチのラストアルバムはこの前作「PIZZICATO FIVE」で、2代目と3代目のヴォーカリストが「さよならサンキュー/愛してるよバイバイ」と歌った「グッバイ・ベイベィ・アンド・エイメン」がピチの最後の曲。そしてこの「さ・え・らジャポン」は壮大なるボーナストラックなんだと。あるいはその後レディメイドを中心に小西康陽が監督となって、例えばムッシュかまやつを、和田アキ子を、水森亜土を、夏木マリを、そして野本かりあを主演に作った映画のような、バラエティショーのような作品群の一作目。ピチカートファイヴを主演に、雪村いずみ松崎しげるを助演に迎えた小西康陽初監督作品のようにも思う。