日々の泡。

popholic diary

休日日記。20181110

土曜。朝から妻と買い物。ちょっと仕事の絡みもあって堅田まで。車中は先日、土田英生さんに出て頂いた番組をradikoタイムフリーで。元々、土田さんのお芝居は演劇ファンだった妻の誘いで観たのが最初。付き合い始めの頃から結婚した後も二人でよく観に行った。次の公演は久々に妻と一緒に行きたい。

で午後は毎年箱買いする北海道ジャガイモを使って年に一度のコロッケ作り。妻はこういう手の込んだ料理は一切しない人なので、1人黙々と。ジャガイモを茹で、挽肉と玉ねぎを炒め、混ぜ合わせて俵型に。とりあえずタネを作り終えたところで冷蔵庫で寝かす。

その間に映画を一本。クイーンの映画「ボヘミアン・ラプソディ」を観る。クイーンに特に思い入れがあるわけではない。多分僕から5~10歳ぐらい上の人がドンピシャの世代かな。中学生の頃、MTVブームなんかがあって洋楽はほっといても耳に入ってくる感じだった。「ライブ・エイド」のテレビ中継も観たなぁ。でフレディについては、ロック義務教育に必ず出てくる人物だし、亡くなった時にも大きなニュースになったので多少は知っている。その程度だけど。映画はクイーンにフレディが加入するところから始まる。とても複雑な内面を抱えたフレディ。天才だが、異端であり、孤独。名前を捨て、家族を捨て、自分の居場所を作ろうとする。ボロボロに傷つき、傷つけながら、やがて自分自身の"家"に気づく。ラスト20分。その人生がパフォーマンスとして見事に昇華していく様は圧巻。思わず涙が出た。とても美しい物語だった。

で帰宅してコロッケ作り後半。冷蔵庫で寝かせたタネを小麦粉を卵と水で溶いた液にくぐらせパン粉をまぶす。多めに作ったので半分は夕飯に、半分は冷蔵してまた今度。高温の油で揚げて出来上がり。コロッケにはウスターソースをかけて食べる。子供の頃からこれが好き。半分に割って、ジャガイモのとこにソースを染まて。手間をかけた分、美味しい。