日々の泡。

popholic diary

2022年2月5日~11日の話。

2022/2/5

土曜。7時40分起床。朝ドラ、来週からひなた編か、楽しそう。朝食はバターロール1個とヨーグルト。ちょっと寂しい。「北野誠のズバリサタデー」を1時間ほど聴いてから商店街の床屋まで。少し待ち時間があったので角田さん復活の「蛤御門のヘン」を聴きながら。角田さんがいかに自分ばかり喋って人の話を聞いていなかったかを反省するとこ面白い。自分もそういう面があるかも。妻や娘のことをどこまで知ってるかと言われると怪しい。

昼は昨日の残りのキーマカレーをインディアンライスにリメイク。インディアンライス=カレーピラフのオムライス。大学時代、部活の先輩がバイトしてた喫茶店でよく食べた。玉子で巻いてケチャップとマヨネーズと少し辛子をのっけるのが肝。ま、そのまんまの味だけど美味しい。

で散歩がてらユナイテッドシネマまで。ジェイソン・ライトマン監督「ゴーストバスターズ/アフターライフ」を観る。84年の1、89年の2も予習済み。主人公は科学好きの眼鏡少女フィービー。疎遠だった祖父の死を受け、母と兄ともども祖父が暮らした田舎町へ。そこで祖父イゴン・スペングラーがかってゴーストバスターズだったことを知る。大人のコメディから成長と継承を軸にしたジュブナイル映画に。ジェイソン・ライトマン監督自身も旧作のアイヴァン・ライトマン監督の息子。少年少女のワクワクする冒険とともに、32年の時を超え絶たれていたものが再び繋がる。懐かしのガジェットがそのまんま出てくるのも楽しい、そしてそして…!旧作をリアルタイムで観た僕らの世代はもちろん、少年少女にも見て欲しい。そしてここから旧作に遡っても面白い見方ができると思うな。それにしてもフィービーを演じたアッケナ・グレイスがもう完璧!

おやつに三角蒸しパンを買って帰宅。ちょうどYouTubeNegiccoのKaedeさんのライブ配信してたのでテレビにつなげて観る。佐藤優介さんのピアノとの相性が素晴らしいね。

2022/2/6

朝は寒くて布団から出られず。しばし布団の中で音楽などを聴きながら8時過ぎ起き出す。昨日スーパーの焼き立てパンコーナーで買ったクリームパンとヨーグルトの朝食。いつものごとく妻と買い物。代り映えしないが、週に一度こうして1日を妻と過ごす。

昼は焼きそば。しかし日曜の昼は麺類の繰り返し。昼めし、うどん、焼きそば、パスタだね。うれし恥ずかし麺類スキャンダルといったところだろうか。この元ネタわかる人何人いるだろうか。

日曜午後の映画は無し。「ガキの使い」「ロンハー」「いたって真剣です」「相席食堂」など録画消化とTVで「漫才Lovers」を観て過ごす。

夜はBSで大河ドラマ観つつ、永谷園の煮込みラーメン鍋。手羽とたっぷりのキャベツで美味しい!

2022/2/7

水道橋博士さんのツイキャスで80年代の楽曲が次々と。70年生まれの僕は80年代はまんま10代。この頃の曲はもう全部身体が覚えてるなー。ちょうど読みかけだったスージー鈴木著「EPICソニーとその時代」を読み終えたところだったので、80年代にタイムトリップする。大ファンだった大沢誉志幸のことを考える。84年、紳助竜介司会のTV番組「ヤングプラザ」。番組の後半にゲストアーティストが数曲ライブを披露するんだけどそこに大沢誉志幸が出たんだよ。「そして僕は途方に暮れる」の前。ちょうど化粧品のCMで「その気×××(ミステイクね、チョメチョメじゃないよ)」が流れてた時だから84年の夏。そのライブ観てぶっ飛んだ!スーツ姿で踊りまくり煽りまくるめちゃくちゃかっこいいパフォーマンスで度肝抜かれたね。もうあの土曜夕方、14インチのブラウン管TVに映る映像をはっきり覚えてる。すぐに駅前のレンタルレコード「黎紅堂」で出たばかりだった「CONFUSION」を借りてきてカセットに録音。聴きまくった。バックバンドを務めていたPINKやサックスの矢口博康などそこからどんどん派生して音楽の沼にはまっていく。85年のお正月、お年玉を握りしめ駅前のレコード店サウンドライフタキで1st「まずいリズムでベルが鳴る」、2nd「SCOOP」、そしてやっぱり手元に欲しくて「CONFUSION」も併せて3枚をまとめ買いした。レコード3枚を棚から抜き取り、レジに持っていきTAKIとブルーの文字が入った白い袋に入れてもらって、それを自転車の前かごに入れて家まで猛ダッシュで帰った瞬間瞬間が全部記憶に残っている。今ではサブスクでいくらでも聞けるが、あの頃は月のお小遣いが2千円で、2か月に一枚レコードを買うのがそれはもう大変な喜びだった。音楽雑誌を片っ端から立ち読みして、悩みに悩んで購入する1枚を決める。あとはレンタルショップで月に2枚。おっといかんいかん、ついつい思い出話に耽ってしまう。しかし大沢誉志幸は自分の音楽体験の中でも大きい。日本の音楽史においてもその功績は高く評価されるべきだし、お茶の間にソウルを持ち込んだ最重要人物だろう。彼が切り開いた道の上を岡村靖幸久保田利伸も通っていったのだとも思っている。自分にとって大沢さんの音楽がソウルの原体験であり、そこからソウルミュージックに遡っていったのだ。数年前「Uptown Funk」が流行った時、これ大沢誉志幸じゃん!って感じたなー

2022/2/8

過去のTweetやHPから日記の発掘作業。99年の日記を発掘していたら子育てや仕事に奮闘する自分がいた。今だから言えるんだけど子育てはとっても楽しかった。いや、不安だったし大変だったけど、それ以上に子供が子供だった頃の思い出は楽しいものばかりで、幼かった娘の姿を想うともうなんか泣けてくる。今はもう彼氏と遊び歩いてやがるけどね…ま、いいんだけど…

水道橋博士さんが言うようにDiaryはMemoryになりHistoryになる。過去の日記を読めば記憶が蘇り、それは時として今の自分を励ましてくれる。あの頃の俺はそう悪くはなかった。愚痴りながらも頑張ってた。そしてあの頃の未来に今自分はいる。偉くもなってないし、お金もないけど、それでもちゃんと生きてる。あの頃の俺に恥じないようにもう少し頑張ろうと思う。

2022/2/9

午前中はテレワーク。昼からは先週の検査結果聴きに病院へ。特に問題なし。だがこの先、血圧の薬は飲み続けなきゃならないのね。

EPICソニーのことを考えてたら急に聴きたくなって、渡辺美里の1st「eyes」を聴く。LPレコードが間違いなく家にあるんだが、高く積み上げられたCDの山の奥の奥にあってもはや取り出せないのでspotifyで。こういう時に便利なんだよね。リリースは85年10月2日。ということは85年10月1日の夕方に駅前のサウンドライフタキで購入しているはず。この年の夏にリリースされたシングル「GROWIN' UP」のPVをKBS京都で夜中にやってた「ミュージックトマトジャパン」で観て、いたく気に入った。ファンクでポップでとにかく気持ちが上がるメロディに渡辺美里のド直球の強い歌声が乗る。ショートカットで右手に赤い手袋をし歌い踊るやたら目力のある渡辺美里にすっかり魅せられたので1stアルバムは予約して買った。歌詞カードやクレジットをひたすら眺めて音楽を聴く。当時はそんなだったから、大好きになった「GROWIN' UP」をはじめアルバムの半数近い曲の作曲者としてクレジットされている「岡村靖幸」という人物はもちろんチェック、大いに興味を持った。ってなことを考えてたら岡村靖幸作品を聴きたくなる。

2022/2/10

朝ドラは、大きくなったひなたちゃんが登場。世代的にもいろいろ懐かしい。

そういえばもう随分前だけど、「ほぼ日刊イトイ新聞」の天久聖一の味写に採用されたことがあった。その写真は東映太秦映画村で撮った写真でまさにこの時代のだ。

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ちなみに左側のサンバイザーをかぶっている少年が僕。右は兄貴でその右は従兄ののぶちゃん、その横は隣に住んでた同い年のチカちゃん。今どうしてんのかな。18歳の冬だったかな、近くのスーパーでバイトしてた時、彼女も同じバイト先でたまたま帰るタイミングが一緒になった。自転車で帰ろうとしたとき、後ろに乗っけてってと言われて二人乗りして帰った記憶がある。小学校の低学年ぐらいまではよく遊んでたけどそれ以降ほとんど喋ってなかったし、彼女はかなりの美人だったこともあって、男子高出身で童貞のど真ん中だった僕は平静を装いつつ全身がカチンコチンになっていた。10分ほどの間、自転車に乗りながら会話を交わしたはずだが、ドキドキが強すぎて覚えていない。そしてその後、幼馴染の二人は……なんて、あだち充的な展開は一切なく、それ以降顔を合わすことすらほとんどなかったのだった。

2022/2/11

休日。娘は仕事へ。朝ドラ観ながらシナモンシュガートーストとヨーグルトの朝食。で大津アレックスシネマで映画を一本。アナス・トマス・イェンセン監督「ライダーズ・オブ・ジャスティス」を観る。妻を列車事故で亡くした軍人のマークス。悲しみに暮れる一人娘ともうまく関係を築けないでいる。そこに現れたのは同じ列車に乗っていたという数学者のオットー。彼は列車事故は「ライダーズ・オブ・ジャスティス」という犯罪組織にって仕組まれたものだと言うのだ。怒りに震えるマークスはオットーを含む3人の少々風変わりな学者とともに復習を企てるのだが…という話。殺人マシーン、マークスの壮絶な復讐劇かと思いきや、マークスと3人の学者、それぞれ心に傷を負った男たちの再生の物語だった。その意外な展開と傷つき壊れかけていた大人たちが、やや突飛でハードな方法ながら支え合い自分たちの痛みを乗り越えていく姿が沁みた。名優マッツ・ミケルセンの殺人マシーンぶりが凄くて、ま、めちゃくちゃ人も死ぬんだけどね。

映画観終わりちょっと会社に寄って番組収録の立ち合いなどして次はユナイテッドシネマへ。家、会社、映画館2館が徒歩圏内にあるとこういうことができる。

ガラガラのフードコートでルーロー飯をかっ込み、スティーヴン・スピルバーグ監督「ウエスト・サイド・ストーリー」を観る。ど真ん中の正統派、大映画!パワフルなミュージカルシーンは当然見応えあるが、それ以上に今、この映画をリメイクした意味、しなけりゃならなかった意味が胸に迫る。弱い者同士がいがみ合い分断される社会という問題が、オリジナルから60年たった今もなおアメリカの一番の問題であるという現実、人間の愚かさに絶望すら感じる。もちろんこれはアメリカだけじゃなく世界各国で、そして日本にも大きく横たわる問題だ。本当の敵はそこじゃない。憎しみの連鎖はなにも救わないし救えない。

映画は今を映している。今日観た「ライダーズ・オブ・ジャスティス」にも「ウエスト・サイド・ストーリー」にも今が映っている。傷つき壊れ、陰謀論に飲み込まれ、誰かを攻撃することでしか生きられない人たちに何をすればいい?弱い者同士がいがみ合い、憎しみ合う世界はいつ終わるの?日々SNSの中で、社会の中で起こっていることじゃないか。社会は絶望の淵にあるように感じるが、一方でこうして映画を作り、疑問を投げかけてくれる人がいる。一本の映画が希望の光にもなる。

 

今週聴いてた音楽は

あの頃。1984~

以下の文章は1996年に書いたもの。当時よく見ていた音楽サイトに投稿したもので初めてネットにアップされた僕の文章だ。自分の原点ともいえる大好きなポップミュージックとの出会いを書いた、自分の文章の原点でもある。とても拙い文章だけど、ここに保存しておくことにした。

「あの頃。1984~」

1984年、僕はポップミュージックに目覚めた。
もちろん音楽はそれ以前から好きだったけどはっきり僕は「ポップ」な音楽が大好きなのだと自覚したのが1984年、中学二年の時だ。
84年の冬に発売されたリアルフィッシュの「天国一の大きなバンド」というアルバムが最初だった。
プロデュースはムーンライダーズ鈴木慶一
サックス奏者矢口博康率いるこのインストバンドの作る音楽は初めて聴く類の音楽だった。
ポップでキュートでキッチュでなんだかワクワクする様でそれでいてどこか懐かしい。
そして僕は彼等を出発点に多くの音楽に出会っていく。
リアルフィッシュの戸田誠司、福原まり、渡辺等、友田真吾からなるShi-Shonenは細野晴臣主催のノンスタンダードレーベルからアルバム「シンギングサーキット」を発表。
このアルバムから僕はビーチボーイズの「ペットサウンド」に遡っていったのだ。
そして同じくノンスタから小西康陽率いるピチカートファイヴがデビュー。
デビュー曲「オードリーヘップバーンコンプレックス」を坂本龍一サウンドストリートで初めて聴いた時、こういうのを「お洒落」って言うんだなぁと京都の冴えない中学生男子だった僕はひどく感動した。
そういえば同じノンスタの鈴木惣一郎率いるワールドスタンダード坂本龍一のサンストで最初にきいたんだっけ。
ソニーからは今や人気ゲームソフト「パラッパラッパー」の作者として知られる松浦雅也PSY・Sでデビュー。
「ディファレントビュー」「ピクニック」の2枚は今だにふと聴きたくなる。
少し後になるが坂本龍一の後を継ぐように始まった松浦雅也サウンドストリートは欠かさず聴いた。
カーネーションチロリン、ナーヴゥカッツェ、くじらやゴンチチを最初に聴いたのは確かこの番組だ。
あと忘れちゃいけないムーンライダーズ高橋幸宏がキャニオン内にテントレーベルをスタートさせたのもこの時期だ。
ライダーズ10周年の時は燃えたなぁ。
それとMIDIレコードには鈴木さえ子がいた。
ピチカートファイヴ野宮真貴が在籍したポータブルロックやそのポータブルロックや Shi-Shonen、PSY・S等に優れた詞を提供していた佐伯健三(現サエキけんぞう)のパール兄弟もこの時期のデビュー。
僕は14才から17才ぐらいの間「宝島」や「テッチー」を教科書にポップミュージックやポップカルチャーにのめり込んでいった。
あの頃の僕はいつも一人で「人に合わせるぐらいなら一人のほうがいい」なんて強がり言いつつ、どうしようもないやりきれなさと苛立ちでポケットをいっぱいにしていた。
窓の向こうから世界中の憂鬱が僕の部屋に向かってくるような気さえしていた。
そんなときいつでも僕のそばにいてくれたのは素晴らしいポップミュージックの数々だった。
あの頃は本当に恋愛みたいに音楽と向き合っていた。
女の子のことなんかこれっぽっちも考えなかった(・・もてなかっただけなんだけど)。
あれから10年以上たって、僕はさえないサラリーマンで、一児の父親にもなっちゃったけど相変わらずポップミュージックに魅了され続けてる。
そして相変わらず「音楽の魔法」を信じているのだ。

2022年1月29日~2月4日の話。

2022/1/29

食パンにハムを一切れとマヨネーズでトースト。焼けたマヨネーズが美味しい。子供の頃、近所のパン屋「ブルーバード」のマヨネーズパンが大好きだったなぁ。日曜に兄と買いに行って競うように食べたな。それとここのクリームパンがまた美味しかった。クリームがなめらかじゃなくてホロホロとした感じでそれがたまらなく好きだった。今はもうないパン屋。子供の頃に好きだった味ってのは年々思いが募り美化されていく。タイムマシーンがあったら今はもう食べられないものを食べて回りたい。

散歩がてら大津アレックスシネマまで。シアン・ヘダー監督「Coda あいのうた」を観る。高校生のルビーは両親と兄の4人 家族の中で唯一耳が聞こえる。それゆえ、幼い頃から通訳として家族に欠かせない存在。しかし彼女には歌という特別な才能があり…てなフランス映画「エール」のアメリカリメイク版。舞台を漁港に移しより切実でエモーショナルな映画に。素晴らしかった!ルビーの苦悩や家族への想いが歌声に込められる。しかしその歌声を家族は聴くことができない。どうしようもなく隔たる世界。でも家族はそこを越えていく。自分の夢をあきらめ家族の為に生きようとする妹に兄は自分の為に生きろと激しく諭す。家に残ってほしいと願った父と母も、彼女の歌声が多くの人たちの心を動かす様を見て変わっていく。ルビーの歌声の何度も涙が溢れた。そしてあるシーンですべての音が消える。耳の聞こえない両親、兄の世界。その一瞬で彼らが生きてきた世界がどんなに厳しいものだったのかが伝わる。本当に素晴らしい映画だった。

映画観終わって、radikoで「蛤御門のヘン」聴きながらしばし散歩。角田さん欠席で、剃刀負け弁護士軍団の長谷川さん、大谷さんに盟友・香川照え先生。後半の音楽話が良かった。それぞれの音楽との出会い、音楽の思い出。自分と被る部分もあり楽しく聞けた。僕も大学生協Q盤よく買ったなぁ。東向日駅前のサウンドショップ・タキ、四条烏丸の十字屋、BALの地下にあったヴァージンメガストア京都、梅田LOFTのWAVE、大阪丸ビルのタワー…よく通ったレコード店、今はもうない店ばかり。歳をとると思い出ばかりが増えていくな。

商店街のスーパーに寄ってコロッケと吉村智樹さんがTeitterで絶賛していた三ツ矢クラフトコーラを見つけたので買って帰る。昼ごはんはサッポロ一番塩ラーメンに冷凍の水餃子と卵を入れて。買ってきたコロッケはトーストに挟んでコロッケパンにして。クラフトコーラ、フルーティな感じもあって美味しい!

アマプラでキム・ドクス監督「パートタイム・スパイ」を観る。カン・イェオン主演のアクション・コメディ。何をやってもダメでなかなか正社員になれないヨンシルがひょんなことから詐欺グループの組織にスパイとして潜入することに…ってな、いかにもなコメディ。美人女優にしてシリアスからコメディまでこなすカン・イェオンの熱演ぶりが楽しい。

帰ってきた妻の手にもコロッケ。牛肉コロッケとカレーコロッケで夕飯はコロッケパーティ。

2022/1/30

8時起床。ハムエッグとトースト、ヨーグルトの朝食。いつものように午前中は妻と買い物。昼はパスタ。混ぜるだけのたらこソース。たらこスパゲティ初めて食べた時もあまりの美味しさに驚いたなー。

午後の映画はNetflixヨン・サンホ監督「サイコキネシス 念力」。妻子と別れ警備員としてその日暮らしのソッコン。ある日、ひょんなことから超能力を手に入れる。そんな時、幼いころに別れた娘ルミがピンチに立たされていることを知り…というコメディ風味のSF。名優リュ・スンリョンとシム・ウンギョンの共演。ダメ親父が超能力を手に入れ使いこなせないままなんとか娘のためにと苦闘する姿、リュ・スンリョンの顔芸も満載で楽しい。皮肉めいた社会風刺要素もありつつだが、若干消化不良かな。

夜はしゃぶしゃぶ。商店街のクーポンで妻が買ってきた牛肉で。

2022/1/31

月曜。朝ドラ展開早い。るいちゃん、幸せそうで何より。仕事はなかなか営業回りもしづらくデスクワークが続く。これはこれで疲れる。たいしたこともしてないのにぐったり。

博士さんと町山さんの対談。今回も刺激的だし勉強になる。アメリカと大阪の現状。頭クラクラするな。


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かっては文化的だった大阪が今や…。前にも書いたが、上岡龍太郎中島らもの不在は大きい。

2022/2/1

2月。ぼんやりしているうちに1月は過ぎた。

2022/2/2

朝から病院。ホルモン異常からくる高血圧症ということで昨年から治療中。今日は血液採取とCTスキャン。病院に行くのも少し腰が引けるが…。1時間程度で終了。午前中は休みにしたので一旦帰宅。休みの妻と猫たちとしばしぼんやり。昼ごはん食べながら普段は観ないワイドショーを見ると、石原慎太郎の話題。誉めそやし功績をたたえるばかりで、なんというか頭抱えちゃう。悶々としつつ出社。

で一仕事終え会社帰りにふらっと本屋に寄って小泉今日子「黄色いマンション黒い猫」を購入。久々の文庫本。中学生の頃から文庫本は随分読んだし大好きだった。休みの日には本屋に行って文庫本の棚を端から端まで眺めたもんだ。新潮文庫小林信彦筒井康隆、角川文庫のつかこうへいなどを買い集めては本棚にずらっと並べる。コミックスも作者ごとにちゃんと1巻から揃えて並べる。それを眺めるのが好きだった。小学生の頃はてんとう虫コミックの藤子不二雄作品、ジャンプコミックでは江口寿史「パイレーツ」「ひのまる劇場」「ひばりくん」、鳥山明Dr.スランプ」、北条司「キャッツアイ」、新沢基栄奇面組」、ゆでたまごキン肉マン」、双葉社の「じゃりン子チエ」あと小学館ならあだち充の「タッチ」に「みゆき」きれいに並べてずっと見てたな。本当は今もすべての本やCDを大きな棚に並べたいが、それは20年も前に破綻した。家の大きさと物量が釣り合わないのだ。結婚した時、天井までのCD棚を買ったがあっという間に埋まり、前後二段に隙間という隙間に押し込み、それでも足りずに今や段ボールが数箱、もはやどこになにがあるかわからない。本もコンビニだった妻の実家からもらってきた本棚に並べたがこれも早々に破綻。泣く泣く数十冊は手放したが、やはり手放すのが嫌で結局段ボールに床にと積み上げられている。もう酷い有様。さすがに今後家を建てることもないし、図書館みたいな家に住みたいという夢は果たせそうにない。

2022/2/3

テレワーク。部屋で一人仕事してると、ついついおやつたべちゃうな。昼はうどんと玉子丼。砂糖、しょうゆ、粉末だしを下品に思てる1.5倍増量したら抜群に美味しい玉子丼ができた。結局、甘いが美味いのだな。

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radikoで「中川家ザ・ラジオ・ショー」「東野幸治のホンモノラジオ」「ダイアンのTOKYO STYLE」「東京ポッド許可局」を。「ホンモノラジオ」ゲストのエルフ、地味な方ツッコミのはるをひたすらいじる東野さんおもろい。

夜、来るべき新作の為「ゴーストバスターズ」を見直す。84年当時、友達と京都の映画館まで見に行ったなぁ。ロキシーだったかピカデリーだったか。ビル・マーレイダン・エイクロイドといった当時もっとも人気があり油乗り切っていたコメディアンたちが、NYを舞台に誰もが楽しめる壮大なエンタメとして作り上げた込んだ映画。当時の最先端SFXは今見るとちゃちいがそれもまた懐かしく楽しい。当時ひょうきん族でパロディやって赤信号の小宮さんがそっくりだからということでリック・モラニスの役してたな。ふと思う、あの頃「タケちゃんマン」を映画化していたら。普段はいがみ合っているタケちゃんマンとブラック・デビルが地球の危機を守るため力を合わせ戦うなんて話はどうだろう。鶴ちゃんや邦ちゃんが助演。赤信号やヒップアップ、のりおがオバQメイクで1シーン登場したりね。ギャグに小ネタ、壮大な特撮を駆使して大人も子供も楽しめる大エンタメ作として。

2022/2/4

金曜に到着。コロナ感染者数、滋賀でも1000人越え。なんとなく気が重い。気持ちを上げるべく少女時代を聴く。2010~2012年ごろのK-POP聴くと元気になるなー。しかしK-POP聴き始めてあっという間に10年たつ。今思えば中年クライシスを乗り越えられたのはK-POPとの出会いが大きかった。毎日、新しい音楽と出会うのが楽しくてYouTubeで動画を見漁った。鬱になる暇がないほどK-POP漬けで40代を過ごした。少女時代、KARA、Secret、T-ARA、RAINBOW、IU、f(x)、Apink、Girl's Day、Twice、Lovelyz…ライブやイベントにもずいぶん行ったし数えきれないぐらいの動画と音源を観たり聴いたりした。それにどれだけ救われたか。

水道橋博士さんゲストのTBS「アシタノカレッジ」聴く。武田砂鉄さんとの会話はお互いがわかり合っているところからのスタートだから、短い時間の中でもがっちり話がかみ合い、聴いていてうんうんと肯くところがいっぱい。メディアの中で高須氏のヒトラー礼賛にはっきり異議申し立てを口にしている人は博士さん以外知らない。間違っているとわかっていることでも札束の前で黙り込むしかない。それも痛いほどわかる。でもそれって恥ずかしくないか。誰かじゃなく自分がそれを許すのか。布団の中で自分に問いかける。

 

今週聴いていた音楽は

  • 「Rum Pum Pum」Lee Jin Ah
  • 「Dawn FM」ザ・ウィークエンド
  • 「Unvisible」Lee Jin Ah
  • 「Jinah Restaurant Full Course」Lee Jin Ah
  • 「おれに歌わせろ」ビートたけし
  • 「Party Down」Little Beaver
  • 「Hutson」Leroy Hutson
  • 「almost green」綿内克幸
  • 「Traveler」Yozoh
  • 少女時代

2022年1月22日~28日の話。

2022/1/22

8時起床。朝ドラまとめ観て、ラストのオダギリジョーに絶句。るいちゃんを泣かすなと親目線で。スクランブルエッグと塩パン、ヨーグルトの朝食。

で朝から京都シネマへ。京都駅からは角田龍平さんの「蛤御門のヘン」花房観音さんゲスト回を聴きながら歩く。角田さん同様、花房さんの話を聞いて自分が「おっさん」であることを自覚し、女性に対して細心の注意を払って接しなければと心に刻む。

でまずはホン・ウィジョン監督「声もなく」を観る。犯罪組織の下請け仕事を担う口のきけない青年テイン。ひょんなことから誘拐された少女チョヒを預かることになり…ってな話。社会から弾かれ、底辺で生きるテインには夢も希望も、道徳もない。ただその日を暮らす。そんな彼が疑似家族の中でふと味わう温もり。畳まれた服、テーブルで食べる食事、そんな小さなことが彼の心に灯すものは。不穏な空気とふと生まれるユーモア、善悪では測れない、善悪より前にある根源的な心の動き。言葉を一切喋らず、見事に演じきったユ・アインが素晴らしい。

続いて「岬の兄妹」の片山慎三監督「さがす」を観る。「指名手配中の連続殺人犯を見た」という話をした後、忽然と姿を消した父。中学生の娘・楓は父を探すのだが…ってな話。これは凄い映画だった!娘、殺人犯、父それぞれの視点で物語は描かれる。家族ものであり、猟奇殺人ものであり、一級のサスペンスでもあり、人間の深層に迫るヒューマンドラマであり、様々なジャンルを横断しながら観た人を遠くに連れていく。片山監督はポン・ジュノ監督の下で助監督をしていたというだけあって、そのジャンルを超えていく感覚が似ている。映像の見せ方、残酷な描写があったかと思えばふいに訪れるユーモア、ブラックに過ぎるジョークであり思わず顔が引きつる人間悲喜劇。それでいてひどく心を揺さぶる。「空白」に続き名演を見せる若き名女優・伊東蒼、清水尋也と森田望智は朝ドラ「おかえりモネ」の時とはまるで違う狂気の演技を爆発させている。そして佐藤二朗がとにかく凄い。しっかりとした演出の下で役者たちが最大限の演技を見せている。今年観るべき映画!

「声もなく」「さがす」どこか似た雰囲気のある二本だった。社会から弾かれた者たち、道徳や善悪の境界を揺さぶる物語。猥雑な街に漂う不穏な空気、その映像の質感までも。

で帰りは「爆笑問題カーボーイ」聴きながら京都駅まで歩く。水島新司先生追悼で「ドカベン」などの話。僕も全巻は読んでないけれど子供の頃家に数巻は揃えていたので繰り返し読んだなぁ。ピアニスト時代の殿馬が指と指の間の水かき部分を切った逸話とか微笑三太郎が間違って明訓に来てそのまま居残っちゃう話とかしっかり覚えているもんなぁ。

2022/1/23

8時起床。トーストにレタスとウインナーを挟んでホットドック風トースト。気分は長瀬智也。BSでやってたので「ウルトラセブン」を。ロボットに支配された星「第四惑星」に迷い込んだモロボシ・ダン。それは現実なのか悪夢なのか。いやはや早すぎた物語。今もまた響く。

妻と買い物。普段行かないスーパーに寄ったら訳アリ品コーナーが充実していてついついおやつ類を買いだめ。

昼はインスタントのみそ煮込みうどん。マイタケ、エノキ、揚げに竹輪、ネギたっぷりに玉子も入れて。

午後の映画。NETFLIXポン・ジュノ監督「オクジャ」を観る。巨大な豚スーパーピッグのオクジャと少女ミジャの物語。ソウルの地下街を走り抜けるオクジャとミジャ。「吠える犬は噛まない」を彷彿とさせる疾走ぶり。

2022/1/25

ふるさと納税で届いた芋けんぴ。食べ始めたら止まらない。ぐっと我慢して蓋をしたら、次は娘が蓋を開け食べ始める。でそれにつられてついつい一本、二本と手が伸びる。やめたいと思いながらやめられない。清水健太郎マーシーもこんな感じだったんだろうか。

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2022/1/26

外回り。コロナ禍で営業訪問も気が引けるな。radiko中川家の「ザ・ラジオ・ショー」。剛が京阪電車で見かけた微笑ましい幼い兄弟の話から自分たちの話へ。兄弟ならではの昔話が楽しい。僕も同年代、男兄弟2人だったから郷愁にかられる。子供の頃は毎日のように兄弟喧嘩しては泣かされていたけど、兄からの影響も大きいし、カルチャー体験などを同級生よりちょっと早く体験したりってのは兄がいたからだろう。漫画や音楽なんかも好きになるのはやっぱり最初は兄で、そこから弟はさらにそれを越えて好きになってしまうってパターン。今でも時々、やっぱり自分は「弟」なんだなぁと思う。でゲストは村上ショージさん。66歳にして原付免許を取った話、それも2回目にして取得とかいちいち面白い。元気になるなー。

昼はまたまた「ブロンコビリー」でハンバーグランチ。ドリンクバー&ジェラート無料クーポンの呪縛から逃れられない。とか言いつつ、鉄板に乗った熱々ハンバーグのランチはリッチな気分でやっぱり美味しい。ジェラートにコーヒーで締めも嬉しい。これで1000円以下!サラリーマンの小さな喜び。酒もたばこもギャンブルもやらない。女の子のいる店で豪遊したいとも思わないし、高級車や高級時計にも興味はない。週に2本ほど映画を観て、ラジオを聴いて、本を読んで、時々ちょっと美味しいランチを食べて(って言ってもチェーン店で十分)でたまにローソンの「どらもっち」を買い食いする。自分の身の程ってこんなもんだ。

radikoで「東野幸治のホンモノラジオ」。ここでも水島新司先生追悼。爆笑問題の二人もそうだが、僕よりちょっと上の世代にとっては常識レベルで水島作品が刷り込まれているのだな。それからNetflix「新聞記者」の話。“悪役”を演じた「ユースケ・サンタマリア」を大絶賛。東野さん、土曜朝の番組でそのユースケ・サンタマリアが演じた“悪役”の元ネタみたいなコメンテーターがいっぱい出てることはどう思っているのかが気になる。

2022/1/27

朝ドラは少しほっこりムードでなごむ。毎日徒歩通勤で25分。一つ問題がある。それは…便意。基本まぁしてから家出るんだが、そのタイミングが合わないことがある。家を出て5分ぐらいのところで急に来るとこれが大変。今のところ大人だから惨事に至ったことはないが、かなり危ないところまでは数度となくある。会社について何気ない顔で「おはよう」なんて挨拶をしつつ。上着を脱いでかばんを置いて、小走りにトイレに駆け込む。ズボンを下すのと便座に座るのと同時に、出る。コンマ何秒が命取りになる。映画ならスローモーションになる場面だ。で今日がそうだった。…なんの話だ。

しかしやっと木曜。どうにもストレスフルでうまくいかない。サラリーマン生活もそろそろ30年を迎える。もちろんいい仕事をできたと思ったこともあるし、充実した日々もあった。それでもなおまだ喉が渇いている。そしてコーヒーを飲み、尿意に次ぐ尿意。

帰りに文春をチェック。ドラマ「新聞記者」にまつわる話題。結論、俺たちのキョンキョンはやはり最高!

2022/1/28

やっと金曜。バタバタと仕事をこなして映画館へ。アレックスシネマでウェス・アンダーソン監督「フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊」を観る。フランスの架空の街にある雑誌「フレンチ・ディスパッチ」編集部。編集長の死によって編まれる追悼号。その記事をオムニバス形式で映画として描く…というなんというか説明しづらいんだけど、よっ!ウェス・アンダーソン!と声をかけたくなるような、徹底した美意識に貫かれた独特としか言いようがない、誰もが真似したくなるけど誰も真似できない、完璧にチャーミングでずっと目が楽しいアート。まさに雑誌をめくるように目まぐるしく世界が広がる。たとえ言葉がわからなくとも、その映像だけでも誰もが2時間飽きることなく見続けられるだろう。次はどんな絵が飛び出すのか、そのワクワク感に心躍る。ここまで完璧にデザインされたものを見せられるとさすがに感動する。目と心が奪われる総合芸術、映画というアートだった。完全にW・アンダーソン世界の住人になった名優たちを観るのも楽しい。いやーレア・セドゥの美しさが頭から離れないなー

 

今週聴いた音楽は

  • 「ココベース」花澤香菜
  • 「BASIC」Brown Eyed Girls
  • 「FLOWER BURGER」FAIRCHILD
  • 「BADモード」宇多田ヒカル
  • 「僕らの生まれた町」ルルルルズ
  • 「夜霧」ウワノソラ
  • 「6equence」Moon Byul
  • 「Plus n Minus」Yein
  • 「SMiLEY」YENA
  • 「銀河」さよならポニーテール
  • 「きまぐれファンロード」さよならポニーテール
  • 「Rum Pum Pum」Lee Jin Ah

2022年1月15日~21日の話。

2022/1/15

朝食は食パンにアオハタりんごジャムをたっぷり塗ってシナモンかけてアップルパイ風トースト。美味しい。

朝から散歩がてら地元の映画館ユナイテッドシネマへ。まずはクリント・イーストウッド監督「クライ・マッチョ」を観る。イーストウッド翁が行って帰ってくる話。しかし91歳!いくら老カーボーイの役と言っても、無理があるだろというシーンもなくはないんだが、それでも力づくで納得させるものがある。老いてなおビンビン。渋いぜ、渋すぎるぜ。

20分のインターバルを置いて、続いてはリドリー・スコット監督「ハウス・オブ・グッチ」を観る。自分が経営に関わるメンチカツ店であることを隠し、おすすめとしてテレビで大絶賛するというステマ騒動を映画化…えっ?違う?失礼しました、これは「ハウス・オブ・グッチ雄三」でしたな。ファッションブランドGUCCI家のアウリツィオに野心丸出しで近づき結婚したパトリツィア。その結婚がやがてGUCCI家の崩壊を呼び起こす…という真実を映画化。オールスターキャストによる豪勢かつゲッスい再現ドラマ。桂朝丸(現ざこば)に解説・ナレーションをお願いしたい。しかしレディ・ガガアダム・ドライバー、そしてジャレッド・レトと素晴らしすぎた。レディ・ガガはもはや大女優の風格。見応えあり!

角田龍平さんの「蛤御門のヘン」。竹内義和先生ゲスト回。面白すぎる!「(有村崑の)"クイズセックス!"という言葉に込められた重みを今一度噛みしめて欲しい」、笑点降板の三平の話題から文枝師匠の「スケスケ」テレフォンの"間"の素晴らしさについて「あれで人間国宝をとりましたなら納得できる、とれませんでしたのなら納得できない」、「マディソン郡の橋」を矢口真里騒動と絡め、「イーストウッドがクローゼットの中で三角座り」などなど絶好調。ただただ下世話な話題を大真面目に語るどーかしてる二人。最高!

2022/1/16

寒くて布団から出たくない。しばし布団の中で音楽などを聴きぐだぐだ。いつもより遅く、9時前に布団から出てハムエッグとトーストの朝食。

いつものごとく、妻と買い物。昼はケンタッキーの交換クーポンがあるからということでチキン買って、義母宅に寄ってみなで食べる。ケンタッキーフライドチキン、前に食べたのいつだったか思い出せないぐらい久々。美味しい。

帰宅し、映画を一本。アマプラでクリストファー・ランドン監督「ザ・スイッチ」を観る。気弱で地味な女子高生ミリー。13日の金曜日に連続殺人鬼ブッチャーに襲われ、短剣で刺された瞬間なんと二人の魂は入れ替わってしまう!という俺があいつであいつが俺で、最悪版転校生あるいはこんな「君の名は。」はイヤだ。強面の殺人鬼だったヴィンス・ヴォーンが女子走りで逃げ惑う感じはさすがに面白い。逆に中身は殺人鬼のキャスリン・ニュートンがこれでもかとえぐい描写で殺しまくる。面白かっただけが残るさっぱりした映画で楽し。

トマト缶とひき肉でミートソースを作って夕食。子供の頃、母が作ってくれたスパゲッティミートソースはごちそうだった。大学生になるまでパスタはスパゲッティでナポリタンかミートソースしか知らなかった。カルボナーラ食べたときは驚いたなー。

2022/1/17

昨日作り過ぎたミートソースとスライスチーズを食パンに乗せてトースト。美味しい。

しかし寒い。天井が高く四方を窓ガラスで囲まれた社内はやたら寒く。膝に毛布を掛けてぶるぶる震えながら仕事をしている。あまりの寒さに白湯をのんでいる。で頻尿に拍車がかかる。その男、頻尿につき。しかし50からの如実な頻尿ぶりが凄い。夜、絶対1回は尿意で目が覚める。最近は2回、目が覚める時もある。尿意で目が覚める、そんな歳になったんだね…。

2022/1/18

日記の補完作業。元々水道橋博士さんの日記に触発されて書き始めた日記。古くは1999年から書き綴っているが抜けも多く、過去のHPに書いてた分やTwitterから拾ってここのブログに移し替えている。誰が読むんだとも思うが自分が読むからいいやと開き直って。検索ができるようになると自分的に便利ということもあるし。去年から日記を週一ながら再開して改めて書くことが少し楽しくなり始めた。時々ふと自分の古い日記を読んでみると、それなりに楽しめる。何せ、趣味が一緒だし、笑いのセンスが似てる。さすが俺。

2022/1/19

テレワーク日。とはいえ家から営業に出向き、家から会議に参加。昼ごはんを家で作って食べられるのは嬉しい。きつねうどんと玉子丼。ついつい健康を考え、醤油や砂糖控えめになるけど、やっぱり味付けは下品なぐらいがちょうどいい。

後はradikoでいろんな番組を。「ダイアンのTOKYOSTYLE」はダイアンの漫才のの原型がそこかしこに垣間見られる。「中川家のザ・ラジオショー」は剛のボヤキ節が最高に面白い。「たまむすび~アメリカ流れ者」ではNetflix「新聞記者」について。攻める町山さん、でもこれこそラジオの良心だと思う。「東京ポッド許可局」では笑点論。笑点を真面目に語る新聞・雑誌の描写が面白い。「ビバリー昼ズみうらじゅんゲスト回」全編、何言ってんの?というバカバカしさ。みうらじゅんのぶれない姿勢に感服。…などを聞きつつ。

2022/1/20

今日はまた一層寒い。1日雪が降ったりやんだり。大寒。ということで頭の中にムーンライダーズ大寒町」が流れる。この曲を知ったのは17歳の時だった。ライブアルバム「ザ・ワースト・オブ・ムーンライダーズ」のライブバージョン。武川さんと慶一さん、そして博文さんがボーカルを回していく。これが最高にかっこよくって大好きな一曲になった。そして鈴木博文さんが17歳の時に作った曲だと知って驚いた。17歳だった僕は下手なフォークギターを弾きながらソングライターに憧れた。だがギターの腕は一向に上達せず、曲を作るセンスも才能も根気もなく18歳になり、19歳になり…51歳になった。

正月にふと頭に浮かんだことがある。今年の目標。歌を一曲作るのだ。

2022/1/21

朝から雪が降っている。昼間も雪が降っていた。冬。会社帰りに大津アレックスシネマまで。3月で閉館が決まったアレックスシネマ。随分映画を観たし、仕事でもお世話になった。支配人ともよく映画の話をした。寂しい話だ。

でジア・リン監督「こんにちは、私のお母さん」を観る。興行収入900億という驚異の大ヒットを記録した中国映画。人気喜劇女優のジア・リンが監督、脚本、主演を務める。舞台は2001年。何をやってもダメなシャオリン。母・ホワンインとの帰り道、交通事故にあい母は危篤状態に。そしてシャオリンは気が付くと1981年にタイムスリップしていた。若く美しい母と出会い、母を喜ばそうと奮闘する。ベタな人情喜劇にタイムスリップ、そして最後の一捻りで大号泣。親は子を想い、子は親を想う。亡き母への想い、その極私的な想いを徹底的に追求し映画として昇華。だからこそ多くの人の共感を呼び大ヒットに結び付いたのだろう。お国は違えど、その想いは共通する。

 

今週聴いた音楽は

 

2022年1月8日~14日の話。

2022/1/8

朝食は昨日の残りのクリームシチューとレーズンパン。朝からリッチな気分。ゆっくり新聞を読んで、NETFLIXで「アメイジングスパイダーマン2」。悲しき2代目ヒーローの活躍を見届ける。

京都シネマまで出かける。今日は京都から四条まで歩いて。イム・デヒョン監督「ユンヒへ」を観る。韓国で娘と暮らすユンヒ。そこに日本から1通の手紙が届く。高校生の娘セボムは母に届いたその手紙を盗み見し、手紙の差出人であるジュンに興味を持つ。高校の卒業旅行にと強引に母を誘いジュンが住む小樽へ。20年前、愛し合いながら離れ離れになるしかなかったユンヒとジュン。それは誰にも言えない秘密の恋。小樽の街に降り続く雪は二人の心を映す。20年の年月、二人が思いかけず再会するシーンが素晴らしい。言葉を排し、二人の表情と雪が降る小樽の風景で語る。繊細で詩情に溢れるいい映画だった。

帰りはまた京都駅まで歩く。radikoで「ダイアンのTOKYO STYLE」1/1の特番からのレギュラー放送。面白い!寒い日はやっぱりラーメン。ということで烏丸通り沿いのラーメン屋で遅い昼食。豚骨醤油背脂に細麺でまさに求めてた味、美味しく頂く。

夜、我慢しきれずレイトショー。ユナイテッドシネマで「スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム」を観る。いやー素晴らしかった。町山智浩さんの言われた通り、旧作観といてよかった。特に直前に観た「アメイジングスパイダーマン」2作が効いた。とあるシーンで涙溢れた。まさにすべてのスパイダーマンを、倒された悪役たちを抱きしめる素晴らしい結末。くーっ誰かとこの感動を話し合いたい!

大いなる力は大いなる責任を伴う。これはあらゆる力を持つ人に心に刻んで欲しい。腕力を持つ人も、財力を持つ人も、もちろん権力を持つ人も。その力を自分の欲望や怒りに使うとどうなってしまうのか。それが今の世界だ。ヒーロー映画の悪役みたいな人たちが自分の欲望の為に力を行使する。悪役たちに自分を重ね、現実から目を逸らす人たち。悪役に媚びへつらい、その汚れた力の恩恵にあずかろうとする人たち。そっちに転ぶのか、それともそれを拒むのか。現実の世界にはヒーローはいない。だからこそ僕たち一人一人がヒーローにならなければいけない。

と思わず熱くなってしまう。映画はいつも現実を映す鏡だ。

2022/1/9

ハムエッグとレーズンパンの朝食。いつものように妻と買い物に行って、昼は焼きそば。最初に麺だけをしっかり焼いてから、炒めた具材とソースを絡めるスタイルで。

今日もまたNETFLIXで映画を一本。チョ・イルヒョン監督「#生きている」を観る。突如発生したゾンビウィルス。街は一気にパニックに。その状況を知りジュヌはマンションに閉じこもる。向かいのマンションの一室で同じく閉じこもるユビンと協力し合いサバイバル生活が始まる。新感覚のゾンビムービー。サクッと観られて楽し。

夕方から京都へ。二条駅から歩いて拾得まで。大学時代からの親友Mの誘いで鈴木祥子さんのライブへ。一時期は毎月のごとく通った拾得だが、ここ数年すっかり足が遠のいていた。祥子さんのライブも一時期は随分通ったが2009年以来、実に12年ぶり。初めて祥子さんのライブに行ったのはアルバム1991年「long long way home」リリース時のツアー。その時もMと一緒に行った。ロングヘアーでギターをかき鳴らす祥子さんがかっこよくってねぇ。それから随分ライブにも通ったなぁ。で今日のライブは今までの全アルバムから1曲ずつ演奏ということで、懐かしい曲もいっぱい聴けて良かった。岡村ちゃんのカバー「イケナイコトカイ」は絶品!改めて素晴らしきシンガーでありソングライターであることを認識。

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2022/1/10

祝日。ハムとマヨネーズのトースト。録画していた昨日の大河ドラマ三谷幸喜脚本「鎌倉殿の十三人」を。小池栄子、宮澤エマが良い。さて最後まで見続けられるか。昼はきつね&餅入りうどん。休日の昼は麺になるな。

NETFLIXでリン=マヌエル・ミリンダ監督「tick,tick...BOOM!」を。ミュージカル「RENT 」を生んだ作曲家ジョナサン・ラーソンの自伝ミュージカルを、現代のミュージカル界の天才・リン=マヌエル・ミリンダが映画化。主演はアンドリュー・ガーフィールド。なんたる芸達者ぶり。イケメンだけど、どこか情けなく憎めない。「スパイダーマン」観たとこってのもあってすっかりファンになった。映画も素晴らしかった。

今日は珍しく家族全員休みだったので夜は家族でしゃぶしゃぶ。正月に実家からもらってきたちょっといいお肉で。

食後に金属バットとランジャタイの祇園花月でのイベントを配信で。M-1の裏話、面白い。

家族でこうしてご飯を食べて、お笑いを観て過ごす。これ以上のことがあろうか。

 

2011/1/12

寒い。TBSラジオ、伊集院さんの朝ワイド番組終了の報。自分もラジオ制作に関わっていたのでいろいろ思うところがあるが、7年続いてこうして惜しまれて終了できる。十分幸せなことだとも思う。基本ラジオ番組の終わりは寂しく理不尽だ。番組の評価やリスナーの想いなどとはまるで関係ないところで終わっていく番組がどれだけ多いか。これ以上は愚痴っぽくなるからやめよう。今もまだ俺は泥水をすすっているのだ。

モルモット𠮷田さんによる「戦場のメリークリスマス」の記事がめっぽう面白い!出演を決めるビートたけしがまたかっこいいんだ。ここだという時に一線を飛び越える瞬発力と決断力。その嗅覚みたいなものが凄い。

cinemore.jp

radiko北野誠さん×水道橋博士さん「深夜の雑談」を。打ち合わせ無しにさっと収録に入る誠さん。「打ち合わせ無しで1時間ぐらい喋れんでどうすんねん」というかっこよさ。せやねん、せやなー。と頷く。誰とも"かぶら"ないキダ・タロー先生を仲人に立てた話など面白い。大阪は上岡龍太郎が引退し、中島らもが死に、サイキックが終わったことで大きく変わった。非吉本で始まった「探偵ナイトスクープ」の現在の布陣を見ればわかる。吉本と維新が幅を利かせた不寛容な都市。

2022/1/12

夢の中に出てくる「街」がいくつかある。それは実家がある京都の向日町周辺だったり、祖母が住んでいた百万遍辺りだったり、大阪駅周辺だったりするのだけど、それは実際の街とはちょっと違う。なんだけど20年ぐらいの間に何度も何度も夢の中に出てきてて、確かに夢の中に存在し続けている。例えば夢の中の大阪駅には巨大で長い階段があって、その途中には百貨店に入る入口。駅の一番端のホームからは京都行きの電車が走っている。そのほかにも細かく地図が書けるぐらいに設定されているんだけど、何度も何度も出てきてるから、僕もその街の地図を把握していてあそこに本屋があってとかレストランがあってとか認識ができている。ある日の夢で店が改装してたら、数か月後に観る夢ではちゃんと新しい店になっていたり。夢に出てくる実家周辺などは店の入れ替わりを何度もしていてその過程も20年ぐらいに渡って夢の中で観ている。何度も何度も夢の中に同じ街が出てくるから、現実の世界とは別にパラレルワールドのようにその街がどこかに存在しているように感じている。これってよくあることなのだろうか。

2022/1/13

久々にテレワーク日。コロナもまた増えてきて何かと心配。

妻も休みだったので昼は二人でサッポロ一番みそラーメンをすする。サッポロ一番塩ラーメン&みそラーメンはソウルフードって感じがあるな。子供の頃から今も大好きな袋めん。塩ラーメンは玉子&餅トッピングが好きだったが、みそラーメンには前日の残り、冷めたエビフライをトッピングするのが好きだったな。

radikoで「爆笑問題カーボーイ」。ビートルズのドキュメンタリー「ゲットバック」話。いかにこのドキュメンタリーが面白いか、ビートルズが凄いかを、自分たちのネタ作りなどと絡めて熱弁するんだが、あまりの面白さにぶっ飛んだ。観たい!と思わせる話芸だったなー。

ほかにも「中川家のザ・ラジオ・ショー」「東京ポッド許可局」「たまむすび~アメリカ流れ者」「ビバリー昼ズイッセー尾形さんゲスト回)」「アフター6ジャンクション(ムービーウォッチメン映画「偶然と想像」回)」など。聴くべきものが多すぎて時間が足りない!

2022/1/14

雪。数年前の大雪の日、通勤中に3回も滑って転んだことがあって、それ以来雪の日の通勤は細心の注意を払っている。

番組の収録でいっしょになったパーソナリティさんと「スパイダーマン」話。やっと観ている人と会えたので「良かったよねー」と語り合う。すべてがネタバレになってしまうのでまだ観てない人とは話できないからね。というかそもそも映画を観てる人が少なすぎる。一応、エンタメ業界にいるのだが、まー観てない。ぞっとするぐらい観てない。音楽も聴いてなきゃ、ラジオも聴いてない。一体何が好きでこの世界にいるの?と思ってしまう。もはや不思議に思う。

てなこと思いつつ今日も地道に営業。くーっ、辛い。久々に杉作J太郎さんの「ファニーナイト」。「プッチモニ」の番組を録音するために、ラジカセを持ち歩いていたという話に爆笑。女性との食事中、番組が始まると店を抜け出し電波のいい場所を見つけ録音ボタンを押し、紙袋に入れたラジカセを茂みの中に隠し、そのまま食事の場に戻っていたという回想をひとしきり話した後、「…はっきり言って、どうかしてました…」というJさんの語りのたまらない可笑しみ。

 

今週聴いた音楽は

 

 

2022年1月1日~7日の話。

2022/1/1

お正月。病院勤めの娘は朝から仕事へ。偉い。雑煮を食べて、妻と実家へ。帰省している兄も一緒に近くに住む叔父のところに寄って墓参りも済ませ、母手製のお節を頂きゆっくりと。お節が美味しい毎年なら夕飯まで食べていくのだが、今年は娘が帰ってくる前に帰宅。実家から頂いてきたお節を家族で食べる。

年末にUPした水道橋博士さんの「藝人春秋Diary」の書評。博士さんからリクエストもらい大晦日に8時間かけてさらに増強。9000字まで膨らました。一生懸命書いたのでぜひ多くの方にお読みいただきたい。

博士さんのnote版は写真も加わり、さらに増強された完璧版!

note.com

2022/1/2

今日も娘は仕事。偉い。ついにNetflixに入ったので早速、劇団ひとり監督「浅草キッド」を観る。笑って泣ける王道エンタメ。とにかく柳楽優弥が凄すぎる。若き北野武が持つ優しさと凶暴さ、才気や狂気の芽がその目や佇まいから滲み出ている。滅んでいくことを選んだ師匠・深見千三郎、そして門脇麦が演じた夢破れた踊り子はもう一人のたけし。「人生切ってきた」という台詞が印象的だが、たけしが切った人生がそこにある。師匠・深見千三郎への深い想いを持ちながら、そこを切って踏み越えていく。思えばビートたけしは常にそうやって生きてきたように思える。浅草、漫才、TV、映画、事件に事故、独立騒動に至るまで。誰もが越えられないでいる一線を越えていく大胆さと瞬発力。そして絶対外さない。ビートたけしの凄さを改めて感じながら観た。

妻とパスタの昼食。

午後にはもう一本。チョ・ソンヒ監督「スペース・スウィーパーズ」を観る。韓国発SFアクション。いやはやもはや韓国映画はここまで到達してるんだな。かっこいい船長を演じるキム・テリ嬢がいいね。願わくば大きなスクリーンで観たかった。

夕方から妻の実家へ。仕事終わりの娘も合流し、鴨なべ。皆でワイワイと食べお腹いっぱい。義母はいつも明るく元気になる。

2022/1/3

今日も娘は仕事。正月三が日とも仕事って大変だな。本当に偉いと思う。あんたは偉いっ!

今日も映画。町山智浩さんが以前紹介していてずっと観たかったアリス・ウー監督「ハーフ・オブ・イット:面白いのはこれから」を観る。中国系の女子高生エリーは頭脳明晰であるが白人が多い田舎町で友達もいずひっそりと暮らしている。ある日、エリーはアメフト部のポールからラブレターの代筆を頼まれるが、その相手は彼女が密かに想いを寄せるアスターだった。美人ゆえに誰も自分をわかってくれていないと心の奥で思うアスター。エリーが書いたポールからのラブレターは彼女の心に刺さる。単純だけど偏見なくエリーと付き合うポールは、やがてエリーのことが気になってしまう。おかしな三角関係、まさに三すくみ状態の先には…ってな話。傑作!素晴らしかった。それぞれが自分以外の他者と向き合い、時に傷つけあう中で3人は成長する。自分自身がかぶっていた殻を破り、本当の自分を知る。愛すべきトライアングル。3人のことが大好きになる映画だった。

夜は来るべき新作の為に「スパイダーマン」旧作を見直す。サム・ライミ版の1は既に見ているので2から。

2022/1/4

娘は休みだが、今日から妻は出勤。なんだか俺だけ休みまくってる感じ。で朝からまた映画。未見だった大島新監督「なぜ君は総理大臣になれないのか」。政治家・小川淳也を追ったドキュメンタリー。政治の世界はやはり難しい。というよりこずるくて、汚い世界なんだな。愚直で熱い小川淳也もまた理不尽な選択に迫られる。市民の為、国民の為がいつのまにか勝つ為の政治になっていく。希望と絶望が半々だ。来るべき「香川一区」も見なくては。

サッポロ一番塩ラーメンにお餅&玉子を入れて食べる。子供の頃から冬場はよく塩ラーメンにお餅入れて食べてた。懐かしくて美味しい。

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午後はまた「スパイダーマン」。サム・ライミ版の3。町山さんが言う通り、スパイダーマンが闘うのはもう一人のスパイダーマン。闇に落ちたもう一人の自分だ。嫉み、妬み、不遇が闇に落ち、怒りと欲望の怪物になる。だから酷く悲しい。正義の味方はただそれを叩くだけではいけない。そこからどう救い上げるのかを悩み、泣きながら叩くのだ。

夜は久しぶりにカレーを作る。お節もいいけどカレーもね。なんてCM、いまはもうないのね。

2022/1/5

仕事始め。もちろん調子は出ず(きっぱり)。でもまぁなんとか乗り切り、夜はまた「スパイダーマン」。「アメイジングスパイダーマン」に突入。エマ・ストーンはやはり魅力的。

2022/1/6

朝ドラ「カムカムエブリバディ」。深津絵里を毎朝拝めるだけで幸せな気持ちになるな。ありがたや。仕事はまだまだ本調子じゃないが、諸々やることは多し。

夜は「アメイジングスパイダーマン2」に突入。がちょっとお疲れ気味の為、半分まで。寒くて縮こまっているからか、背中や腰、肩が痛い。アイリスオーヤマの布団乾燥機で布団をあっためて潜り込む。これが実に気持ちいい。もはやそのために早く寝たいという感じ。

2022/1/7

今日も朝ドラの深津絵里を拝んでから会社へ。夜にやる仕事があって「スパイダーマン」の新作はおあずけ。どちらにしろ町山さんの言いつけを守って「アメイジングスパイダーマン2」観終わってからじゃないと。