日々の泡。

popholic diary

空も飛べるはず

はい。一週間ぶりの御無沙汰になっちゃいましたね。イベント仕事も一段落してちょっと余裕が…でてくるわけでもなく現場仕事に事務仕事と相変わらずの日々。とはいえ、しっかり少女時代の日本デビューCDは発売日前日に購入。
で今日、金曜はやっと夏休みだ!少女時代生ライブの「とくだね」は録画しとくとして、朝から大阪まで。
まずは国立国際美術館で「横尾忠則全ポスター展」。なんつっても「全ポスター」。その圧倒的な量。そして質。パワースポットとやらがブームらしいが、横尾さんの展覧会はパワーに満ちあふれていて、いつもそこに身体を置くと、こっちまでパワーがみなぎってくる。心の修学旅行が騒ぐんだ。前日の会議でちょっと凹むようなことがあったのだけど、自分を信じていいんだって背中押された。いつでも自分のターニングポイントには横尾さんの展覧会がある。きっとまた何かが起こるだろう。
で地下鉄で天保山まで出てサントリーミュージアムへ。水道橋博士絶賛のIMAXシアターでの映画「HABBLE 3D」観に行く。なにしろ20m×28mの巨大スクリーン。地上600Km上空の軌道上を周回するハッブル宇宙望遠鏡。このハッブルの修理と性能向上というミッションを遂行すべくスペースシャトルアトランティスは飛び立つ。宇宙空間での「鍋つかみをはめたまま脳神経手術を行うような」作業。その作業をまさに目の前で観てるような臨場感。っつーか「臨場感」なんてものじゃないほどのリアルな体感ぶり。まさに「この宇宙の真ん中で」。3D=飛び出すというよりはもう完全に宇宙に飲みこまれるような感覚。ハッブルが撮影した宇宙映像。それは紛れもない宇宙そのもの。何万、何億という星の中を突き進んでいく。もう言葉にできないぐらいの圧倒的な感動。ここまでの体感、宇宙行ってきたって言っていいレベル。とにかく行ける人は絶対体感すべき。

そしてモダン焼きの昼食、ソフトクリームなんぞ食べながら梅田に戻り、ちょっとタワー覗く。少女時代バージョンのタワレカード欲しさに買い物。相当重症だな。
そしてこれまた水道橋博士絶賛。行きの電車内で聴いてた「キラ☆キラ」ポッドキャストで小島のオジキ&宇多さんも大絶賛していた「ヒックとドラゴン」観るべく京都まで。最終日の最終上映。時間的に厳しいかなと諦めかけてたけど、これはもう観るしかないと映画館まで走る。
で「ヒックとドラゴン」観る。長年にわたって戦いを続けてきたバイキングとドラゴン。冴えないバイキングの少年・ヒックは、傷ついたドラゴン・トゥースと出会う。本来、敵同士であるバイキングとドラゴン。だが、2人の距離は少しずつ縮まっていき、やがて強い絆で結ばれていく。そしてその絆がもたらしたものは…というお話。最初に言っておこう。大傑作!ここには人々が映画を愛してやまない理由の全てがある。先の「HUBBLE」同様、この映画にも3Dで体感する意味が多いにある。ドラゴンとヒックの飛行シーン。ここでの昂揚感たるや!もうその体験だけでも涙ものなのだが、そこにある物語が素晴らしい。少年の成長物語であり、友情物語であり、父と子の葛藤と絆、お互いを理解し合うことで生まれるコミュニケーションの大切さ、などなど様々な要素があり、そしてそれら全部ひっくるめたうえで、冒険活劇として、映画としての面白さに満ちている。もうなんか胸の中が沸き立って、泣いた。

と今日は最高の休日になったな。簡単には使いたくない言葉だけど、感動があった。心が感じ、心が動かされる。これぞ人生也。