日々の泡。

popholic diary

猫のあくび

まずは昨日の話から。
いつものように会社に出て、一仕事。で今日は会議出席の為、東京へ。昼の新幹線に飛び乗り、一路東京へ。駅で買ったサンドウィッチとコーヒーの昼食を車中で。相変わらず、居心地いいな新幹線。すっかりリラックスモード。
で先頃話題になった某放送局へ。さすがにデカイなぁ。地方で働いている人間からすると、この巨大さだけで萎縮しちゃうよ。中央はスゲーッ!とかなんとか。世界が違うよって圧倒されちゃう。
ま、仕事の話はそんなとこ。で金曜。折角の東京。っつーことで終了後、即地下鉄に飛び乗り新宿へ。行っちゃったよ、新宿末廣亭
そんな訳で、ネクタイ外して、桟敷席で落語鑑賞。これまた居心地良し。で気になった人をあげておくと、まずは音曲師・柳家紫文。三味線を手に「火付け盗賊改め方の長谷川平蔵が、いつものように両国橋のたもとを歩いておりますと…」から始まる、実にくだらないダジャレネタなんだが、これがスマートな風貌と飄々とした間で、やたら可笑しい。目当てだった柳家喬太郎師のネタはCDで何度も聞いた「夜の慣用句」。下世話なサラリーマン課長、やっぱりオモロ。安心して噺に身を任せられるなぁ。それから古今亭菊乃丞に大注目。上手い!流れるような心地よい口跡は僕好み。もう、追いかけますよ。で漫才の「笑組」は、今こんなんになっちゃってんだ!と驚いた。20年ほど前、ちょうどデビュー当時の彼らはシュールな大ボケ高校生コンビってことで、「宝島」なんかでラジカルとかダウンタウンとかといっしょに紹介されてたもんだが、それがもうすっかりヨゴレな感じに。どハデなスーツを着て、いかにもな東京の中堅漫才コンビって風貌でベッタベタなネタになっちゃってて、逆にオモロかったけど。しかしこの変貌ぶりには驚いたな。それから三遊亭小円歌。日本に、いや世界に二人しかいない女流三味線漫談。いや、この人、華があって、色っぽくて、カッコイイ!舞台がぱぁーっと明るくなったね。これ、例えば小学生の女の子とかが見たら、憧れるんじゃないの。34のおっさんが見てもカッコイイなぁって素直に思ったもんね。うん、やっぱり生で触れる演芸は良いな。もう東京に住んでたら毎週通っちゃうだろうな。
しかし今週はまさにpopholicなポップ中毒な一週間だったな。ちょっと遊びすぎかね。ま、先々月、先月と忙しかったから、明らかにその反動だな。
でもちろん一泊できるほどの余裕もなので、そのまま深夜バスへ乗り込む。初・深夜バス。ちょっとテンション上がるな。10時半新宿発で翌朝6時過ぎには京都着。しかしなかなか寝られず。真っ暗な車内で持ってったCD(あがた森魚に、aoに、種ともこに、ゲントウキ大貫妙子)を聴きつつ、羊を数えたり、ライブを思い出してにまにましながら。ま、最終的には寝てたけど。
でここから今日の日記ね。
7時前帰宅。とりあえず風呂に入ってそのまま起きとく。バイトの妻を見送って、娘を起して朝ごはん。娘と「ぼのぼの」ビデオ観て、やっぱりちょっとウトウト。二人して猫に餌やったり、大騒ぎしてマリオしたりして、結局またまた娘とダラダラの一日。夜は大根と油揚げの煮物、鶏肉とガシューナッツの炒め物。もう息切れだ。