日々の泡。

popholic diary

休前日日記。20181109

金曜。午後半休をとる。いまだ振替休日が50日以上溜まっているという…。

で家で少し休んで、京都まで。拾得にて武川雅寛さんのライブ。開演間際、バタバタと入ってきて僕の隣に座った男性。なんと大学時代の友人S君。ギター部の活動で知り合った他大学のS君とはお互いムーンライダーズファンということですっかり意気投合。CDを貸し合ったり、S君のアパートでいっしょに曲を作ったりもした。で数年前にネット上では再会してたんだけど、実際リアルで会うのは実に25年ぶり!ムーンライダーズがきっかけで仲良くなったS君と、25年の時を経てムーンライダーズの武川さんのライブで再会するとは!

でライブだが、これがもう実に素晴らしかった。まさに全身音楽家。ヴァイオリンが、ギターが、トランペットが、まるで身体の一部であるかのようで、武川さんそのものが音楽を奏でる為に存在していると言いたくなった。芳醇で成熟した音楽でありながらパンクでアヴァンギャルド。大きな大きな音楽の海がそこにはあった。あぁこれは完全な「芸」である。とびきり見事な名人芸。多くの音楽家に愛され、多くの音楽ファンに愛される武川さん。その存在感の大きさたるや、まさに「くじら」である。