日々の泡。

popholic diary

難しくない

さて随分前に見たライブの話。久々にK-POPの現場シリーズだ!そんなわけで行ってきたぜ!T-ARAのJAPAN 1st Tour。
「Roly Poly」に「Lovey Dovey」とディスコ路線でブイブイ言わせてるT-ARA。その独特のワチャワチャ感。いい意味での雑さと軽さ。言うならば「キャバクラ感」が高いグループ。そんなT-ARAのコンサートは、ひたすら能天気な楽しさに満ちていて、思わず「T-ARA、いい店だなぁ」と感嘆。客層は若い女の子だけじゃなく家族連れも意外に多かったり、僕みたいなおっさんファンも多く、幅広く受け入れられてるんだなと実感。少女時代よりはKARAに近い受け入れられ方なのか。難しくなくて、適度に軽くて、キラキラしたエンターティメント性はそんな幅広いファン層も納得でしょう。実際、会場全体にお祭り的な多幸感があった。クオリティとかもういいんだよ!という楽しさ。リップシンクなんてもはや合わなくて上等!的な。
しかしガールズグループは観ていて楽しい。抜群のファンサービスに気配りが素晴らしいソヨン、ウンジョンの安定感のある営業力。そして美少女・ジヨンのダラダラぶりが、これまた逆に最高。「“志村けんのだいじょぶだぁ”で“ウンジャラゲ”を踊る石野陽子」のような覇気のないダンス。その癖、声援は誰よりも多いという横綱ぶり。そして普段、覇気のない印象のキュリが最も元気いっぱいダンスを踊っているという。キュリの評価が急上昇したね。こんな風にグループ全体を見つつ、メンバーそれぞれにフォーカスを当てても愉しめるというのが楽しい。これもまたコンサートのいいところ。あとボラムが思ってる以上に小さくて感動したね。しかーし、一番俺のハートを掴んだのはファヨン。顔良し、歌良し、ダンス良し。T-ARAの屋台骨を支えているのはファヨンに間違いない。攻めも守りもいけるアイドル職人。ファヨン、最高!
ま、一つ難点を言えばせめてアンコールぐらい韓国語で歌ってよ。ってとこか。全編歌もMCも日本語。努力の上でのサービスなんだろうけど、韓国語で歌うT-ARAが僕なんかは好きなんだよなぁ。