日々の泡。

popholic diary

ひみつ

せめて週一更新ぐらいは。ということで。
ここんとこ毎週土曜は映画の日という感じでいろいろ観てますが覚書程度に。
マット・リーヴス監督「モールス」観る。「キックアス」でヒットガールに扮して大人たちを殺しまくっていた、クロエ・グレース・モレッツちゃんが謎めいた少女を演じるサスペンスホラー。孤独な少年と孤独な少女が寒い町で出会うところから話は始まる。孤独な魂は孤独な魂を知る。寄り添いあう二人の孤独。しかしやがて恐ろしく悲しい現実が露わになる。そんなお話。クロエ嬢の決して拭い去ることのできない孤独な悲しみが伝わってくる表情。これが素晴らしい。そして猟奇な描写多数なれど、孤独な二つの魂が触れ合う時間に流れる甘酢な感じがなんとも胸にグッときた。