2013/2/19
今日は代休とったので映画へ。アン・リー監督「ライフ・オブ・パイ」やっと観た。息をのむ映像で描く荒唐無稽なストーリー。その荒唐無稽さで語られるのは、「物語」の物語。なぜ人は物語を創造し、物語に魅せられるのか。グッときた!
で、もう一本。キャスリン・ビグロー監督「ゼロ・ダーク・サーティ」観てきた。こちらは物語の入り込む隙間の無い、容赦ない現実を映し出す。「正義」の行く先は一体どこなのか。映画の最後に、ただ虚しさだけが残った。
「ライフ・オブ・パイ」「ゼロ・ダーク・サーティ」は全く正反対の描き方だが、どちらも映画である意味がある。観終わった後、何度も反芻しながら自分の中で「考え」を蓄積していける。
2013/2/22
昨日は東京日帰り出張、今日は会議で神戸。移動中はずっとポッドキャスト。「東京ポッド許可局」「ラジオはたらくおじさん」に「現代漫才論(仮)」「水道橋博士のWanted」に「ラジカントロプス」さらに「ビバリー」「たまむすび」までと、もはや追いつかない状態。で、寝る前には八木早希アナの韓国語講座。自分でもちょっと詰め込み過ぎかというぐらい言葉を頭に詰め込んでる。
いま猛烈に詰め込んでるのは、4月から猛烈に吐き出してやろうと思ってるから。うまくいくかわからないけど、過剰に仕事してやろう。ポッドキャストで水道橋博士の言霊に触れ、自分を奮い立たせてる。
2013/2/23
今日はライブ。直枝政広@solecafe。魂の歌唱、魂の演奏。歌の強さが半端ない。50を迎えた不器用で大器晩成なシンガー。そして間違いなく日本で最も凶暴で、最も優しいシンガーである。直枝さん、顔や声に刻まれた30年の歴史と重み。本当に今、日本のロックのど真ん中にいると思う。その存在はもっともっと知られるべきだし、その音楽はもっともっと聴かれるべき。ファンとしても照れずに叫びたい。カーネーション、今聴かないでどうする!そりゃ好みとかあるんだろうけどさ、はっきり言うけど、カーネーションはファンモンだとかソナポケだとかの700倍ぐらい聴かれるべきだし、いきものがかりとカーネーションが大好きって若い子たちがいて然るべきだと思うよ。知ってる人だけ知ってればいいとかじゃいけないバンドなんだよ。カーネーション、ライブ映像とかバシバシYouTubeにでもUPすべき。知られることに照れちゃダメだ。例えば僕のこの小さな声だってさ、最近のライブ映像といっしょに呟けば、少しかもしれないけど裾野は広がる。恩返ししたいんだよぉ!
ということで大拡散希望!今、聴くべき日本のロックバンド・カーネーション。最も凶暴で、最も優しいロックモンスターがこれだ!
しかし直枝さんが博文さんの話してるの聞くとなぜかグッとくる。博士が殿のことを語ってる時のように、談春が談志のことを語ってる時のように。俺が初めて買った直枝さんのレコードは「DUCK BOAT」。あの時の二人の写真がいいんだよ。
2013/2/24
昨日のカーネーションTweetに思った以上の反響。これからも、もうしつこいよってぐらいカーネーション最強にして、最高って言っていく所存。「好きなバンドは?」って聞かれたら「カーネーション!」って答える。でその後「あぁあの最強で最高のバンドね」って言われるぐらいにしたい。
で、今日は朝一で映画。ピート・トラヴィス監督「ジャッジドレッド」観てきた。まさにA級のB級映画。近未来を舞台に閉ざされた巨大ビルの中で繰り広げられる大アクション。無慈悲なバイオレンス描写の中も、観たことないような美しき「スローモー」映像に痺れた。映像も音楽もめちゃめちゃスタイリッシュでかっこいいし、まさに驚愕の3D体験を堪能できる。が、この予告編、それを微塵も感じさせない作りになっとる。
映画「ジャッジ・ドレッド」。戦うヒロイン、オリヴィア・サールビーが素晴らしい!決して強くない、その儚げな表情にグッときた。
で、今日はさらにもう一本。デヴィット.O.ラッセル監督「世界でひとつのプレイブック」観てきた。心を病んだ男と女、ロマンティックの欠片も無い二人の物語は、最後の最後に最高級のロマンティックを持ったラブストーリーに!いやー良かった!とにかくジェニファー・ローレンスが最高。観た人全員彼女の事を好きになっちゃうだろう。めちゃめちゃ美人ってわけでもないのに、表情の一つ一つが魅力的で、ハートを鷲掴みにされたなー。
2013/2/26
BoA師匠のドが付く名曲「Only One」日本版。これ韓国曲の日本語化の最も成功してる例ではないか!そして作詞・曲は師匠自身という事実。素晴らしい!