日々の泡。

popholic diary

愛のうわばみ

8時、キャンプから帰ってきた娘に起され起床。娘、「全然寝られへんかった〜」とそのまま僕の布団で就寝。いつかこれも、夏の思い出として思い出す日が来るよ。
朝からずっと延ばし延ばしにしていたマンション理事会の議事録作成。先日、朝ばったり会った理事長に「議事録そろそろ・・」と言われ「もうほとんど出来てるんですが・・」と適当に答えちゃった。スイマセン。
で昼から仕事。仕事っちゅーかなんというか得意先主催のカラオケ大会の審査員という役目。年に一回だったのがいまや年三回も開催。40名、計3時間に渡って、50代・60代のパンチの効いたオバチャン達の歌うド演歌を聴き続け採点していくという荒行みたいな内容。ま、いいんですが。しかし、いい歳の取り方って何だろう。男の場合、年齢を重ねると「しょぼくれ」もしくは「ギトギト」のどちらかに転がりがちだよね。そこを上手くすり抜けて「渋」「わびさび」に向かえるのか。また女性は、どうしても「パンチが効いて」くるんだよね。なんで?唄うオバチャン達を見てると、彼女達の「うら若き乙女時代」が全く見えてこないんだよ。もう生まれながら「パンチの効いたオバチャン」だったんじゃないの?としか思えない。ある意味残酷だなぁ。ま、そんな人ばかりじゃないんだろうけど、カラオケ大会に集まってくるオバチャン達見てると、そんな気になってきた。
しかし演歌の世界って、実は物凄いファンタジーだよね。「男のわがままに耐え忍ぶ、従順なる女性」なんて男のロマンなんかじゃなく、男の妄想も甚だしい。日本海をバックに、渋く決めるふんどし野郎なんているかよ!そんな感じが逆にオモロイのだが。また曲のタイトルもいい味出してて、「哀愁砂漠」なんて、もう絶対行きたくない場所だなぁ。あと「逢いたくて、アイヤー、アイヤー」ってのはぶっ飛んだな。香港を舞台にした演歌かと思ったが、普通の演歌だった。