日々の泡。

popholic diary

2013年2月上旬のTweet

2013/2/2

今日は映画には間に合わなかったけど、帰ったらHMVから韓国盤5枚到着!レコードやCD買い始めてもう四半世紀以上経つけど、新しい音楽と出会うワクワク感がまだある。韓国音楽と出会ってここ数年はワクワク感がまた上がってきてる気がする。

でまずはAquibirdのミニアルバム聴く。ただのポップソング。ちょっと心が軽くなるような。それだけで嬉しい。昔からずっとこういう音楽が好きだった。

2013/2/3

今日は映画を一本。トム・フーパー監督「レ・ミゼラブル」観てきた。俺に楽しめるのか?と思ってたが、結果見て良かった。3時間近い上映時間も気にならなかったなー。ジャン・バルジャン、なかなかガンバルジャン!なんて…

ちなみにジャン・バルジャンダジャレはつかこうへい著「井戸のある街」からの引用。

映画「レ・ミゼラブル」。ヒュー・ジャックマン、アン・ハサウェーはじめ役者陣みな素晴らしい歌いっぷり。しかし80年代に青春時代を過ごしたものとしては鹿賀丈史滝田栄斉藤由貴島田歌穂に思わず脳内変換

2013/2/4

今日は会社帰りに映画を一本。チョン・ジェホン監督「プンサンケ」観てきた。最初から最後まで一言も話さない主人公。北と南に分断された国に横たわる悲しみと、笑えない冗談のような現実を、ケレン味溢れるエンタティメントで見せる寓話。非常に「変」で「歪」な映画なれどガツンとやられた。切ないラブストーリーであり、サスペンスであり、ハードなアクション満載であり、ギリギリなバイオレンス描写もありの、シニカルな視点もあり、それでいて悲しみが根底にはずっとある。脚本はキム・ギドク。分断された国家、その現実を芸術に昇華する物語に唸った。

2013/2/7

今日聴いてたのは新人シンガー・おおたえみりさん。小西康陽さんが激推ししてたので興味持ったんだが、これは確かに凄いや!

2013/2/10

今日は映画を一本。ウェス・アンダーソン監督「ムーンライズ・キングダム」観てきた。これは成長の物語。完璧なまでにデザインされたポップでキュートでファニーな世界。しかしその根底には、人を思いやる気持ちが「成長」に繋がっていくという真っ当な物語がある。

2013/2/11

今日も映画を一本。高橋栄樹監督「DOCUMENTARY OF AKB48」観てきた。「ドーランの下に涙のAKB」とポール牧師匠ばりに言いたくなるような作品。前作は壮絶な戦争映画の様相だったが、今作はよりずっしりとくる重さがあった。文化祭はいつか終わる。やるせなく果てしない物語。前田敦子の卒業を中心に、様々な形の「離脱」が冷徹に描かれる。メンバーたちはしきりに「第二章の始まり」と言っていたが、それは「終わりの始まり」でもある。そしてそのことを、(特に初期の)メンバーたちは完全に気付いてるように見えた。永遠に続く夏休みは無いし、終わりのない文化祭は無い。その悲しみ。ヒリヒリする胸の痛みが溢れていた。しかし奇しくも昨日見た「ムーンライズキングダム」同様、これは「成長」の物語でもあると思ったな。あと高橋みなみの「出来る上司」「頼れるリーダー」っぷりに痺れた。インタビューに答える高橋みなみが最後にはもはや佐藤浩市に見えてきたよ。

2013/2/14

娘、志望校に合格。家の中の緊張感が一気に解けたなー。